THE READING JOURNAL

読書日誌と雑文

「青年考古学者」

2009-08-28 | Weblog
「アラビアのロレンス」(改訂版) 中野好夫著

青年考古学者

ロレンスの家系は、エリザベス朝までさかのぼれる由緒ある家系である。しかし、彼は正妻の子ではなく。彼の父がその子どもの家庭教師と駆け落ちした後に生まれた子である。

男が正妻のほかに女をこさえ、結局妻子をすて、女と同棲、次々と子どもを生ませるなどということは、さしずめ日本ならば、尋常茶飯事とまではいわないとしても、決して珍しいことではない。だが、まだヴィクトリア朝時代のイギリスということもあり、とりわけ清教徒流の厳しい宗教教育をうけていた母にとっては、一生消すことのできない罪の意識として彼女を悩ませたらしい。そしてそのことはロレンスの一生にも深い影響を及ぼしたと見られる。

一家は貧しい生活のなかでも、教育には熱心であった。ロレンスはハイスクール時代に考古学的なものに異常な興味を持つ。そして、自転車の遠乗りを繰り返し、英仏両国に関しての中世時代の城跡はほとんど見つくす。
ロレンスはオックスフォードを卒業するまで奨学金をもらっていた秀才であったが、一筋縄でいかない秀才であった。彼は正規の学科に出ずに本を読み漁った。オックスフォードでは、彼のように正規の学科に出ない学生に対する便法として、特別な課題を選んで、その研究成果を持って正規コースに代えるという便宜があった。
そこで彼が選んだのは、「ヨーロッパ中世築城術に与えた十字軍の影響」である。
そのためには、自らの目で中東城跡を見る必要があり、最初のアラビア行きを決行する。それは、一人で歩く旅であった。ロレンスは生命の保証さえないこの旅を終え、論文を書き上げた。そして優等賞をもって合格する。

ロレンスはその後、大学に残り大英博物館の考古学発掘隊に加わり、再び中東の地に入る。それから彼は第一次世界大戦勃発の直前まで三年半にかけただ一度帰国しただけで中東の地に残っていた。発掘は年に三分の一の期間しかできなかったが、彼は帰国せず残りの時間を旅行や現地で楽しむためにあてた。彼は暑熱や悪疫を苦にするどころか、そこを楽天地のようにして過ごしている。彼の厳格でストイックな生活がそれを可能にしている。彼はその地でできるだけ土民と同じ生活をするように努めた。

一九一三年の冬、ロンドンよりシナイ地方の科学調査団に、指揮者として南下してほしいという電報が届いた。彼は南下して調査団に加わわる。実はこの科学調査団は、アカバ事件以降、トルコの反英感情を心配した陸軍が密かにシナイ地方の綿密な測量をするために組織されていた。
ロレンスがその真の目的を知っていたかどうかの証拠はないが、彼は、トルコ官憲の目を欺きアカバ港一帯の測量をしている。

一九一四年、大戦の勃発直前にロレンスは久しぶりに英国に帰る。


『アラビアのロレンス』

2009-08-27 | Weblog
「アラビアのロレンス」(改訂版)
中野好夫著 岩波書店(岩波新書) 580円 1963年(ブックOFF 350円)

まえがき

ブックOFFでこの本を買った。「アラビアのロレンス」って、名前は知ってるような?という感じである。
著者は、英文学者の中野好夫、手堅い本のようである。

まずは、まえがきで今回の改訂版についての書いてある。改訂版と言っても出たのが1963年で初版はというと1940年である。
初版が出たのはロレンスの死後5年とたってない時期であり、まだ資料も少なく、また世界がロレンス賛美の中で書かれた。
その後四半世紀のうちにロレンスに関する資料も豊富になり、その評価も英雄的評価から一転して激烈な否定まで揺れ動く。

著者がこの改訂版を出した当時は、その評価に関しては安定期に入る。そして、使える資料も多くなったことにより、改訂版はほとんど新著と言っていいくらいなものとなる。

著者は、新書版という分量の制限から、その逸話などに重点を置かずに

アラブ叛乱の政治的背景や戦後処理の問題、また人間ロレンスの解剖などに、ある程度力点を置くことにした。

という。
また、ロレンスに関する評価が極端から極端まである状態なので、それを適当に裁断して著者自身の視点からのロレンス論となっていること。ロレンスをめぐる諸登場人物に関しては思い切って省略したことなどをことわっている。


