■今年もスキーでスタート■
正月休暇は今年も長野県中野市内で過ごし、その内二日間は志賀高原のスキー場へと向かった。
今回の訪問でも我ら家族は日帰りを二回繰り返したが、宿のある麓の中野市から30~40分で志賀高原へ到着するので、そんなに苦にはならない。しかし、標高の高さでは上位に入るスキー場だけに、アプローチ道の後半15kmは、よほどの暖冬でもない限り、ウインタースポーツ適期を通して全面凍結区間になるから注意が必要だ。そのため、ボクを含めてやって来るほとんどの車がスタッドレスタイヤを装着している。もし、ノーマルタイヤ+チェーンの組み合わせでここへと向かう場合は、かなり神経を使うことを覚悟しなければならない。

そんなこんなで、スキー場の周囲に到達したが、一ノ瀬や高天ヶ原といったスキー場の駐車場は宿泊客専用のところが多く、日帰りの場合はどうしても駐車場の規模が大きい焼額山(やけびたいやま)スキー場が頼りになる存在になる。例年、我が家でも奇跡?が起きない限りここに駐めている。今年も例外ではなく、第一ゴンドラ付近の駐車場に入ったが、準備を進めてゴンドラ乗り場に向かうと、意外にも混雑していた。
「スキー場人気回復か?」と思ったのも束の間、緊急点検のため第二ゴンドラが休止していたために集中していただけであった。

ゲレンデに出てみれば、いつもの志賀高原であり、ほとんどのリフト待ち時間は無し~数分以内の、昔の正月期では考えられないような状況だった。
ストレスなく滑ることができるゲレンデは自ずと滑走数も増えてくるから、「昔に比べて初心者のレベルアップも早いんだろうな~。」と、昔を知るオジサンとしては、羨ましくも思えてくる。

そんなこんなで二日間をスキー場で過ごし、もう伸びはしない自分のテクニックの、衰え具合をチェックするのみだったが、今年50歳を迎える身として「スキーヤーとしての寿命は、あと10年くらいだろうか?」「息子に子=孫ができて、その子と一緒に滑ることができるのだろうか?」なんて思考が自然と駆け巡るようになっていることに少々ヘコんでいた。
■ゲレ食■
ゲレンデサイドで採る食事を「ゲレ食」ということを雑誌で知ったが、志賀高原内での「おすすめゲレ食」を紹介しておく。
場所は一ノ瀬地区で、ファミリーゲレンデを上に望んで右手にあるゲレンデサイドのレストラン(と言うか、「食堂」と言うか…)群を右手に進んでいったところの「ジャパン志賀」というホテル内にあるのが「エスニック・カレー・バイキング」だ。
ここのカレーは、ネパール系で、その実ネパールの方々が直々に調理している。価格は¥1500で、周りのゲレ食よりはやや高めになるが、都市部で食っても相場はその程度なので、エスニック・カレーとして特別なモノでもない。

メニューは“カレー・バイキング”なので、1種類しかなく、オプション設定でドリンクバーがプラスされるのみだ。
カレーは「マトン(羊肉)」、「キーマ(挽肉)」、「チキン」、「野菜」の4種類で、これを「ご飯」もしくは「ナン」に着けて食べる。他に「ネパールの焼きそば」、「サラダ」、「漬け物その他」もあって、全てが食べ放題だ。

肝心の味を「書き言葉」で表現するのは難しいが、都市部にあるネパール・カレーの店と同等かそれ以上であり、ここに通い始めて2年目になる我が家では、今ではスキーとセットで楽しみにしているくらいだから、その程を想像して欲しい。
■安値安定?■
以前にも書いたが、スキーばかりかスノーボード人口もジリジリと減り続けている。よくよく考えてみると、スノー・スポーツは金がかかる。板&ブーツ、ウエアの他、交通費と燃料費、車とそれに装着するスタッドレス・タイヤもしくはタイヤ・チェーン等々、それらをトータルするとかなりの出費になる。だから、太平洋側にある都市部などからのスキーヤー&ボーダーが特に減っているようで、現状はスキー場に近い地元の人達がかろうじて支えているように思える。
そんな状況だから、これまでに閉鎖されたスキー場が多数在り、たとえ存続していても懸かるリフトの数を減らしたり、コース自体の数を減らしてコストダウンをしているスキー場がかなりの数に上っている。そして、ここ志賀高原も例外ではなく、近年まであったコースやリフトが少しずつだが減っている。
現況では何らかの理由で不人気になっているスキー場は淘汰され、残ったモノだけが「安値安定」といった感じで存続している。しかし正月でも混雑しない状況の中、それすらいつまで続くのかは予想できない。まさか、「ボクがスキーができなくなる前にスキー場が更に激減する」といった極端な話にはもうならないだろうが、確信はない。後輩達のためにもそんなことのないよう、祈るのみだ。
正月休暇は今年も長野県中野市内で過ごし、その内二日間は志賀高原のスキー場へと向かった。
今回の訪問でも我ら家族は日帰りを二回繰り返したが、宿のある麓の中野市から30~40分で志賀高原へ到着するので、そんなに苦にはならない。しかし、標高の高さでは上位に入るスキー場だけに、アプローチ道の後半15kmは、よほどの暖冬でもない限り、ウインタースポーツ適期を通して全面凍結区間になるから注意が必要だ。そのため、ボクを含めてやって来るほとんどの車がスタッドレスタイヤを装着している。もし、ノーマルタイヤ+チェーンの組み合わせでここへと向かう場合は、かなり神経を使うことを覚悟しなければならない。

