パン・ド・カンパーニュの部屋

自分で作ったおいしいものを中心においしい話を!

景信山(かげのぶやま)

2009-01-03 11:20:29 | 自然
昨日は久しぶりに妻と山を歩いてきた。
行先はやはり、時間とバスの法則により、電車の中で決めた。
高尾山稜の景信山から陣場山方面を歩くことにした。

高尾から小仏行き11:12発のバスに乗り、終点で下車。
景信山へ直登し、昼食。
携帯コンロでお湯を沸かし、カップ麺を食べる。
冬場は温かいものが恋しい。

今日も景色がよく見える。

都心方面。



関東平野の端まで見渡せ、筑波山も見える。



昼食後さらに陣馬山方面に向かうが、時間がないので、途中、陣馬高原のバス停に下る。

その直前、奥多摩の大岳山がよく見えた。



陣馬高原発16:40のバスに乗り、高尾から帰路につく。

初登山

2009-01-02 08:48:57 | 自然
昨日は、お昼過ぎから山に登ってきた。
方面は一応、高尾山と決めたが、この頃、どこに行くか最終決定は電車の中と決めている。と言っても高尾方面に限ってのことだが。

高尾で降りて、とりあえず小仏行きのバスに乗ることにする。行き先は、バスが走っている最後の最後まで決めかねていたが、日影で降りて城山に行くことにした。だが、いつもの林道ではなく、初めて歩く尾根伝いの道にした。この道は、秋に一度挑戦したが、入口はわかったのだが、道がどこに走っているのか分からず、迷いかけて断念した経緯がある。今日は大丈夫、葉が落ちて見通しがよいから、どこに道が通じているかよくわかった。1時登り始める。



これはかなり上に登ったところだが、こんな道は歩いていて気持ちがよい。

その手前の日影の斜面で、例のシモバシラに遭遇した。近くに単独で3個。一つ一つがかなり大きい。こんな大きいの見たことない。

1号。



2号。



3号。



1時間10分で城山に到着。
城山からは都心がくっきり。



さらに丹沢の大室山(まん中の三角の山)、その右横(松の枝がかかっているそのすぐ左)に富士山が見える。



山頂の茶店で、おでんを買い求め(500円)、コンビニ弁当と一緒に食べる。
このあと、どこに降りようか、バスの時間と地図を見比べ、大垂水峠経由、大洞山から中山峠、山下、梅の木平バス停と決めた。

ここを歩きたかったのは、秋にここを歩いた時、大洞山の手前にシモバシラに似た植物の群落を見つけたからだ。これが本物なら、きっとこの季節、氷をつけているはずだから、確かめたかった。はたしてどうか、やった、あった。それもかなりの数が確認できた。



あちこちにある。どれかわかりますか?



シモバシラのありかを確かめておくなら秋がお勧め。紫蘇の花に似ているのですぐわかる。

今日は成果のある山歩きができて満足であった。
梅の木平バス停から高尾山口までバスに乗る。4時36分発。
すでにあたりは、うす暗くなっていた。

新年おめでとうございます

2009-01-01 10:02:06 | Weblog
新年が明けた。
昨晩は大晦日恒例の神社のお焚きあげで、役員としてお汁粉を作り、参拝客に振る舞った。お汁粉の中身はお餅ではなく、白玉。このほうが茹でれば出来上がりだから便利だ。他に樽酒、甘酒、みかんも用意した。
例年通りの参拝客で、お汁粉は60杯くらいでた。これで、小豆2キロ、砂糖1.5キロ(くらい)、カット白玉2袋。最後は煮詰まってきたので少し薄めた。白玉は1/4くらい余ったので、来年はアルミ鍋の上の方まで作ろう。午前2時に終了。

昨年は、病気だったのでお汁粉の仕込みだけをして家に帰って早く寝た。
今年は体も回復し、いつも通りのお手伝いができてよかった。

今朝はチャッピーの散歩で再び神社へお参り。さらに裏の庚申塚にもお参りに行ってきた。

そして、今朝は冷え込んだので、庭のシモバシラに氷が付いた。

これはシモバシラ1号。茎を下の方で切りそろえたほう。



これはシモバシラ2号。こちらは茎は切らないでそのままの状態。



二つを比べると、茎を切った方は丸く、切らない方が細長い。
今年は、二つを比較できておもしろかった。

さて、今年もいい年でありますようにと、自分とこれを見ている皆さんに祈ります。

錦秋の北岳(速報)2008紅葉情報

2008-10-09 19:48:08 | 山登り
今日は北岳の紅葉の写真を撮りに、広河原から二股に向かいました。
北岳の撮りたての紅葉をお届けします。あと、1週間くらいは見ごろでしょうか。
ちなみに、広河原付近の紅葉はまだまだです。あと2週間くらいでしょうか。