実家へ

2009-08-22 | Weblog
夏休みの予定を見ると、今週末しかボクの実家に帰れる日が無い。
なので、今日子供たちを連れて実家に帰ってきた。
本当は、一泊するつもりだったんだけど、妹も息子をつれてくるという事なので、日帰りとした。(実家は二家族は泊まれない)

日帰りなので、いつもより早く家をでる。ところが途中道が混んでてバスが遅れ、着いたのはいつもと同じくお昼前になってしまった。
妹と甥っ子は、すでにトミカのショーに行ったとの事。

お昼を食べてから、子供たちを連れて出かける。最初はおもちゃ屋さん。
ポケモンバトリオをする(ちゃんと強いパックを持ってきたいた)
次にデパートまでいって、なんだかママがお返しを選ぶ。ここでは下の子が寝てしまったので、ボクは下の子をダッコして椅子で休んでいた。
ママの用事がすんだころ、下の子も起きたので、屋上のゲームコーナーで遊ぶ。(たまには、昔ながらのゲームコーナーもいいもんですね)

おやつを食べてから、家に帰ると甥っ子も帰っていた。正月や夏休みなど、実家に帰る日がマチマチなので、会うのもひさしぶり。
中学生になったので、ぐんと大きくなっていた。

夕飯を食べてから、帰路につく。バスを乗っているうちに、ポツポツ雨が降り出し、バス停で降りた時は、雷でだいぶ降っていた。
傘が無いので、みんなを陸橋の下で待たせて、走って帰る。車で迎えに行った。


ポケモン映画

2009-08-19 | Weblog
下の子に伝説のポケモンのパックが出ていらいお兄ちゃんが、「映画、映画」とうるさい。(ココ参照)
ポケモン映画」に連れて行ってほしいというのである。映画も見たいようだけど、実はおまけで付いてくるアルセウスのポケモンパックが目当て。

ちょうど下の子がプールの日なので、映画はお兄ちゃんと二人で見ることになった。下の子がプールに行く時に映画館のあるショッピングモールまで車で乗せて行ってもらう。

先に映画館まで行ってチケットを買う。それからお昼ごはんを食べようと思ったが、お兄ちゃんが「お腹はすいてない」と言う。いくら誘っても食べようとしないから、結局ボクだけ喫茶店でサンドイッチを食べた。

時間になったので、映画館へ。お約束のポップコーンとジュースを買って中に入る。そして、無事にポケモンパック他のおまけももらった。
席に着くと、前の席の子供たちにお母さんたちが、いろいろと言っている。どうやら映画は子供たちだけで鑑賞するらしい。
(そう、子どもの1000円はともかく親の1800円は、高いんだよなぁ~~)

映画の内容は、まぁどうと言うほどの内容でもない。(あたりまえか)
しいて言えば、サトシがのび太でも、さして違和感ないような感じのストーリー。(お兄ちゃんには、面白かったそうです。)

映画が終わると、さっそくお兄ちゃんは貰ったパックをもってゲームセンターへ。ポケモンバトリオをやってました。

ママに迎えに来てもらって、ご飯を食べてから帰る。


一日早くお帰り

2009-08-18 | Weblog
夏休みは明日までなのだが、今日のお兄ちゃんのプール教室とボクの英会話教室があるので一日早く家に帰ることにした。
プールに間に合うように帰るには、3時頃つかないといけないので、朝は急いで帰った。

途中、「水遊園」による。ジャブジャブ池で子どもたちを遊ばせてから、また急いで帰る。

結局3時半には家に着いた。

水族館

2009-08-17 | Weblog
朝、今日はどこに行こうかと下の子に聞いたら、
「水族館にいきたい」
とのことである。
しかし、内陸に水族館はない。と思ったが先日行った「緑の村」に「淡水魚館」があったのを思い出し行ってみた。

