『サウスバウンド』

２００９　Ｎｏ．３１　９／３０～１０／６

作者：奥田英朗（角川文庫）

評価・・・★★★★★　５．０

元過激派の過去を持つ両親の元に育った小学６年の二郎の物語なのですが、
この両親、特に父親の型破り度がすごくておもしろかった！
他の登場人物も個性的でおもしろかったです。前半は東京、後半は西表島に舞台を移すのですが、西表島と石垣島の人たちがあったかくて魅力的に描かれていてすごくよかったです。沖縄本島との違いとか少し勉強できたのもよかったかも。
映画化されているようなので、映画の方も見てみたくなりました。

オリオン座流星群

いまオリオン座流星群が見ごろです。
夜明け前は放射点（ザクッと説明すると、流星が出てくるように見える起点のあたり）が高くて観察しやすいとネット検索結果にあったので、今朝方、４時４０分に目覚ましをセットしておきました。
目が覚めてからしばらくは眠くて眠くて仕方なくて、危うく二度寝するとこでしたが、５分くらいしてなんとか布団から抜け出し、厚着して部屋の窓を開け放して観察してみました。
わりとすぐに１個流星を見ることができました！　短い軌跡しか描いてくれませんでしたが、確かに流星でした。
「夜空をじっくり見たのは久しぶりだなー」と思っていると、早速次の流星発見！…と思いきや、なんだか様子がヘン。
暗めの星がすぐに消えることなく、飛行機よりも速いスピードで空を天頂付近から南の空の地平線方向へ横切っていったのです。どうやら、人工衛星がたまたま視界に入ったみたいです。初めての経験だったので、びっくりしてしまいました。
先ほどネット検索してみたところ、夕方や明け方は人工衛星が見やすい時間帯のようです。注意深く観察してみると、１時間に数個は見えるそうです。
その後も流星の出現を期待して夜空を見上げていたのですが、寒さと眠さをどうしても我慢できず、早々に布団に戻ってしまいました。
観察時間は１０分ぐらいかも

また明日も早起きできればオリオン座流星群ウォッチにチャレンジしてみようと思います