PDAのひとりごと

黄昏時、携帯情報端末は薄闇の向こうに何を見るのか

ぺんぎん恐竜・・・失敗・・・

2005-08-31 22:12:04 | PDA
zsh・・・と聞いてピンと来る人がいるかもしれません。

ハッキングLinuxザウルスを読み進め、さて、噂のzshを入れようと、ipkgファイルをインストールしたまではいいのですが、「起動時のシェルの変更」の項目まで来た時にその事件が起きたのでした。

qpe.shを書き換えてリセットすると・・・「しばらくお待ちください」画面で止まってしまいました。

検索してみると他にも犠牲者はいるようです。

とりあえず正誤表はこちら。
http://book.zau.jp/hack/index.cgi?%c0%b5%b8%ed%c9%bd

対応は初期化しかないようです。
ちょっとショックでまだ何も入れていません。
まぁ、空っぽの方がいろいろ詰め込めて好都合なのですが、辞書ぐらいは入れておかないとなぁ・・・まずはスワップの設定からか。

対処法はあるようですが試してから書こうと思います。

たまにはポポペ

2005-08-28 19:48:08 | PDA
リナザウ用にkingmaxのSD 1GBを買ったので、ポポペで使ってみました。
もちろんROMは4403の方です。

betaplayerを入れてMP3ファイルを再生してみたところ動作しました。
まぁ、MP3はリナザウで聞くつもりのエンコードなので、
時々再生に支障が出ましたが、これについてはモノラルで
再度エンコードし直せば問題ないでしょう。

1GBあれば辞書も楽々入るし、いいかもしれません。
ポポペ、まだいけるな。

ぺんぎん恐竜でコンパイル

2005-08-24 22:37:05 | PDA
環境作りがまだ不完全なのですが、とりあえずHP 200LXで使っているプログラムの再コンパイルをしてみました。

テキストファイル中から¥を見つけて、それに続く数字を加算していく単純な出納帳のプログラムなのですが、これを長いことLXで使ってきたので、リナザウでも使えるのはうれしい話です。

このプログラム、漢字があるとその2文字目を読み飛ばすように作っていたのですが、そのiskanjiという関数がコンパイル時に引っかかりました。しかし、リナザウはUNICODEのはずなので、UTF-8という前提で作るなら、実は漢字を気にせずに作ることができます。

ということで、その部分をサックリ削ってコンパイルして出来上がり、なんて楽なんでしょう。

他のも移植していくと、WinCEではできなかったLXからの環境移行ができるかもしれません。

ぺんぎん恐竜のACアダプタ

2005-08-21 07:49:54 | PDA
昨日、みっきゅんのSL-C3000のACアダプタを見てビックリしました。
大きさが違うのです。

C3000のACアダプタは持ち運びに便利な差込口が収納できる小さいタイプのものでしたが、C3100は大きく無骨で持ち運びに不便な形状をしているのです。

どうしてですか?シャープさん。

C3000のACアダプタの方がいいなぁ。

ぺんぎん恐竜とLXその2

2005-08-21 01:20:57 | PDA
横から見ると、高さも、奥行きもほぼ同サイズなのが見て取れます。

リナザウのキーは、少しだけ大きく、やわらかく、ストロークも短いのですが、クリック感はあります。

ただし、私の押し方では、関係ないキーに指が当たり、誤入力が多くなってしまいます。
その点は、LXの硬いキーの方が誤った入力をしにくい為、そちらの方が私の好みに合っています。

ぺんぎん恐竜にコンパイラ2

2005-08-21 00:05:00 | PDA
今日は、みっきゅんに会いに行く隙間の時間に、zgccインストールの再チャレンジをしました。

そもそも、昨日の失敗は、この(↓)サイトからDLできるのがipkファイルというところが問題でした。
http://www.killefiz.de/zaurus/showdetail.php?app=761

ということで、これは忘れて、ググった結果出てきたこちらのサイトを参照しました。
「MakiWiki ZGCC2インストール」
http://www.makichan.jp/home/index.php?ZGCC2%A5%A4%A5%F3%A5%B9%A5%C8%A1%BC%A5%EB