ここは、この間行った「山方 淡水魚館」よりは、多少広いかという感じである。入ってみると、結構大きな魚もいて、下の子などは怖がったりしている。
(親は、ピラニアの歯を見たりしていたが。)

魚を見に来たのか、走りに来たのかわからないがそれなりに楽しそうであった。
入口付近にあったキッズコーナーで遊んでから帰った。


伝説のポケモン

2009-08-16 | Weblog
昨日はだいぶ疲れたので、今日は一日まったりと過ごした。

夕方になって買い物にスーパーに行った。子ども達はここにあるゲームセンターがお気に入りである。
単なるコインのゲームも好きなのだが、最近は「ポケモンバトリオ」がお気に入り。
そこで、お兄ちゃんと下の子とに100円をあげる。まずはお兄ちゃんがゲームをした後、次に下の子の番になった。(下の子の番と言ってもほとんどお兄ちゃんがゲームをしている。)
下の子が100円を入れて、ポケモンパックが出てくる。すると
「あ、ノンノンこのパック頂戴!!」
「やだやだ」
という事になった。
なんでも、出てきたパックが、伝説のポケモンとかで、HPが高いのだそうだ!
そうそう、実は昨日も子ども達は、ここでバトリオをやったんだけど、その時も下の子は「ゴウカザル」というHPの高いパックを出した。

その後、ことあるごとに、「ノンノン、このパックちょうだい」とお兄ちゃんがうるさい。
「ノンノン、強いの2つも持ってるから、1個くらいいいよね」とか言ってる。
でも、下の子もそろそろいろんな事がわかるようで、
「ヤダ、あげない、強いパックはノンノンのだもん」という。

「ノンノンは、いい子だから強いパックが出てくるんだよね」と言ったら、
お兄ちゃんはさびしくなって、部屋の影で泣いてしまった。


釣り堀

2009-08-15 | Weblog
今日は、お兄ちゃんの要望でまず「緑の村」にある釣り堀に行った。
さて、釣りであるがボクはほとんどやったことがないし、興味もないので、お兄ちゃんと下の子用に2本釣り竿を借りる。(もっとも下の子はすぐにリタイア)

お兄ちゃんは順調に4匹つり上げた。最後になんだか竿を渡されたので、堀に入れてみたら、釣ろうと思ってないのに簡単に引っ掛かり、2匹もつってしまった。
問題は、この釣り堀は、釣った魚は調理して食べないといけないという事。5匹を唐揚げに1匹を塩焼きにしてもらう。全員で食べた物の2匹あまり、お持ち帰りとなる。

釣り堀を後にする。次はお兄ちゃん念願の「南ヶ丘牧場」に行く予定。でもその前に一旦帰って、魚の唐揚げを置いてくる。
ここでのお兄ちゃんの目的は、たまごっちの虫版を買う事である。前に来た時に一個買った(ココ参照)のだが、二つ買うとなんと対戦ゲームができる。先週おじいちゃんたち来た時は、売り切れで「お盆くらいには入ります」と言われたらしい。

南ヶ丘牧場につく。お兄ちゃんは売店に走って行ったが、今回もなかったとのことである。
さて、そろそろお昼なので御飯を食べようという事になる。おじいちゃんたち来た時は、ここでジンギスカンを食べたとの事。なんとなくステーキも良いなと思ったので、ステーキとハンバーグと決めて中に入る。ところが、テーブルの上のコンロを見たら、お兄ちゃんも下の子も「焼肉!焼肉!」というのでジンギスカンを食べることにした。

南ヶ丘牧場でウサギなどをさわったりして、から帰る。
昼寝をして夕方は、近くの運動公園まで行く。ここには、じゃぶじゃぶ池がるお兄ちゃんも下の子もさっそくびしょ濡れになって遊んでいた。


まわりみち

2009-08-14 | Weblog
今日からボクの夏休み。朝、お山の家に向かって出発。

今回は、いつもの道でなく回り道をして、お兄ちゃんのスタンプラリーを埋めていく予定。

まずは、「山方 淡水魚館」へ向かった。ここは、以前にも一回行ったことがある。淡水魚の小さな水族館である。もう、来る事はないだろうと思っていたが、スタンプラリーのおかげで再訪となる。
水族館に入りスタンプを押す。魚を見て回るが、実は水族館の切符で乗れるミニSLが夏休み期間中なので、運行していて、下の子などはそちらが気になる様子(普段は土日のみ運行)。魚をさらりと見た後、ミニSLに乗った。