●全面凍結する志賀高原へのアプローチ道●
そんなこんなで、スキー場の周囲に到達したが、一ノ瀬や高天ヶ原といったスキー場の駐車場は宿泊客専用のところが多く、日帰りの場合はどうしても駐車場の規模が大きい焼額山(やけびたいやま)スキー場が頼りになる存在になる。例年、我が家でも奇跡?が起きない限りここに駐めている。今年も例外ではなく、第一ゴンドラ付近の駐車場に入ったが、準備を進めてゴンドラ乗り場に向かうと、意外にも混雑していた。
「スキー場人気回復か?」と思ったのも束の間、緊急点検のため第二ゴンドラが休止していたために集中していただけであった。

●20分待ちだった第一ゴンドラ●
ゲレンデに出てみれば、いつもの志賀高原であり、ほとんどのリフト待ち時間は無し~数分以内の、昔の正月期では考えられないような状況だった。
ストレスなく滑ることができるゲレンデは自ずと滑走数も増えてくるから、「昔に比べて初心者のレベルアップも早いんだろうな~。」と、昔を知るオジサンとしては、羨ましくも思えてくる。

●焼額山・パノラマコース●
そんなこんなで二日間をスキー場で過ごし、もう伸びはしない自分のテクニックの、衰え具合をチェックするのみだったが、今年50歳を迎える身として「スキーヤーとしての寿命は、あと10年くらいだろうか?」「息子に子=孫ができて、その子と一緒に滑ることができるのだろうか?」なんて思考が自然と駆け巡るようになっていることに少々ヘコんでいた。
■ゲレ食■
ゲレンデサイドで採る食事を「ゲレ食」ということを雑誌で知ったが、志賀高原内での「おすすめゲレ食」を紹介しておく。
場所は一ノ瀬地区で、ファミリーゲレンデを上に望んで右手にあるゲレンデサイドのレストラン(と言うか、「食堂」と言うか…)群を右手に進んでいったところの「ジャパン志賀」というホテル内にあるのが「エスニック・カレー・バイキング」だ。
ここのカレーは、ネパール系で、その実ネパールの方々が直々に調理している。価格は¥1500で、周りのゲレ食よりはやや高めになるが、都市部で食っても相場はその程度なので、エスニック・カレーとして特別なモノでもない。

●ホテル前に架かるカレー店の看板●
メニューは“カレー・バイキング”なので、1種類しかなく、オプション設定でドリンクバーがプラスされるのみだ。
カレーは「マトン(羊肉)」、「キーマ(挽肉)」、「チキン」、「野菜」の4種類で、これを「ご飯」もしくは「ナン」に着けて食べる。他に「ネパールの焼きそば」、「サラダ」、「漬け物その他」もあって、全てが食べ放題だ。

●カレーと特大の焼きたてのナン●
肝心の味を「書き言葉」で表現するのは難しいが、都市部にあるネパール・カレーの店と同等かそれ以上であり、ここに通い始めて2年目になる我が家では、今ではスキーとセットで楽しみにしているくらいだから、その程を想像して欲しい。
■安値安定?■
以前にも書いたが、スキーばかりかスノーボード人口もジリジリと減り続けている。よくよく考えてみると、スノー・スポーツは金がかかる。板&ブーツ、ウエアの他、交通費と燃料費、車とそれに装着するスタッドレス・タイヤもしくはタイヤ・チェーン等々、それらをトータルするとかなりの出費になる。だから、太平洋側にある都市部などからのスキーヤー&ボーダーが特に減っているようで、現状はスキー場に近い地元の人達がかろうじて支えているように思える。
そんな状況だから、これまでに閉鎖されたスキー場が多数在り、たとえ存続していても懸かるリフトの数を減らしたり、コース自体の数を減らしてコストダウンをしているスキー場がかなりの数に上っている。そして、ここ志賀高原も例外ではなく、近年まであったコースやリフトが少しずつだが減っている。
現況では何らかの理由で不人気になっているスキー場は淘汰され、残ったモノだけが「安値安定」といった感じで存続している。しかし正月でも混雑しない状況の中、それすらいつまで続くのかは予想できない。まさか、「ボクがスキーができなくなる前にスキー場が更に激減する」といった極端な話にはもうならないだろうが、確信はない。後輩達のためにもそんなことのないよう、祈るのみだ。
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