売掛金は貸借対照表の勘定科目ですから「残高」と「事実関係」が一致していなければなりません。これは、預金勘定の残高と預金通帳の残高が一致していなければならないのと同じです。
■売掛金残高とは?
毎月作成する試算表で考えてみます。
+前月末の売掛金残高
+当月に計上した売掛金(相手勘定科目は売上高)
-当月に入金があった売掛金(相手勘定科目は預金など)
=当月末の売掛金残高
月末時点の売掛金残高は翌月以降に入金がある(前提として売上計上している)ということです。
月末締めの翌月入金の場合には次の関係が成り立ちます。
前月末の売掛金残高=当月に入金があった売掛金
当月に計上した売掛金=当月末の売掛金残高
■事実関係と一致しているか?
月末締め請求の翌月入金の場合には次の関係が成り立ちます。
前月日付の請求=前月末の売掛金残高=当月に入金があった売掛金
当月日付の請求=当月に計上した売掛金=当月末の売掛金残高
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
★売掛金の「残高合わせ」は根気が必要
売掛金の「残高を合わす」、つまり帳簿残高と事実関係の一致を確かめるという作業は大変根気が必要な作業です。また、残高が合わない様々な原因を熟知し、合わない場合には必要な修正作業をしなければならないことから、ある程度の経験が必要です。
得意先が1件だけで、請求は月末締め、翌月に入金があるという一番単純なパターンならともかく、得意先が複数あり、締日も入金のタイミングも異なる場合には、事実関係の把握も容易ではありません。
★貸借対照表勘定科目はすべて残高合わせをしなければならない
貸借対照表の勘定科目の残高が「おかしい」ということは何らかの「仕訳誤り」があるということです。まずは、一番身近な預金と売掛金で考えてみることをおすすめいたします。
経理(仕訳→総勘定元帳→試算表→決算書)の精度が必ず向上しますよ!
■売掛金残高とは?
毎月作成する試算表で考えてみます。
+前月末の売掛金残高
+当月に計上した売掛金(相手勘定科目は売上高)
-当月に入金があった売掛金(相手勘定科目は預金など)
=当月末の売掛金残高
月末時点の売掛金残高は翌月以降に入金がある(前提として売上計上している)ということです。
月末締めの翌月入金の場合には次の関係が成り立ちます。
前月末の売掛金残高=当月に入金があった売掛金
当月に計上した売掛金=当月末の売掛金残高
■事実関係と一致しているか?
月末締め請求の翌月入金の場合には次の関係が成り立ちます。
前月日付の請求=前月末の売掛金残高=当月に入金があった売掛金
当月日付の請求=当月に計上した売掛金=当月末の売掛金残高
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★売掛金の「残高合わせ」は根気が必要
売掛金の「残高を合わす」、つまり帳簿残高と事実関係の一致を確かめるという作業は大変根気が必要な作業です。また、残高が合わない様々な原因を熟知し、合わない場合には必要な修正作業をしなければならないことから、ある程度の経験が必要です。
得意先が1件だけで、請求は月末締め、翌月に入金があるという一番単純なパターンならともかく、得意先が複数あり、締日も入金のタイミングも異なる場合には、事実関係の把握も容易ではありません。
★貸借対照表勘定科目はすべて残高合わせをしなければならない
貸借対照表の勘定科目の残高が「おかしい」ということは何らかの「仕訳誤り」があるということです。まずは、一番身近な預金と売掛金で考えてみることをおすすめいたします。
経理(仕訳→総勘定元帳→試算表→決算書)の精度が必ず向上しますよ!