次の目的地は、「山方パークアルカディアプラネタリウム」である。ここは、キャンプ場(ケビン村)を中心に「森林科学館」「プラネタリウム」「運動公園」「レストラン」などがある施設。
車を降りて、プラネタリウムに向かったら、次回は1時半からになっていた。しかし、係りのおばさんが、お盆期間中で他の人も来るだろうから臨時に11時からの上映を作ってくれた。
11時まで滑り台をして遊び、プラネタリウムを見て、スタンプを押す。プラネタリウムの上映はポケモンの出てくるものであったが、ポケモンが出てきたくらいから眠ってしまった。

次に行ったのは、「プラトーさとみ」である。結構な距離を走って、やっと着いた。ここは放牧場に風力発電のプロペラが立っている。宿泊施設や天文台もあるみたいだが、宿泊しない人が行けるのは、お土産屋さんだけ。
長い間走った割には何もない感じ。スタンプを押し、飲むヨーグルトを飲んだ。

結局今日は、3つスタンプを集めた。午後4時ごろお山の家につく。


JUNGHANS 腕時計

2009-08-13 | Weblog
JUNGHANS (ユンハンス) 腕時計
AVANGARDE MEGA 1000 026/4511.00

ジュネーブにいた時に、時計が壊れたスウォッチを買った。ところが最近その時計が、変に遅れるようになった。(もともと安物だからね。)

そろそろ、腕時計を買わないとと思っていたら、アマゾンでこの時計を発見。
電波時計でデジタルの外観。ストップウォッチになる。と言った物。
形も気に行ったのだが、何と言っても値引きが50%OFFというところも気にいった。早速、注文する。黒に白文字と、白に黒文字があったが、外観から黒に白文字を選んだ。

その時計が今日届いた。つけてみるとなかなか良い。思っていたところと違うのは、白い文字が正面以外だとちょっと見ずらいということであるが、まあいいでしょう。
とりあえず、一度腕にしてみて・・・・・また箱に戻す。


海水浴

2009-08-12 | Weblog
おじいちゃん、おばあちゃんとお山の家に行った子供たちも昨日無事に帰ってきた。
このところ天気が良くないが、今日は晴れる予報だったので、急遽仕事を休んで海水浴に出かけた。
いったのは「大洗海水浴場」である。出発がちょっと遅れたこともあり、海水浴場についたのは、10時を回ってしまった。駐車場に入るとおじさんが「あと2台」って言ってたので、結構ギリギリである。

駐車場に車を停めて、海岸へ。大洗海水浴場は、岩場に囲まれれ磯遊びもできる海水浴場である。お兄ちゃんが磯遊びがしたいとの事なので、ここを選んだ。
海岸に降り立ってみると、砂浜に大きな石がごろごろとあり、ところどころ砂浜でなく砂利浜になってる。ビーチサンダルを履いていたが、足とサンダルの間に石が挟まり結構痛い。
ボクは、海に足しか入らなかったが、子供たちと泳ぎに行ったママによると、砂浜はすぐに深くなって、ところどころに大きな岩があって痛いとの事。(浮き輪で浮かんでいる子供は、大丈夫なんだけどね。)

子ども達は適当に泳いだ後、みんなで岩場に行って磯遊びに行った。岩場では大勢の子ども達が、岩の割れ目とかを棒で突っついている。どうやらカニがいるらしい。しばらくするとお兄ちゃんも、極小のカニを捕まえて喜んでいた。下の子は、棒でイソギンチャクを突っついてる。

