ねこライフ

うちのねこsがゲストに「シマちゃん」を迎えての徒然。

お散歩計画:失敗編

2010-05-22 20:03:54 | たみぃ
猫ライフ96日目。

もう3週間前になりますが、今月の初め、たみぃにハーネスとリードを付け、だっこしてうちから目と鼻の先の公園へ向かいました。

やっと暖かくなったし、ちょっと日光浴でもしてもらおうという魂胆で。

でも、公園内には活発に遊ぶお子たちがおり、たみぃ的に避けたいだろうと、中には入らず、人気のない入口の階段で地面へ下ろしてみた。

すると、ちょうど車を降りてきた若い男女に赤ちゃんという組合せがこちらへ向かって来ました。

たみぃは既に逃げ腰でしたが、私にはこれほど無害な人々もいないと思われたので、とりあえず落ち着いて挨拶をと、カップルの男性に「こんにちわ」と言いましたが、ひきつった感じに無視されました。

ネコに紐付けてるヘンな奴、と思われた模様です。
赤ちゃんを抱いた女性の方は、あからさまに警戒していました。

しかし彼らは目的地である公園に達すべく、着実に歩みを進め階段を上って来ます。

すれ違う、というタイミングで、それまでびくびくしていたたみぃが、びゅっと脇の植え込みの間に飛び込みました。

私の方は、先方に警戒されこそすれ、自分は何の危機感も抱いていなかったので、無難にすれ違えばいいや、と思っていました。だから、たみぃの行動にびっくり。リードも制御できていないので、植え込みの奥へ逃げ込もうとするたみぃにぐいぐい引っ張られます。

ああ、私には全く怖くないああいう人々の接近でも、たみぃにとっては恐怖だったのねーと思い、ごめんごめんと言いながら、ますます植え込みの奥を目指す彼女を引きずりだして、しばらくだっこしていました。

もう今日はあきらめようと思って立ち上がった時、すぐ先の角で、優雅にお散歩するネコとそのリードを自然体で持つ男性が見えました。

彼らの姿は何度か目にしているので、ご近所さんだと思われます。
ネコはあくまでネコペースで落ち着き払っており、リードを持つ人もまたしかり。

自分たちのケースとは正反対の光景を見せられ打ちひしがれたのですが、アパートに入る前、ふとたみぃが向かいのマンションの駐輪場に興味を示したので、またうっかり下へ降ろしてしまいました。

今度は、たみぃが私には通れない狭い場所経由で駐輪場へアクセスしようとするのに参りました。リードは長さが災いしてあちこちに引っかかるし。

そして間の悪いことに自転車が接近してくる。

それは、我々の目の前の駐輪所へまっすぐ進入してきました。

そして、またしてもパニックしたたみぃは、今思い出してもひやりとすることに、一瞬にして私の前を飛び越し、駐輪所向かいの車道へ飛び出しました。

前後左右、車の影はなかったのが全く幸いでした。

車道のど真ん中に仁王立ち(四足ですけどね)のたみぃを見て呆然とした後、私は、何やらぐずる彼女を抱えてほうほうの体で自室へ逃げ帰ったのでした。

リードを握っていても、私はその範囲でたみぃがどれだけ動けるかを全く把握していませんでした。あと、何が彼女に恐怖を与えるのか、そしてパニックの原因や結果についても。

実は、外へ連れ出すのはこれが三度目。

初めは、自室の外へちょっと出してみただけ、アパートからは離れませんでした。

ハーネスとリードを着けられたたみぃは、それだけで違和感マックスだったらしく、ほふく前進しかできなかったので、そして、アパート内で全く人通りがなかったため、事なきを得ました。

二度目は、今回と同じ公園へ行こうとしたのですが、私の思惑に反し、たみぃは公園内よりもその周囲の斜面探索に夢中になり、私がフォローできない場所ばかり行こうとするので、早々に抱き上げて連れ帰りました。

このように遅々として進まないお散歩計画ですが、外をちょっと見て回れたら、家猫のストレスは緩和されるんじゃないかと思っているので、あきらめずに再度チャレンジするつもりです。

犬の場合、首輪に付けたリードを飼い主がぐいぐい引っ張ることにより、頸椎が炎症になることが多いと聞いたので、そういう無理な力のかからないものをと思って、お散歩装備もあれこれを試しています。

初めに購入したのはベスト型。



しかしエムサイズなのに見た目苦しそう、ぷらす暑苦しい。

しかも、この後、ベランダに出して目を離した折に、たみぃがこのベストをきれいに脱ぎ捨てているのを見て、使用不可が決定となりました。どうやって縄抜けしたのかは謎なんですが、マジックテープでとめられているどの継ぎ目にも破たんはない、ということは前足をどうかするだけでするりと脱げたという事になります。

そして次に、細いひも状で8の字型のハーネス。



写真はよく見えてませんが、白地に黒の豹柄みたいなので、ベスト型についていた紐の部分だけみたいな感じ。

8の字の上の輪っかを頭に通し、留め具のついた下の部分は前足の下をくぐらせます。

これは、ベストほど圧迫感がないせいか、本人も割と普通にしていました。

ただ、こういうのを装着するときまって無口になってしまい、にゃんとも言わず腹這いになったきり、移動もそのままずるずる、というのが何だかかわいそう。

しかし、この紐、頭を入れる部分も小さく、胴周りもきっちり留めているのに、ある時たみぃはするりと脱ぎました。目の前でやってくれたのですが、今思い出そうとするとどうなっていたのか記憶が定かでない。でもとにかく、その気になればいつでも脱げるのよ、こんなもの、という顔をしてました。



そして今使おうとしているのが、この可愛い手作りハーネス。作ったのは私ではありませんが。

これは、軽い布ということもあり、前の二つに比べると、たみぃははるかに普通に動いているようです。ごはんおねだりの声も普通に出しています。



ただ、やはり違和感はあるようで、しきりにこうやってその辺りを舐めます。

ゆったりした作りですが、前足を抜く事ができなければ脱げないようになっているそうです。



これを嫌いにならないように、今、ごはんタイムには装着、ということをしているんですが、もしかしたら胴周り、ちょっと締めすぎなのかも。常にぺろりとごはんを平らげていたたみぃが、なぜか半分残して、残りは後から、という事をしています。

まだまだ発展途上のお散歩計画なのですが、識者のアドバイスを受けつつ進めて行く所存です。たみぃには御苦労さまですが。




暑いので、こんな所(ガス台の上)でくつろいでみました。

コメント
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