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ただいま冷温停止中! d( ̄ ̄;)

虎の前期通信簿(野手編)

2006-07-25 12:41:48 | スポーツ
49勝35敗2引き分け(1位に1.5ゲーム差の2位。7月23日時点)

■ 総評
 誰の目にも今のタイガースは、投手力に比して打力が低調だ。6月以降で見た場合、1試合平均の得点は3.2点。防御率が2.9点であるため、かろうじて勝ちを拾えている訳だ。6、7月の21勝中、2点差以内の勝ちが15試合。ジェフ、藤川という絶対的なリリーバーの存在なくして成り立たない。
 打力低調の最大の要因は、言うまでもなく今岡であることは明らか。147打点のクラッチヒッター抜きの打線は、得点力が乏しい限りだ。しかし、いないものを“もしも”で空想しても始まらない。いるものでやり繰りするしかあるまい。一人でカバーできるものでもない。どこを誰がどうカバーするのかが問われる。

■ チーム別打率&1試合平均得点
1位 ドラゴンズ    .259(4.14点)
2位 タイガース    .262(3.92点)
3位 スワローズ    .274(4.89点)
4位 カープ       .260(3.66点)
5位 ジャイアンツ   .249(4.00点)
6位 ベイスターズ   .262(4.06点)


■ 個人評価
選手名打率打点本塁打寸評評価
53赤星.287140悩める赤星。虎の打線の低調さとシンクロするように、走攻守に精彩を欠いている。つまりは彼の低調さが、打線に精彩を欠く原因のひとつかもしれない。伝え聞くところ、足の具合が良くないらしい。しかし、それ以上に気になるのは、当代きっての負けず嫌いが、なりを潜めているように見受けられることだ。さもなくば青木の後塵を拝して、じっとできるはずが無い。それもこれも足の具合に起因するのならば、いずれ時間が解決するだろうけど・・・。めっちゃ悔しがりの赤星君が大好きなだけに、一日も早く復活することを期待する。
9藤本.256181今年の藤本の打撃は一皮剥けた・・・はずだった。すくなくとも開幕直後の藤本には、昨年の「ポップ藤本」の面影が影を潜めていた。しっかりたたけるバッティングが身についたと思ったものだった。それも束の間、5月の交流戦前あたりから、みるみる打率は急降下してしまった。ここに「つっこまれキャラ」の隙がある!とにかく粘りと繋ぎののバッティングを。今年もポップフライではファンもがっくりきてしまう。
追記:オールスター戦の棚ぼたMVPおめでとー!運も野球選手にとって大事。後半戦にもこのツキを呼んでくれ。
5濱中.29736124月の月間MVPに選ばれたときは涙が出るくらい嬉しかった。と同時に、今シーズンはどれほどの成績を上げるのかと、末恐ろしく思ったものだった。そこまでおめでたい心配は無用だったのだが・・・。でも、7月にはいってからは、少しずつ調子の波が上向いてきた。性急に結果を求めるのはやめよう。ファンは3年待ったんだし。半年くらいなら楽勝だ。
6金本.2974913去年の成績と比較するのは酷ではある。なぜなら1番バッターと5番バッターが不在に近い状態だから。金本を生かすためには、金本の前に塁を埋めるか、金本の後にも強打者を据えるか。つまり、金本と勝負せざるを得ない状況を作ることにある。そして、去年はそれができていて、今年はそれができていない。相手投手は歩かせてもよいと割り切って攻めてくるから、金本への攻めはますます厳しくなる。4番の成績は一人じゃ決まらない。それを承知でがんばってもらうしかない。
4シーツ.3084712去年一年間3番を押し通したのに、ここに来て5番に固定しつつある。それもこれも4番を生かすためだろう。今年のシーツ先生はチャンスメイクというより、ポイントゲッターになっている。その点を考慮した5番の起用ではないか。今の野球ではポイントゲッターの5番抜きで4番の活躍は難しい。濱中-金本-シーツのクリーンナップにしばし注目したい。(シーツのサード、チーム1の安定感!)
1鳥谷.290327緩やかながら着実に右肩上がりの成長を遂げる選手。守備にしろ打撃にしろ、じりじり上げている。このごろ目に付きだしたのが走塁面。盗塁への企図意識は相変わらず薄いのだが、ベースランニングにきらりと光るものを見せてくれている。この面でも着実な成長を見せていることが嬉しい。もうひとつ、彼を評価したいのはフルイニング出場へのこだわり。それを実現可能にするガタイの強さは実証済み。今シーズン終了時、去年の成績(打率.278、9本塁打、52打点)のいずれをも更新してくれていることだろう。その着実さを評価したい。
39矢野.2584310岡田監督3年目にして、矢野一辺倒の起用法に変化の兆しが出てきた。いいことではある。裏を返せば、そうしなくては立ち行かない状況が差し迫ってきつつある。打撃に関して言えば、スリーストライク目の厳しいコースを、ファールする粘りが年々弱くなりつつあるように感じる。相変わらずツボにくると一発もあるし、右におっつけるテクニックは健在だし、いつみても癖のない、理想的な打撃フォームは惚れ惚れする。私が少年野球のコーチなら、右打者のお手本として、矢野のバッティングフォームを推薦する。それほどに理想的な綺麗なフォームだと思う。捕手はディフェンス70、打撃30と考えれば、強力投手陣を良く支えている意味で間違いなく合格。
3関本.260114今岡の故障で藤本との併用が可能となり、出番が増している。今シーズンのテーマ、「一軍しがみつき打法からの克服」は成功したか・・・?たしかに昨年ゼロ本だった本塁打は、既に4本。その反動で打率が落ちることは仕方が無い。が、打点が稼げていないのだ。後半戦に臨んでは、昨年の打点24を上回ること。それが目標だろう。
31.25683やはり代打で結果を出すということは難しい。1試合に3度打席立たせれば、もっとスコアは上がってくることは予想できる。それだけに守備力の重要さを痛感したことだろう。さもなくば、ディフェンス重視の最近の野球では、「一振り稼業」に賭けるしかあるまい。少なくとも今シーズンの残り、「一振り稼業」に専念して頑張って欲しい。
24桧山.16262必ず後半戦、桧山を必要とするときが来る!切らさず、その時に備えていて欲しい。
8片岡.16951今岡の故障もあって、間違いなく桧山よりも出場機会に恵まれていた。岡田監督の温情にも恵まれた。チャンスは転がっていた。しかし結果を出せなかった。巷間の“限界説”も本人の耳に聞こえていることだろう。このままで終わっていいのか?もう一度、ゼンマイのねじを締めなおしてくれ。チャンスは沢山は残されていないだろうけど。
7今岡.226267殿、一日もはやいお帰りを、一同、首をながーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーくして、お待ち申しておりまする。
成績は5月1日時点



