THE READING JOURNAL

読書日誌と雑文

ポンピドーセンター(パリ)

2007-07-23 | Weblog
パリ2日目。
当初の予定では今日はベルサイユ宮殿に行くはずだった。ところがベルサイユ宮殿は月曜日はお休みという事に昨日気がついた。
そういうわけで、ベルサイユ宮殿は最終日に変更して今日はポンピドーセンターに行くことになった。
もっとも、今日は朝から雨、月曜日がお休みと気がつかなくっても予定を変えていたような気もする。

ホテルをチェクアウトして、とりあえずモンパルナス駅へ行く。明日モンサンミッシェルに行くために今日夕方レンヌまで移動しなければならない。
レンヌ行きのTGVがでる駅の下見をかねて荷物をコインロッカーに預けようと思う。
地下鉄に乗ってモンパルナス駅で降りる。国鉄の駅まで長い長い通路を通ってやっとモンパルナス駅に到着した。ガイドブックによるとモンパルナス駅はかなり大きいとある。駅案内板で電車の乗り場などを確認した。
次にコインロッカーに荷物を預けに行く。フランスではテロ対策のためにコインロッカーが撤去されているようで今まで行ったほとんどの駅には無いんだけど、さすがにパリのモンパルナス駅にはある。前回のパリの時に使ったリヨン駅のコインロッカーと同じく、入口で荷物をX線検査を受けて、本人は金属探知機を通って中に入る方式である。
ロッカーに荷物を入れてコインを入れ鍵をかけると、開ける時に必要な番号が書かれた紙が打ち出され、それをもらう方式。
荷物を預けてから、ポンピドーセンターの開館時間(11時)まで時間があったので、駅カフェで朝ご飯を食べた。

また、長い地下鉄の通路を通って地下鉄に乗りポンピドーセンターに11時15分前ぐらいについた。雨が降っていたがすでに列が出来ていたので、ママと子供達をぬれないとこに待たせて、列に並んだ。ちなみにこの列は、セキュリティチェックの列だった。
中に入って、近代美術館の入場券を買って荷物を預けたらお昼も近かったので、先に2階のカフェでお昼ご飯とした。
ポンピドーセンターの一階に何かオブジェが釣り下がっていて、時々それが落ちたりしていた。

ご飯を食べてからいよいよ4階5階にある、近代美術館に入った。
まずエスカレーターに乗って一番上まで行った。ここでは企画展がやっていたので入ってみた。入口に変な自動車のオブジェがある。下の子が妙に気にいったようで中々離れようとしなかった。
次にいよいよ常設展に入る。ガイドブックには「まず階段を登って5階から見よう」と書いてあったので上に行ってみた。なるほどなるほど、良く知っている名前の人の作品が並んでいた。ポロックなどあまり見たことの無い人もあった。っが、しかし、いわゆる教科書に載っているような代表作のような作品は少なかったように感じた。バルチュスの作品が印象に残る。5階を回っているうちに下の子もおにいちゃんも飽きたようでママと一緒に端っこの休憩できるところで待たしてとりあえず1周した。
次に下の4階に行く。5階は1960年代までで4階はそれ以降から現在まで。下の階の作品は新しいので、あまり聞いたような名前は無かった。何処かでこれ見たな?というのが何点かあった。
飽きた子供達を残して駆け足で回った。

近代美術館を出てから一階の子どものための企画の部屋に行った。
ここでは、積み重ねるをテーマにした作品とその写真が飾られてあり、また紙とサインペンが置いてあって子どもが絵を書けるようになっているのと、プラスティックのボールやコップなどがいっぱい置いてあってそれを子どもが積み重ねて遊べるようになっていた。
お兄ちゃんが積み重ねているのを見て、下の子もさっそく挑戦。ボールをそのまま積み重ねただけだけど、何とか積めたみたい。

3時ごろレンヌ行きのTGVに乗るためにポンピドーセンターを出てモンパルナス駅へ。荷物をコインロッカーから出してきて、夕ご飯を買ってTGVに乗った。

レンヌについてからホテルに入った。予約したホテルは二つ星だったので、どんなところかちょっと心配したんだけど、予想外に良いホテルだった。バスタブが無かったのはしかたないとして、チャンとお兄ちゃんのエクストラベットも入れてあったし、なによりお茶を沸かせるポットがあった。(インスタント・コーヒーとクッキーも置いてあった。)

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仁義なき戦い―美能幸三の手記より (決戦篇)」 飯干 晃一 著

9.新生山村組 10.打越組の窮地 11.張りつめた空気 12.山口組の重圧 13.打越組から打越会へ 14.本多会の出現 15.山口組対本多会 16.二転三転