ぐうたらピアノ生活

2008年9月~独学でピアノを再開(ブランク30年) 2010年9月~Lesson開始

孤独?

2009-12-21 20:38:26 | ぼやき
傷ついた人間は他人に優しくなれるって・・・・そんなわけないじゃん。
同じように傷ついた人の痛みを察することはできるかもしれないが、傷を舐めあうことは優しさにはつながらない。

本当に他人に優しくなれるのは傷ついたことなどない偽善者と傷ついてなお折れてしまわない強さを持ち続けられる者。

他人に傷つけられたことの無いものは他人の悪意を知らない。
人間がどれだけ残酷になれるかを知らないから他人の善意を信じることができる。
それ故に純粋な優しさを持つことは可能だろう。
何が起ころうとも己を失わない強さを持った者は他者の思惑に流されない。
いつでも揺るがない自信があるから他人の敵意をも許してしまえる。

私は他人の善意など信じてはいない。
どん底の地獄を体験したわけではないが、それを想像できるぐらいにはいろいろなものを見てきた。
昨日まで普通に付き合っていた人が立場を変えたとたんに牙をむくことはごくごく一般的なことで、そんなことにいちいち驚いてはいられない。
人は自分の利益のためには他者に対していくらでも残酷になれる。
譲れない矜持をもち、自分自身にプライドを持つ人間はそう多くはない。
粋がってところかまわず牙を向いてみても何も解決しない。
長いものには取りあえず巻かれてみるだけの知恵はないと、とかくこの世は生きづらい。
結果、それまで仲良くやってきた相手と決別することになったとしてもそれは仕方がないこと。


けれど、そうなればそうなたったで後味は悪い。
ならば最初から群れなければいいのだ。
つかず離れず距離を置く。

寂しい?

どうせ最期は一人きり。
誰とも一緒には逝けない。