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詩と物語を紡ぎます

桜紅葉

2017-10-15 18:05:00 | uta
       桜紅葉



薄明り水に映りし晩秋の褪せぬ色彩仄浮かび居り

うすあかり みずにうつりし ばんしゅうの あせぬしきさい ほのうかびおり





朝ぼらけ人も疎らに並木道桜紅葉のひとひらふたひら

あさぼらけ ひともまばらに なみきみち さくらもみじの ひとひらふたひら



淑やかに佇む女の霞み去り彩並木いとをかしけり

しとやかに たたずむひとの かすみさり いろどりなみき いとおかしけり



日々深み日々彩の鮮やかに路傍を染めし落葉いとほし

ひびふかみ ひびいろどりの あざやかに ろぼうをそめし おちばいとおし



written,elaborated:2017/10/15

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鏡の国

2017-10-15 06:42:00 | daily tsukasa

鏡の国

[鏡の国を歩む、ぼくは]
(鏡の国を進むわたしは)

[『ぼく』、という旅の途中で]
(『わたし』という旅の途中で)

[それは]
(それは)

【始まったばかりだ】

[未だ逢えぬ、『きみ』に]
(未だ逢えぬ『あなた』に)

[何時の日かきっと]
(何時の日か、必ず)

[めぐり逢うための]
(たどり着くための)

【遥かな夢の約束だ】


2017/10/15
06:42 am

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