2011 No.1 1/5~1/15
作者:パトリシア・コーンウェル(講談社文庫)
評価:★★★☆ 3.5
検屍官シリーズの最新刊です。
今回、ケイが巻き込まれた災難は・・・若い女性の遺体について、ケイが出した検屍結果は事件の捜査結果と矛盾する点が多いことから、ケイの検屍結果は信用してもらえない。また、CNNに出演することになったケイは、番組の司会者カーリーの罠にはめられてしまう。そのうえ謎の小包が届いて、爆弾処理班まで出る大騒ぎに・・・
相変わらず災難続きのケイですが、この作品、もっとページ数を少なく書けたんじゃないでしょうか。いつも思うことですが、細かいところまで描きすぎて、長すぎると感じてしまうのです。検屍や科学捜査のシーンでは、細かい記述はすごくおもしろく感じるものの、ルーシーとジェイミー、マリーノのプライベートのエピソードなど、もっと簡略化してほしい。ケイの料理シーンは結構好きだけど。すごくおいしそうだから
今回はメインの殺人事件が少なく、悲惨度が薄いこともあって、最近の検屍官シリーズのなかでは一番読みやすかったです。
作者:パトリシア・コーンウェル(講談社文庫)
評価:★★★☆ 3.5
検屍官シリーズの最新刊です。
今回、ケイが巻き込まれた災難は・・・若い女性の遺体について、ケイが出した検屍結果は事件の捜査結果と矛盾する点が多いことから、ケイの検屍結果は信用してもらえない。また、CNNに出演することになったケイは、番組の司会者カーリーの罠にはめられてしまう。そのうえ謎の小包が届いて、爆弾処理班まで出る大騒ぎに・・・
相変わらず災難続きのケイですが、この作品、もっとページ数を少なく書けたんじゃないでしょうか。いつも思うことですが、細かいところまで描きすぎて、長すぎると感じてしまうのです。検屍や科学捜査のシーンでは、細かい記述はすごくおもしろく感じるものの、ルーシーとジェイミー、マリーノのプライベートのエピソードなど、もっと簡略化してほしい。ケイの料理シーンは結構好きだけど。すごくおいしそうだから
今回はメインの殺人事件が少なく、悲惨度が薄いこともあって、最近の検屍官シリーズのなかでは一番読みやすかったです。