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詩と物語を紡ぎます

本末転倒

2018-02-28 21:48:54 | daily tsukasa
     本末転倒



こんばんは、つかさです。

当ブログを楽しみにしてくださっている皆様、コメントをお寄せくださる皆様、いつもありがとうございます。

わたしはフィジカルもメンタルも弱い生き物です。いくつかの持病も抱える身でもあります。特に季節の変わり目には心身ともに落ち込むことが多いのです。

この一週間ばかり、そんな調子の悪さに喘いでおりました。

昨日、体調がすこぶる悪かったのを推して通院した帰り、何とまともに歩けなくなってしまい、途中三度転倒。家まであと僅かの所で動けなくなり、偶々通りかかった近所の方に助けられ、帰宅できた次第です。まさしく、本末『転倒』な一日でありました。

原因は薬の飲み合わせが悪かったらしいです。これもまた本末転倒ですね。

幸いにも骨折など大きな怪我はしておりません。が、全身彼方此方に打身擦り傷が散っています。

ああ、打身擦り傷も積もれば山道で転び転がるみたいに痛いな

なんてことをボヤいて、ゆかりちゃんに叱られている、つかさ、なのでした。


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 2018/02/28 22:45
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Pastel Color

2018-02-19 17:00:00 | poem
     Pastel Color



夕焼けチャイムが鳴っても
子供らは皆聞こえないふり

手押し車に座る老婆たちの
呑気な世間話はまだ終らず

もうこんな時間とあわてる
買い物帰りの主婦の自転車

家路を辿る時刻を照らして
髪や頬や手のひらを染めて

夕陽の包む柔らかい色彩は
あなたの体温の匂いがする


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 written:2018/02/18〜19
 photographed:2018/02/18
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一富士二鷹三茄子

2018-02-18 17:45:47 | daily tsukasa
     一富士二鷹三茄子



なかきよの
とおのねふりの
みなめさめ
なみのりふねの
おとのよきかな……



じやあああん!
ゆかりです。
いま、ひのでの、ふじを、みおろし、とぶ、たかに、またがつて、なすびのあげびたしに、したづつみ、なのですよ、うはうは!


ん? なんか、うなりごえ、が?

うーん、、、うーん……。



はつ? いまのはつゆめは?

うーん、うーん、、、

つかささん、つかささん!

はつ? ゆめか?

どうした、です?

……いや、 いま、ひのでの、ふじを、みおろし、とぶ、たかの、

おおつ! えんぎが、いい!

……たかの、つめに、ひつかかつて、おちそうな、なすびに、なつた、ゆめを、、、

……つかささん、もういちど、ねるです……(なみだ)


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 2018/02/18 05:00
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はつゆめ

2018-02-17 19:00:00 | daily tsukasa
    はつゆめ



つかささん、はつゆめ、みましたか?

そういえば、みていない、ような。

きようは、きゆーれき・いちがつふつか、ですよ、れつつ・とらい、わんもあ、ういず・さぼてん、なのです!

!、なるほど、そのてが、ありましたか。

はつゆめ、はつゆめ、ふんふんふん! ふじ・たか・なすび、ふんふんふん! はゆく、ねましよう、つかささん! ふんふんふん!

そんなに、こーふんしてたら、ねられませんよ。

ふんふんふん! てきーら!


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 2018/02/17 19:00
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コメント (4)
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冬水晶

2018-02-17 02:20:00 | poem
     冬水晶



月も風もない夜は氷点下の調べ
嘆き喘ぐ幽かな声が
息苦しく絡み合っては
途切れ途切れに啜り哭く

黎明の刻が凍てた土を揺り起こし
滲み出す泉水は寒冷気と契り結んで
もう一つの冬の結晶を生じせしむる
其れは季節が葬る蒼く透明な悲しみ

『愛』とは『賢者の石』と同等か
それ以上に脆く……儚いものだ

と美しきAlchemistは
白い呼吸と紅いくちづけを残し
闇に溶けて行った――刹那
『冬水晶』は一斉に、砕けて散った




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 written:2018/01/29〜02/14
 elaborated:2018/02/15〜16
 photographed:2018/01/29
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コメント (2)
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