ここからリンクのあるこちらのサイトから念願のcramfsファイルを得ることができました。
「Zaurus Onboard Development Tools 」
http://s91215199.onlinehome.us/zaurus/

zgcc2Bin.cramfs
zgcc2Inc.cramfs
zgcc2install.html

リナザウからだとDLできなかったのでPCでDLし、CFカード経由でリナザウにコピーしました。
今まで見つからなかったcramfsファイルというのはこれのことだったんですね。

幾度か試した結果、以下のシェルスクリプトファイルをあらかじめ作成しておくと簡単に行くというのも分かりました。

ファイル名:mntzgcc.sh
内容:
mount -t cramfs /usr/local/zgcc2/zgcc2Bin.cramfs /usr/local/.zgcc -o loop
mount -t cramfs /usr/local/zgcc2/zgcc2Inc.cramfs /usr/local/.include -o loop

ファイル名:zgcc.sh
内容:
export GCC_EXEC_PREFIX=/usr/local/.zgcc/lib/gcc-lib/arm-linux/2.95.2/
export COMPILER_PATH=/usr/local/.zgcc/lib/gcc-lib/arm-linux/2.95.2/
export CPATH=/usr/local/.include/
export LIBRARY_PATH=/usr/local/.zgcc/lib/:/usr/local/.zgcc/lib/gcc-lib/arm-linux/2.95.2/:/lib/:/home/QtPalmtop/lib/
export CPLUS_INCLUDE_PATH=/usr/local/.include/g++-3/
PATH=/usr/local/.zgcc/bin:$PATH
export PATH
LD_LIBRARY_PATH=$LD_LIBRARY_PATH:/usr/local/.zgcc/lib
export LD_LIBRARY_PATH
TMAKEPATH="/usr/local/.zgcc/tmake/lib/sharp-onboard/"
export TMAKEPATH
ln -sf /usr/local/.zgcc/bin/libstdc++-3-libc6.1-2-2.10.0.so /home/QtPalmtop/lib/libstdc++-libc6.2-2.so.3
ln -sf /lib/libc.so.6 /usr/lib/libc.so
ln -sf /lib/libm.so.6 /usr/lib/libm.so

このファイルは、Windowsマシンで作成した場合、改行コードが違っていて後ではまる羽目に陥るので、改行コードをLFにしておく必要があります。私はそれに気付かず時間を取られました。

次に、ターミナルを起動し、ルート権限になります。

$ su
# bash

インストールの為のディレクトリを作成します。

# cd /usr/local
# mkdir zgcc2
# mkdir .zgcc
# mkdir .include

ディレクトリを作成したら zgcc2Bin.cramfs と zgcc2Inc.cramfs を /usr/local/zgcc2 ディレクトリへコピーします。
fdを起動してコピーするのが楽でしょう。

cramfsファイルをマウントします。
これには、あらかじめ作成したmntzgcc.shを実行するだけですみます。

# source mntzgcc.sh

これで、.zgccと.includeの中に必要なファイルが見えるようになります。
パスや環境変数を設定するにはzgcc.shを使用します。

# source zgcc.sh

これで、gccが使えるようになります。

このmntzgcc.shとzgcc.shは /usr/local/bin ディレクトリへコピーしておきます。
後は /usr/local/.zgcc/tmake/lib/sharp-onboard/tmake.conf をいじって tmake を使えるようにします。


変更前: TMAKE_INCDIR_QT = /mnt/card/.include/Qtopia
変更後: TMAKE_INCDIR_QT = /usr/local/.include/Qtopia

変更前: TMAKE_INCDIR_QTOPIA = /mnt/card/.include/Qtopia/qpe
変更後: TMAKE_INCDIR_QTOPIA = /usr/local/.include/Qtopia/qpe

要するに、/mnt/cardを/usr/localに変更するわけです。

(8/30削除:これをするとファイルが壊れるような気がする。。。)

