「デジカメ時代の写真術」 森枝卓士 著
第三章 クローズアップを撮ろう ●思い出は「部分(ディテール)」に宿る、●接写モードで撮ってみよう
っと言うわけで、第三章は接写について。
ひと昔前だったら、プロのカメラマンがイロイロな機材を持ち込んで撮っていた料理の写真も最近のデジカメでは上手く撮れるようになった。
まず、接写モード(花のマークの部分を押す)にする。それから、料理を窓辺の明るいところに置き、横から光が入る状態で写す。
暗い方(部屋の方)に白い紙を置き光が回るようにしたり、暗い方から窓側を向いて撮るものよい。
注意としては、「自分が目で見た時の感じと同じように写真を撮る」法が良いということ。
もっとぐっとよって(あるいは望遠で)主役の料理を切り取るくらいの方が良い写真になる。
そしてもう1つ大事な事は、
という事である。
小物も同じ要領で撮れる。特に小さいものを撮る場合は、バックは白や黒を避け、ある程度色味のあるもののほうが良い。もしバックを白や黒にしたい場合は、露出を補正する必要がある。
絵や習字のような平面の作品を時は、カメラのレンズと作品の角度が傾かないように、真正面から撮る。
もし、暗い場所で撮らなければならない場合は、まず、極力明るくする。ISO感度が変えられるタイプなどでは、高感度にする。
(暗い雰囲気をだしたい場合は、露出を一段くらいアンダーにする。)
もっと、良い方法は三脚を使い、セルフタイマーで撮る事である。
内蔵ストロボを使う事は避けたい。
最近は安価なライティングボックスのような物も売っていて、そのような物を使用して接写を行なうとプロ並みの写真が撮れる。
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【八月のまとめ】
読み終わった本は以下の3冊。
「日の名残り」 カズオ・イシグロ 著 (読了06)
「日本残酷物語 第四部 保障なき社会」 (読了06)
「フランスの不思議な町」 巖谷 國士 著 (読了06)
第三章 クローズアップを撮ろう ●思い出は「部分(ディテール)」に宿る、●接写モードで撮ってみよう
デジカメの時代になって、何が変わったって、もののアップを簡単に撮れるようになったことくらい、劇的に変わったことはないと思うのだ。
っと言うわけで、第三章は接写について。
ひと昔前だったら、プロのカメラマンがイロイロな機材を持ち込んで撮っていた料理の写真も最近のデジカメでは上手く撮れるようになった。
まず、接写モード(花のマークの部分を押す)にする。それから、料理を窓辺の明るいところに置き、横から光が入る状態で写す。
暗い方(部屋の方)に白い紙を置き光が回るようにしたり、暗い方から窓側を向いて撮るものよい。
注意としては、「自分が目で見た時の感じと同じように写真を撮る」法が良いということ。
アマチュアが撮って、ホームページに掲載していたりする写真をみると、あるいは、料理屋さんでメニューに写真を載せているものなどを見ると、たいていの場合、お皿全部を入れようとしている。・・・中略・・・それでは、説明的な絵柄になってしまう。
もっとぐっとよって(あるいは望遠で)主役の料理を切り取るくらいの方が良い写真になる。
そしてもう1つ大事な事は、
「ここでこういうセッティングで撮る」ということを、料理が出来上がる前に決めておく。
という事である。
小物も同じ要領で撮れる。特に小さいものを撮る場合は、バックは白や黒を避け、ある程度色味のあるもののほうが良い。もしバックを白や黒にしたい場合は、露出を補正する必要がある。
絵や習字のような平面の作品を時は、カメラのレンズと作品の角度が傾かないように、真正面から撮る。
もし、暗い場所で撮らなければならない場合は、まず、極力明るくする。ISO感度が変えられるタイプなどでは、高感度にする。
(暗い雰囲気をだしたい場合は、露出を一段くらいアンダーにする。)
もっと、良い方法は三脚を使い、セルフタイマーで撮る事である。
内蔵ストロボを使う事は避けたい。
最近は安価なライティングボックスのような物も売っていて、そのような物を使用して接写を行なうとプロ並みの写真が撮れる。
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【八月のまとめ】
読み終わった本は以下の3冊。
「日の名残り」 カズオ・イシグロ 著 (読了06)
「日本残酷物語 第四部 保障なき社会」 (読了06)
「フランスの不思議な町」 巖谷 國士 著 (読了06)