まさに錦秋という言葉がぴったりの二股からの北岳。
朝の8時くらいには見えていた北岳の雄姿が、9時頃になったら、あいにくガスがかかってきて見えなくなってきました。これは2時間待って撮ったうちのベストショットです。


高山復活

2008-10-05 20:43:50 | 山登り
 昨年の夏山縦走後、病気になり、ちょうど1年前の今頃、1回目の検査入院をしていたのを思い出す今日この頃、さる2日の木曜日に八ヶ岳の天狗岳に登ってきた。6月まで山に登れるような状態ではなかったが、その後、近くの高尾山付近を歩き始め、徐々に体力をつけてきた。そういう訳で、今年の夏山縦走はなし。

 前の日の天気予報で、木曜日は快晴ということで、急遽、目的地を高尾山から八ヶ岳へと変更。山のムシがうずうずしてきたのは、体が元に戻ってきた証拠か。
朝5時半に家を出発、茅野INで降りて夏沢鉱泉入口の桜平のPまで車で入る。8時に歩き始め、夏沢鉱泉、オーレン小屋経由でまずは夏沢峠まで登る。シラビソの樹林の中を緩やかに登る。
ここは北八ヶ岳と南八ヶ岳の境界だ。

北と南を結ぶ縦走路。



ここから、縦走路を北へ、まずは根石岳を目指す。
途中の紅葉がきれいだ。この道も緩やかな登りで気持ちがよい。



根石小屋を左に見て、ほんの2,3分で根石岳頂上。

北にはこれから行く天狗岳が目の前にそそり立つ。右側に浅間山。


根石岳から少し下り天狗岳の登りにかかる、前半はきついが、後半は緩やかになる。鉄橋を渡り、使わなくても済む鎖場を過ぎるとそこは頂上。360度の大展望が広がる。11時50分着。

今日は天気予報通り、快晴。ここから見えなければならない山が全部見える。北から白馬、剣、立山、槍ヶ岳、穂高、乗鞍、御嶽まで。上ったかいがあるというもの。

右側1/4の窪んだところが大キレット、その右の尖がりがが槍ヶ岳、左が穂高連峰。



奥に蓼科山、手前のしましまが縞枯山(名前のとおり)。




南に硫黄岳とその向こうに赤岳が見える。



この日の朝は途中の登山道に霜柱、つららが見えた。さぞや冷え込んだのだろう。
急に冷え込むと、葉っぱはこの通り枯れてしまい、紅葉(黄葉)になる前に汚い色になってしまい、台無しになるのだという。



なにはともあれ、休み休みだが標高2640メートルの天狗岳まで登れたことに、感無量であった。昨年の今頃は、もう山は一生登れないものだと思い、涙していたのだから。




桜山

2008-04-13 01:19:30 | 自然
神奈川県津久井町の稲生というところに、「桜山」という山がある。通称、稲生の桜山と呼んでいるみたいだ。

先日、行ってきた。毎年この時期、道志の山に行くときに通りがかってはいたのだが、立ち寄るのは初めてのことだ。

名前の如く、桜の山である。聞くところによると、大正天皇が生まれたときに、お祝いに桜を植えたとか、大正時代に地元の青年団が桜を植えたとか、いわれはよくわからない(ちゃんと調べもしませんでした)。

遠くから見るとこんな感じ。



桜ばかりではなく、カタクリの群落地でもある。里山なので温かいせいか、もう少し高い山で見るかたくりと比べ、大きさが大きいような気がする。



アップで一枚。



桜を撮影するのはなかなか、難しい。
これはどうでしょう。 自分では気にいった一枚なのですが。




山桜を望遠で切り取るというやり方もやってみたい。
あした(もう今日か)、出かけたいが、朝から雨みたいだから、家にいようか。
山はまだ桜は咲いていないかな。
来週くらいがいいのかも。

二度目の正直

2008-04-02 23:02:09 | おいしいもの
この間の、初めて焼いたパン・ド・カンパーニュがいまいちだったので、再度挑戦してみた。
結果は大成功。今回は水を少なめに、固めに捏ねたので、焼きあがりがぺちゃんこにならず、ふっくら焼けた。
なにせ、この間は、かみさんに「なんだかぺちゃんこね。」などとケチをつけられたから。
これなら文句はないだろう(にんまり)。