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5 コメント

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一番乗り!! (yu)
2006-07-25 23:23:29
投手編だ!と思ったのもつかの間野手編!

いわほーさん仕事が速いですね~。



ほんとに・・・。ほとんどいわほーさんと同じ意見です。(泣)

シーツ、矢野、鳥谷選手以外ほとんどが「もう少しがんばりましょう」ですよね。

アニキの苦悩を分かっていただきありがとうございます。(笑)でも結果がすべてのこの世界、今でも一生懸命がんばってるであろう選手達ですが、後半戦やってもらわないと仕方ないですよね。

私も応援がんばりますっ!!p(^-^)q
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あら、 (wan)
2006-07-26 00:55:11
投手編と同じく二番打者か(藤モンやな^^)

もう、言いたいことは先生が全て言うてくれたしぃ!!

片岡選手も見捨ててないのがホッと安心したし。

でも仏の顔は基本は3回までですよ…、あと何回許しますのん?

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Unknown (かじゅ)
2006-07-26 10:39:36
こんにちわ

はぁ・・・

後半・・ベンチ郡・・だらけてましたねぇ・・

唯一の救いが

0点でなかったこと・・・

さすがアニキ・・
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後半の通信簿が楽しみ。 (tacoco)
2006-07-26 14:27:18
通信簿を貰えた28人中、「良く出来ました。」を貰った人8人。

(「ありがとう」の人含む。)

約28%。

有名なパレートの法則(全商品の20%が80%の売上を作る、全顧客の20%が全体売上の80%を占める、100の蟻の内、よく働くのは2割だけetc)の割合より、若干良い効率です。

この辺りの数字の妙が現時点での順位(2位)を物語っているのかもしれませんね。

他球団はどうなのだろう。特にチューニチなんかは・・。

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イスラエル軍に告ぐ (いわほー)
2006-07-26 23:01:06
レバノンの空爆を即刻停止して、ナゴドを攻撃目標に改めよ!



⇒yuさん

昨日、今日の試合直後に通信簿を練り直したら、全員「がんばりましょう」にしたことでしょう。とどめは岡田監督に「なんでやねん」×3。orz



⇒wanちゃん

ドラ三連戦後に号外通信簿出したい心境やね。きっときびしい採点になりまっせ!w



⇒かじゅさん

はぁ・・・

ふぅ・・・

ほぉ・・・

もう言葉がありません・・・



⇒tacocoさん

「2割の打率で8割ベンチ」というのもあります。これ京都兄弟の法則ね(笑)。

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