V=4/3πr³

詩と物語を紡ぎます

忘れないで

2017-10-31 14:50:00 | daily tsukasa


   忘れないで

明日十一月一日は【旧暦九月十三日】。『十三夜』ですね。
十月四日(旧暦八月十五日)の『仲秋の名月』を観たあなたは是非!、惜しくも見逃したあなたも是非是非!、

観あげてごらん、『後の月』を、、、

晩秋の月光を浴びて、魂を癒やしましょう。


2017/10/31
14:36 pm

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凩一号

2017-10-31 13:30:00 | daily tsukasa


   凩一号


荒れ狂っているのか?
喜んでいるのか?
その風の中に身を置いていた。

何処かに身体を持って行かれそうな、冷え切った『心許なさ』。
その頭上から照らし包む、暖かい日光。

リアル『北風と太陽』の世界は、おとぎ話のように、長閑ではなかった。


2017/10/30
12:36 pm

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昨日アップし損なった記事を上げる。

2017/10/31
13:30 pm

つかさ拝

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いなくなった

2017-10-30 21:46:28 | daily tsukasa
   いなくなった


花屋のアトランティックジャイアント。
いつの間に店先からいなくなっていた。
ハロウィーン前日にして売れたみたい。

\(^o^)/



2017/10/30
10:46 pm

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風速八メートル

2017-10-30 07:38:00 | daily tsukasa


   風速八メートル

嵐が疾走して去ったあと、月は口笛を吹かず、虫の声も絶えたままだった。夜明け、風速八メートル、北北西の風が空を掃いている。木枯らし、かもしれない。


2017/10/30
06:10 am

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水の記憶

2017-10-29 16:58:00 | daily tsukasa


     水の記憶



波紋の写真を撮っていた。

先日とは違って、波が今ひとつ浅い気がする。
(雨粒が小さいのか、な……。)
(あと、雨が疎ら過ぎる?)

不意に、緑色感応、した。

【つかささん、かみなり、ちかいです】
【わかりました、もう、もどりますね】

長く低い音が腹に響いていた。

(雷鳴。と?)
大粒の雨滴が落ちてくる。


ひと粒、ふた粒み粒、……ぱら、ぱらぱら。
水溜りに。


深い波紋の、干渉格子。

頭の中心が熱を帯びて振動し、鼓膜を高周波に刺戟していた。
(好い、感じ)

また落ちてくる雨滴を、
水面の上にカメラを構えて、待った。

雷鳴、と共に。

ひと粒、ふた粒み粒、……ぱら、ぱらぱら。
水溜り、に。


(ワタシドモノ、キオクヲ、ヨミタマエ)

[君ノ記憶、拝見シマセウ]


僕は波紋を、連写した。



inspired:2017/10/17
written, elaborated:2017/10/29

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