私の「認識台湾」

個人的な旅行(写真)の記録を主眼としつつも、実態は単なる「電子落書き帳」・・・・

台湾・韓国へのノービザ優遇措置は浸透?

2006年02月16日 | 極東情勢(日本とその周辺)

11日から昨日まで台湾に「物見遊山」に赴いて参りました。もっとも福岡空港からは2時間強で北海道の親類を訪ねる方が旅費も時間も装備(寒冷地仕様)も必要ですし、台湾へはオペラを観に行くわけでもないので服装もカジュアルと「安・近・短」の典型のようなものです。
その間トリノ五輪の詳細等の国内報道等は全く気に留めず「浦島太郎」状態なのですが、この時期に及んで戦争責任がどうのこうのと(朝日)やっているのには帰国後まず驚きました!「衆議院予算委員会」でしょうに・・・・

◆読者の声 「日本へのノービザ優遇措置に感謝」(台湾週報)

日本人の海外渡航が自由化されたのは東京五輪直前の64年、福岡空港からの初の国際線は翌年就航した釜山便だったそうですが、今では国際線ターミナルも整備され、海外22都市へと路線が拡大しています。
もっとも、時刻表(HP)によると中国・韓国便の割合が66%程度を占めており(便数的には上海が週28便と最多で、台北、ソウルの週21便がそれに続きます)、流行の言葉風に言うと<特アの玄関口、福岡空港>といった風情ですね。

出国した11日は「外国人の皆様は一体いつまで旧正月休みなのでしょう?」と呆れるくらいの人出でした。ちょうど同時刻に台北・ソウル・バンコクと集中しているせいもあるのでしょうが、昨年の同時期より明らかに混雑しています。福岡空港は博多駅から地下鉄で5分と楽勝なだけに皆のんびりやってくるのですが、そんな調子ですので私を含め日本人十数名が定刻にゲートを通過できずに〝裏口〟へのご案内という羽目になってしまいました。
行商のオバサンのようにハーモニーランドの土産物を抱えた台湾人の姿も見かけたのですが、長榮航空のCAに伺ったところ「キティちゃん効果」(記事)は間違いなくあるとのことで、離陸・着陸時の機内音楽も10月の就航時より〝強気に〟ボリュームUPでした。
帰国時のイミグレの外国人ゲートも同時刻に着くアシアナ航空も相まって大混雑、日本人ゲートとの人数の差は圧巻でした。昨年の愛知万博以来の台湾・韓国へのノービザ優遇措置も定着した感があるなと実感した次第です。
もっとも、税関の検査コーナーでは麻薬探知犬を連れた係員が周回しており、濃緑のパスポートを携えている台湾からの渡航客はいささか驚いていたようですが、不正コピー品等の持ち込みも含め、水際でのブロックを強化する措置は不可欠だと思われます。台湾からは先頃遺伝子組換え「光るメダカ」の不法輸入(EICネット)が報じられていました・・・・

国内人口が逓減していく中、特に地方経済の活性化には観光資源を基盤とする交流圏の拡大が不可欠な要素だと思いますが、「旅の恥は掻き捨て」という諺どおりでは困りもの。お互い法を遵守して見聞を広めるように努めたいものですね。

※写真・・・・神戸空港から飛び立つ開港第1便のJAL機(奥)。右は管制塔(16日午前、神戸市)(時事通信社)

神戸空港とJALの前途や如何に?

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