展開した方がマウントの手間を省けそうですが、とりあえず動いているので良しとします。

最初の起動時には、「source mntzgcc.sh」でマウントします。
コンパイルしたい時には、ターミナルを開いて

$ su
# bash
# source zgcc.sh

とします。

あとはソースファイルを

# gcc a.c

のようにするとコンパイルが行えます。

ぺんぎん恐竜にコンパイラ

2005-08-19 11:29:24 | PDA
今日はいよいよZGCCをインストールします。

zgcc 2.95.1
http://www.killefiz.de/zaurus/showdetail.php?app=761
http://www.killefiz.de/zaurus/showapps.php?cat=3

英語だし、どこにパッケージがあるのか分かりづらいのですが、とにかく zgcc_2.95.1_arm.ipk をダウンロードします。

インストールしたところ、エラーが出てしまいました。
「いくつかのファイルは正しく展開できませんでした~」
アンインストールしろということなので、素直にアンインストールしました。

ここでハッキングLinuxザウルスをもう一度よく読むと、DLファイルは3つあるようです。あれ?ない。

よく考えると、ハッキング~もDLサイトも、対象がHDDなしのリナザウ向けなので、SDに空きがないとインストールできないのでは?と考え、SD内のファイルを一掃してもう一度インストールに挑戦します。
・・・やっぱりダメ。

http://www.makichan.jp/home/index.php?ZGCC2%A5%A4%A5%F3%A5%B9%A5%C8%A1%BC%A5%EB
こんどはwikiを参考にさせていただき、下記ディレクトリを作成します。
ターミナルを起動し、suでルート権限になり、fdで/usr/local/まで移動し、kでディレクトリを作成します。

/usr/local/zgcc2

/usr/local/zgcc2にzgcc-2.95.1_arm.ipkをコピーし、解凍します。

#tar -xzvf zgcc-2.95.1_arm.ipk

すると、以下のファイルが解凍されます。

./devian-binary
./data.tar.gz
./control.tar.gz

どうもどこの記述とも一致しません。
続いて、解凍されたgzファイルの解凍を行います。

#tar -xzvf data.tar.gz
#tar -xzvf control.tar.gz

ディレクトリが作成されその中に各ファイルが解凍されます。

./opt
./usr

その他に以下のファイルが解凍されています。

./control
./control~

このcontrolファイルは、ディレクトリを作成してそこへ入れます。
これもfdを使えば楽でしょう。
kでCONTROLディレクトリを作り、そこへファイルをmで移動させます。

ここではたと気がつくと、そもそもDLしたファイルをどういじってもcramfsファイルが出てきません。解凍してしまったらディスクイメージじゃないし、何か違う気がします。

とはいえ、解凍できたので、あとはパスと環境変数を設定すればなんとかなりそうな気がします。

ぺんぎん恐竜にファイラを

2005-08-18 23:23:20 | PDA
予定通り、今日はファイラのインストールです。

FDclone for Linux Zaurus
http://www.areanine.gr.jp/~nyano/fdclone.html

例によってハッキングLinuxザウルスを参考にキーワードから
サイトを見つけてパッケージファイルをダウンロードし、
インストールします。

ターミナルからfdと入力するとファイラが起動します。
何も問題ありません。まるでDOS気分です。

画面をキャプチャしようと思ったら
[Fn]+[Shift]+[c]で読めないbmpファイルが作られるように
なってしまいました。何だろう?

何度か試して、キャプチャ後充分に時間を置いたら正常に
キャプチャできた・・・ような気がします。

昨日の{}の出し方も、メモっておきましょう。
[Ctrl]+[,]で {
[Ctrl]+[.]で }

次にエディタを入れます。

Satoshi村    Zaurus ソフト
http://satoshi.web5.jp/f_soft/dw_zedit.htm

これもパッケージをダウンロードしてインストールすれば
問題はありません。

勢いに乗ってコンパイラも、と思ったのですが、
手間がかかるようなのでこれは明日にしておきます。