焼きそば等々で簡単にお昼を済ませて、海水浴と磯遊びをした。午後3時ごろ帰る支度を始める。下の子は海が珍しいらしく、いつまでも砂浜で海に砂を投げて遊んでいた。


すねすね小僧

2009-08-06 | Weblog
今日から、ママと子供たちはママ方のおじいちゃん、おばあちゃんと一緒にお山の家に行く予定。下の子も随分と張り切っていた。

おじいちゃんとおばあちゃんは、朝車で来てそれからママと子供たちを乗せてお山の家に行く予定である。
7時ごろ、電話がきて、サービスエリアで一休みしたら行くということであった。
ところが、30分もあれば来るはずなのに全然来ない。
しばらくして、「途中で道に迷った」という連絡があった。

さて、そろそろ仕事に行かないといけない時間になる。
「じゃパパは、行くからね」と言って立ち上がると、
下の子が「え?パパどこ行くの」
「会社だよ!」

(何度も、パパは一緒に行かないからねといってあったんだっが、どうやらよくわかってなかったらしい。)

突然、下の子は、すねすね小僧となり、暴れ始めた。
「でも、パパは会社行かないと」と言っても、まだすねてる。

でも、しばらくすると、仕方ないと思ったらしい。
「じゃ、パパ行ってくるね」と言ったら、
「いいよぉ~~」だって!

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【購入図書】09

「非線形科学」
蔵本由紀著 集英社(集英社新書) 700円+税 2007年(ブックOFF 350円)

「アラビアのロレンス」
中野好夫著 岩波書店(岩波新書) 580円 1940年(ブックOFF 350円)


誕生日@お兄ちゃん

2009-08-03 | Weblog
今日はお兄ちゃんの9回目の誕生日だった。
すでにプレゼントは昨日買った。

仕事から帰ると、ケーキを待ちわびている下の子が迎えに来てくれた。
下の子は、疲れて眠っちゃいそうと言う事で、ご飯の前にケーキを食べる事に。
ロウソクに火をつけ、お兄ちゃんがふ~~と火を消して、ケーキを食べた。

そして、夕飯は鳥の唐揚げとお赤飯だある。本当は、お兄ちゃんのリクエストで焼肉の予定だったのだが、ちょっと前に夕飯を外食する時に、お兄ちゃんと下の子と「寿司がイイ、寿司がイイ」と言って回転寿司に入った。
その時の約束が「誕生日は焼肉でなくってよい」と言うもの。別に約束を守らなくっても良いような気がするが、ママはちゃんと約束を守ったみたいである。
誕生日としては多少質素な夕飯のような気もするが、ケーキとジュースでお腹がいっぱいになったお兄ちゃんと下の子は、幸せそうだった。

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【購入図書】09

「或る「小倉日記」伝」 
松本清張 著 角川書店(角川文庫) S33年 514円+税


誕生日プレゼント

2009-08-02 | Weblog
明日は、お兄ちゃんの誕生日である。
そこで、今日、「トイザらス」まで誕生日プレゼントを買いに行った。
車で、「トイザらス」のあるショッピングモールまで行った。

「トイザらス」に入ってから、お兄ちゃんはあちこち見て回る。お兄ちゃんはママにまかせて、ボクは下の子と一緒にブロックをしていた。
しばらくして、下の子が飽きたようで、「ママさがしにいこ」と言って席を立つ。
ママはすぐに見つかったので、下の子をあずけて今度はお兄ちゃんをさがした。

お兄ちゃんを見つけたので、「なにかイイのあった?」と聞いたら、手を引いてこっちこっちと言う。そこにあったのは、「モンコレプラス」と言うオモチャ。これは、どうやらポケモンフィギアを乗せて、ダイヤルをぐるぐる回して戦わせるというゲームである。
見本のゲーム器でお兄ちゃんと対戦する。・・・・なにが面白いのかわからないけど、なんだかお兄ちゃんは大変面白そうだ。

なんだかこれがイイと言うので、これでもイイかと思ったのだが、ママが大反対であった。理由は、フィギアが別売りで下の子の分も買ってあげないといけないという事。そして、下の子には難しいのである。

結局結論は出ないので、さきに夕飯を食べに、ショッピングモールのお食事コーナーへ行った。
食後、お兄ちゃんは妥協したらしく、別の店で「ポケモンウォッチ」というポケモンのゲーム付きの変な腕時計を選んできた。
誕生日プレゼントは結局ポケモンウォッチとなった。