仕訳をするに当たって、日付を何時にするかを迷うことがあります。
(1)仕訳作業をした日付と仕訳の日付
仕訳作業(伝票の記入や財務会計ソフトへの入力)は取引が発生する都度行うのが理想ですが、現実には取引が発生した翌日以降に行われることもあります。しかし、仕訳作業が取引の発生よりも遅れたとしても仕訳の日付は取引が発生した日付で行います。
(2)領収書の日付と仕訳の日付
経費の支払いなどの領収書の日付よりも出金の日付が遅れることがあります。例えば、とりあえず社員が立替え払いをしておき後日出納担当者に立替えた分の請求をする場合です。このような場合でも、出金日で仕訳処理することが通常です。なぜならば、会社として支払ったのは領収書の日付よりも後の出金の時点だからです。
(3)過年度に処理漏れとなっていた仕訳の日付
過年度、つまり決算が確定している年度の日付で記録することはできませんので、処理漏れに気がついた日付で仕訳をします。
■月末の日付での一括処理(締日)
売上、仕入、多額な経費などは月ごとに一括して仕訳処理することが通常です。このような場合には、掛取引といって集金や支払いも翌日以降にします。なお、取引の発生日付は仕訳からは判明せず、補助簿などに記録されることになります。
■決算のときには日付に注意しなければならない
上記(2)のようなことは決算日(事業年度末)を「またいで」行われないようにしなければなりません。そうでないと、費用の計上漏れ(翌年に計上されてしまう)となってしまうからです。
■財務会計ソフトの仕訳(伝票)番号
古い日付の仕訳の番号が、新しい日付の仕訳の番号よりも大きい数字になることがあります。そもそも、仕訳(伝票)番号は連番を確かめることによって仕訳の「漏れを確認する」ためにあるのですからこれでもよいです(手書きの帳簿の時代には連番が大変重要な意味をなしていました)。
(1)仕訳作業をした日付と仕訳の日付
仕訳作業(伝票の記入や財務会計ソフトへの入力)は取引が発生する都度行うのが理想ですが、現実には取引が発生した翌日以降に行われることもあります。しかし、仕訳作業が取引の発生よりも遅れたとしても仕訳の日付は取引が発生した日付で行います。
(2)領収書の日付と仕訳の日付
経費の支払いなどの領収書の日付よりも出金の日付が遅れることがあります。例えば、とりあえず社員が立替え払いをしておき後日出納担当者に立替えた分の請求をする場合です。このような場合でも、出金日で仕訳処理することが通常です。なぜならば、会社として支払ったのは領収書の日付よりも後の出金の時点だからです。
(3)過年度に処理漏れとなっていた仕訳の日付
過年度、つまり決算が確定している年度の日付で記録することはできませんので、処理漏れに気がついた日付で仕訳をします。
■月末の日付での一括処理(締日)
売上、仕入、多額な経費などは月ごとに一括して仕訳処理することが通常です。このような場合には、掛取引といって集金や支払いも翌日以降にします。なお、取引の発生日付は仕訳からは判明せず、補助簿などに記録されることになります。
■決算のときには日付に注意しなければならない
上記(2)のようなことは決算日(事業年度末)を「またいで」行われないようにしなければなりません。そうでないと、費用の計上漏れ(翌年に計上されてしまう)となってしまうからです。
■財務会計ソフトの仕訳(伝票)番号
古い日付の仕訳の番号が、新しい日付の仕訳の番号よりも大きい数字になることがあります。そもそも、仕訳(伝票)番号は連番を確かめることによって仕訳の「漏れを確認する」ためにあるのですからこれでもよいです(手書きの帳簿の時代には連番が大変重要な意味をなしていました)。