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『神社霊場 ルーツをめぐる』

2009-12-31 18:06:02 | 読書
2009 No.38  12/23~12/29 

筆者:武澤秀一(光文社新書)

評価・・・★★★☆ 3.5

もうすぐ新しい年。新しい年といえば初詣! 初詣といえば神社!
ということで、本屋をぶらぶらしていたときに見つけたこの本を購入してみました。実はけっこう神社好きなんです。
カラー写真がいくつも入っているところはなかなか良かったです。写真だけで行ってみたくなる神社もたくさんありました。
私としてはもっと神社の由来(伝説めいたものとか)についての話を読みたかったので、ちょっと物足りなかったかも。
でも、古い神社あととか、摂社のほうが本来の神社の姿を残しているものだ、という筆者の説はなるほどな~、と感じました。
これから神社にお参りするときは、もっと全体的に目を配ってみることにしようと思ったのでした。


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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
旅人さんへ (ゆげりん)
2010-01-17 22:58:55
根来寺は桜の時期に何度か行ってます。桜の名所として地元では人気です。
そのせいか、渋滞で大変だった記憶のほうが鮮明で、肝心のお寺の印象が薄くて・・・いいアドバイスできなくてすみません。でも、国宝の大塔は立派だったと記憶しています。
かつては僧兵をたくさんかかえていて、秀吉に焼き討ちされたこともあるそうで、そんなワイルドな一面もあったのかと驚きました。
オススメ時期はやはり桜の季節です。渋滞覚悟で行く必要はありますが、車で行かれるなら隣の紀の川市にある粉河寺にもぜひ足を伸ばしてみてください。こちらも桜の名所として人気で古くからあるお寺です。
http://www.kokawadera.org/
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“高野山の子” (旅人)
2010-01-17 19:30:12
お返事をいただきありがとうございます。

>高野山はわりと近いので(といっても車で2時間近くかかりますが)何度も行ってしまってますね。記憶にない子供の頃も含めるともう少し行っているかもしれません。

素晴らしい環境、それに体験ですね。
まさに“高野山の子”!

ところで同じ和歌山県の根来寺へは行かれていますか?
『神社霊場 ルーツをめぐる』と同じ著者(武澤さん)が昨年出された『空海 塔のコスモロジー』(春秋社)でとても魅力的に紹介されていたので、是非行ってみたいと思っているのですが…
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旅人さんへ (ゆげりん)
2010-01-16 10:34:43
高野山はわりと近いので(といっても車で2時間近くかかりますが)何度も行ってしまってますね。記憶にない子供の頃も含めるともう少し行っているかもしれません。
私は鳥居も五輪塔も気づいてましたが、深く考えることもなく「高野山だからこうなんだろう」ぐらいにしか思ってませんでした
奥の院は高い木立に囲まれていて、木漏れ日の向こうにはお線香の煙が立ち上っていたりという、独特な雰囲気もいいと思います。
他にもすてきな神社仏閣に出会いたいです。そしたらブログでも報告しますね!
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自然の特別な場所にこそ本当の力が (旅人)
2010-01-10 22:21:43
さっそくにお返事をいただき、ありがとうございます。

>とにかく圧倒されるのは奥の院ですかね。宗派や時代を超えて様々な人々のお墓が延々とつづく様はとにかく圧巻としか言いようがないです。

高野山奥の院に4回も行かれているとは! すごいですね。
この『神社霊場 ルーツをめぐる』に、奥の院のお墓の前に鳥居があることの意味が書いてありました。高野山へは行ったことがありますが、この本で鳥居の存在にはじめて気付きました。神社と霊場がミックスされているようで、というか、神社と霊場はつながっていることに目を見開かされました。それに、2ページにわたる奥の院のカラー写真が雰囲気をよく伝えていて素晴らしいと思いました。

>自然のエネルギーとその不思議が感じられるところに心惹かれがちです。

わたしもそうです。そういう場所が神社や霊場になったのですね!
この『神社霊場 ルーツをめぐる』という本には、建物が建つ前の状態、つまり自然の特別な場所にこそ本当の力があると気づかされました。建物が建つのはその後だったのですね。
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旅人さんへ (ゆげりん)
2010-01-04 08:11:39
はじめまして。コメントありがとうございます。
この本で取り上げられた神社霊場の中で、私が行ったことがあるのは、出雲大社、伊勢神宮(2回)、熊野三山のうち本宮大社、飛瀧神社(2回)、石山寺、高野山奥の院(4回)です。
関西在住でありながら、関西の神社霊場であってもまだ行ったことのないところが多いですね。
とにかく圧倒されるのは奥の院ですかね。宗派や時代を超えて様々な人々のお墓が延々とつづく様はとにかく圧巻としか言いようがないです。
でも特に心に残っているのは飛瀧神社です。那智の滝を目の前にして、自然のエネルギーを感じるとともに、これを最初に神とあがめた古代の人々たちに思いをはせて不思議な感動に包まれました。
那智大社は近くまで行きながら、しんどくて行けてません(^_^;) なんせ、同じ県内(和歌山在住です)でも熊野は本当に遠いですから・・・

厳島神社は以前からぜひ行ってみたいと思っているところです。
他に行きたいところは神倉神社、石の宝殿、大神神社、鵜戸神宮です。自然のエネルギーとその不思議が感じられるところに心惹かれがちです。
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Unknown (旅人)
2009-12-31 23:49:53
はじめまして。

この『神社霊場 ルーツをめぐる』という本を手に取った時、新書なのにカラー写真がきれいでアングルがユニークなのに驚きました。表紙にカラー版と銘打っていないので。
読み始めたら、神に名前がつく前の深い信仰の世界を感じ、思わず引き込まれました。社伝がいう由来には神社が由緒を勝手につくりあげているものが多いので、著者がいうように、神社がある場所や環境から信仰の意味を明らかにしてゆくのは大いに教えられますね。
ところでわたしは都内在住ですが、青森の恐山や那智の滝、沖縄のウタキに惹かれました。それから厳島神社にお参りしたら、ぜひ弥山頂上まで行きたいと思いました。
関西在住とのことですが、紹介されている神社霊場のうち、どれが興味深かったですか?
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