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新春いわほかるた (ほ)

2008-02-10 03:54:37 | いわほかるた
iwahokaruta06

ボス憎けりゃ 貴様まで憎い

今、ファンの間で監督、コーチ陣の不人気投票を実施したら、岡田監督に次いで名前があがるのはこの人だろう。

『壊れた信号機』

いつからかファンは彼をそう呼んだ。ホームで憤死する場面を何度も目にするあまり、彼のサードコーチャーとしての資質に疑念が高まっていた。彼の不人気の要因のひとつだ。

でも、不人気の最大の要因は、彼のなんとも自信なさげなその表情にあるような気がして仕方ない。強面でもなく、やさしげでもなく、表情豊かでもない。要するに自信なさげなんだな、これが。まず、そこでファンの信任を損ねてしまっている。
その自信の無さが象徴する自己のカラーの希薄さが、吉竹コーチが他のコーチに抜きんでて岡田色に同化して見える要因だ。なんとも気の毒としか言いようがない。


今シーズン、彼の肩書きは「ヘッドコーチ」だ。これには多くのファンが驚いた。
策士でも参謀でも鬼軍曹でもムードメーカーでもない「ヘッドコーチ」というのも珍しい。
それって存在意義があるんだろうか?

そもそも、岡田監督はヘッドコーチを置くことに必要性を感じないタイプの監督と思われる。
ところが、昨シーズンの終わり、球団が来シーズンの「岡田政権」に突きつけた政権維持の取引条件が「木戸ヘッドコーチ」の入閣であり、それを拒む岡田監督との間で激しい綱引きがあったのではなかろうか。結局、「木戸入閣」を受けいれざるを得ないと判断した岡田監督が、ヘッドコーチのポジションに吉竹を立てることで、かろうじて「木戸ヘッドコーチ」を回避した。というのが私の推測である。

岡田監督と共にファンの不人気を背負わされている吉竹ではあるが、監督、コーチが選手の矢面に立って、批判されているうちはまだ健全だ。ま、いざとなったら監督、コーチはスケープゴートにすればいいのだから。ファンが監督、コーチではなく、選手に矛先を向けだしたら、これはかなりヤバイ。その昔、あまりのダメ虎の不甲斐なさに、ファンも応援団も応援エールをボイコットした時期があった。あの時の怒りは監督、コーチを飛び越えて、闘争心が表に出てこない選手に向けられていた。暗黒時代の終末期だった。

だから、今の成績で岡田はんや吉竹コーチが槍玉にあげられるうちは、私にとってまあまあ幸せな時代ではある。