見てやってください、晴れ姿。


今日のワイン

2008-04-02 06:43:20 | おいしいもの
先日の日曜日、久しぶりにワインを開けた。

先週は結婚記念日、もう何回になるのか、本気で計算しないとわからない状態に来ている。で、この何年か気にかけていたとおり、銀婚式の年であったことが判明した(誤解を受けるといけないので、説明しておきます。私たちは大学を卒業して次の年に結婚したので、まだ若いのです。と言っても私は大台にのってしまいましたが。)。

どこか家族で食事にでも行こうかと思ったが、子どもたちはそれぞれ予定があってままならない。そこで、家で食事をしてワインを開けることになった。ついでに、パンはオレンジ由来天然酵母のトウモロコシ粉配合のパン。



今日のワインはとっておきのワイン。前に買っておいた熟成した白ワインを開けてみよう。

ロワールはモンルイの白ワイン。ヴィンテージは2001年だから6年半の熟成だ。1000円台の安いワインは、買ったらすぐに飲まなければ劣化してしまうが、2000円台はそこそこ(2~3年か)、3000円以上のクラスになると普通でも5~6年は大丈夫か。でも、これは作りがしっかりしていることが大条件。白ワインでも、しっかり作っていれば熟成は可能だ。



このモンルイのワインもしかり。6年半の熟成で色は黄金色に到達している。味は濃厚、甘さを抑えた蜂蜜のようだ。ロワールの白ワインのセパージュはシュナンブランが最高とされているが、ブルゴーニュのシャルドネにもにもひけをとらない。のど越しは、とろみ感を感じる。まさに熟成した白ワインの条件が揃っている。これだからワインは面白い。



先日開けた、シャブリの5年物もそこそこ熟成していた。うちにはワインセラーなんてシャレたものはないから、床下収納庫に無造作に放り込んでいる。先ほどからの繰り返しになるが、しっかりした作りのワインなら、猛暑を何度か経験させてもびくともしないいい例になった。

おっと、銀婚式の話がワインの話になってしまった。

お花見

2008-04-01 00:24:48 | 自然
日曜日、近くの公園にお花見に行った。都立桜ケ丘公園と言う。私の家の最寄りの駅は、京王線の「聖蹟桜ヶ丘」駅である。この聖蹟の語源とも言うべき物語がこの桜ケ丘公園にある。
話は明治にさかのぼる。今は団地や住宅地になっている多摩ニュータウンのこのあたりも、造成が始まる前、ましてや明治時代は雑木林の生い茂る丘陵地帯であった。東京の都心(そのころは東京市の中心と言うべきか)から、そう遠くない(隣の府中市は東京オリンピックのマラソンの折り返し地点である)このあたりは、ちょっと遊びに来るのに便利な場所であったようだ。そこで、かの明治天皇はここに兎狩りにやって来られたのである。前の日は八王子で、次の日はここにやってきた。その日はここの名士の家に泊まられたようである。そこで、後年、この兎狩りをされた場所を聖蹟と呼んで明治天皇の遺徳を偲ぶ場所となったのである。

今は都立桜ケ丘公園となり、雑木林の丘陵地帯が保存されている。桜もきれいだ。

昭和の初期にこの場所に明治天皇の記念館が建てられた。「聖蹟記念館」と言う。
そのころは珍しいコンクリート作りである。作りはアールヌーボー様式とでもいうのだろうか。今からみてもモダンな建物である。



このあたりは桜ケ丘の地名とおり、桜の名所でもある。




まわりは雑木林の生い茂る丘陵地帯である。遊歩道があり散策が楽しめる。
すでに新芽が出てきて、若草色がまぶしい。



これはアオキの新芽、蕾がきれいだ。



振り返ると左にコブシ、右に桜。



ここは自然を生かした公園で、何もないところが、それはそれでよいところだ。

ああ、でも残念、桜の下でちょっと一杯やりたかったな。ワインとパン、ちょっとした食べ物持ってきて。

桜あんぱん

2008-03-30 06:00:01 | おいしいもの
あんぱんを作った。
あんこは富澤商店の春限定品の「桜餡」を使った。これは桜色に着色(もちろん、安全に)してある白あんに、桜の葉を散りばめたものである。これを使って、桜が咲いたころ、あんぱんを作ろうと思って、前に買っておいた。今の時期、もう売り切れて売っていない。早めに買っておいてよかった。

桜の花の塩漬けを真中に差し込んで、まわりにはケシの実を散りばめたオーソドックスなあんぱんである。



今日は日曜日、うちのあたりは桜が八分咲きくらい、どこかお花見に行ってこよう。