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中島ブラザーズ ”弟”の「外で遊ぼう!」

近頃は日本海で、ヒラマサを追ってばかり。よって磯釣りや渓流釣りは休止状態ですが…。

またまた高原川へ

2009-06-06 15:30:56 | 渓流&管理釣り場での釣り
 コレで今期三度目になる高原川への釣行だ。

 5月30日夜に自宅を出発後。名神高速~東海北陸道を乗り継いで飛騨高山方面へ向かったが、郡上八幡の手前あたりから雷雨?のような大雨に見舞われ、先行きが心配された。しかし飛騨地区に入ると、雨はほとんど降っておらず一安心。自宅を出た4時間後には高原川の河川敷に到着していた。
 仮眠中に急に大きくなった雨音に目をさますが、土砂降りという程ではなく、釣りに影響はなさそうだった。しかし、この判断はアマかった。着替えを済ませて河原に降りるとビックリだ。予想に反してかなり増水しており、濁りも出始めて↓
                     
ポイントらしき部分のほとんどが潰れているではないか!。
 文句を言っても天に届くはずはない。「こういう時は勝手が判るところに入るのが一番」なので、前々回に入ったところと同じ吊り橋のやや上流から入渓した。

 実釣開始後は流れの影々を狙うが、そういう場所が少ないので苦労をする。「あそこがオイシソウだ!」と思っても、川を横切って対岸に出ることは危険な状況なので、手が出せない。結局この地区では2時間ほど釣り上がってみたが、キープサイズ以下の山女魚が1匹と、キープ・サイズにギリギリ到達するイワナ↓
                     
1匹に終わり、移動を決意した。

 「どこかに水の澄んだところはないものか?」と思案してみる。「そう言えば支流の双六川は水が澄み過ぎて逆に釣り辛い時がある。」と何かの本で見たことがあった。「この日の状況なら丁度イイかも?」と思い、車を走らせた。
 着いてみると、なるほど濁り具合は丁度良いような気がする。↓
                     
しかしながら、高台から見回すと何人か先攻している人=先行者が居て、簡単には釣れなさそうな状況でもあった。

 双六テント村のやや手前から入渓し、釣り上がっていくが、ありきたりの場所では反応が無い。そこで他者が見逃しそうなポイント=竿抜けしている部分を探して仕掛を打っていくと、ようやく反応があり、滝の手前↓
                     
にあった見付けにくい底石の影から2匹引っ張り出すことに成功したが、先行者に追いつきそうになった時点で次の移動を決意した。

 次に向かったのは浅井田ダムの直下周辺だったが、ココに狙いをつけたのはダム上はドンドン増水傾向にあるが、ダムがある程度受け止めてくれる↓
                     
ハズなので、「その下なら影響は少ないのでは?」との予想があったからだ。
 かくして予想は当たった。軽度に増水はしているが、釣りに困るような状況ではないようだ。↓
                     
 ココで釣りを再開し、何度か流してみるが、ココにも先行者が居たようで、当たり前のところからはアタリが出ない。そこでまた双六川と同じように「人の裏をかく戦法」でなんとかアタリをとっていくが、欲しかったヤマメではなく、イワナを2匹ゲット↓
                     
                             (この日の最大サイズ=23cm)
するに留まる。
 ここから更にダムに向かって釣り上がって行き「この日の状況だとこのエリアがベストな感じかな?」と思っていた矢先、ここで何と大トラブルの発生だ。
 「ウ~ッ」と辺りに設置されているスピーカーから一斉にサイレンが鳴り始め、「こちらは北陸電力です。」「只今より浅井田ダムの放水が始まりますので、川の周辺から退去してください。」との放送が始まったのだ。

 トホホな気分で川から上がり、またまた思案の開始だ。「今度は逆に支流の上流部だと水が引き始めているのでは?」との予想で車を走らせたが、コレは失敗で、車窓から見える、支流の上流部は濁りが出ていて、とても釣りが出来るようには見えなかった。
 竿を出す間もなく、またまた山を下り、今度は前回に訪れた神岡町の下流部へと向かった。車を止めたのは前回の割石より更に下流の「二ツ屋」というところで、そこから入渓した。
 「ダメ元」気分できた割りには水量、水質共に落ち着いており、期待が持てそうだ。だが、こんな風に1級場所とも思える淵↓
                     
                     
とソコへの流れ込み、それに続く瀬、淵尻のカケ上がりを散々攻めたが、ウグイがポツンとアタるのみで、ヤマメ、イワナは元より、下流域では多いといわれるニジマスすら反応無し。それでも諦めずに釣り上がっていくと前回でも入った「割石橋」にたどり着いた。ココでは前回はあれほど簡単に釣れてウザかった?ニジマスをようやくの思いで1匹↓
                     
をゲットした時点であきらめがつき、この日の釣りが終わった。

 何ともマァ~不完全燃焼な状態の釣りであり「何をやっても天候には勝てない。」と、つくづく感じた一日だった。こういう場合、長年やってきた海釣りならば「潮が悪かった。」と言い訳するところだが、淡水の場合だと「”水が悪かった”と言い訳が出来るのだろうか?」そんな事を考えながら家路に就く車を走らせていた。
コメント
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