PDAのひとりごと

黄昏時、携帯情報端末は薄闇の向こうに何を見るのか

ノアなら大丈夫だと思うけど・・・

2009-06-14 08:52:19 | Weblog
川田、永田らレスラー仲間ショック…三沢光晴さん急死

ご冥福をお祈りします。

正直、二代目タイガーマスク時代の試合はほとんど見ていなかったのですが、マスクをとったシーンは今でも覚えています。
その後、タイガーマスクのタイツのまま素顔で戦う、それが三沢選手を最初に認識した瞬間でした。

その後、鶴田越え、ハンセン越えを果たしてベルトも獲り、全日社長になって改革を試みながらもそれを阻まれ、プロレスリング・ノアを旗揚げ、理想のプロレスを作り上げてきました。

ノアの試合は面白く、ケンカしているような団体や、悪人が跋扈する団体とは一線を画していました。それが三沢選手の理想だったのだと思います。
他団体の選手がノアへきた時、明らかに表情が違うのも印象的でした。

佐々木健介選手も新日時代と全日の時、ノアの時でまったく顔が違います。

三沢選手が倒れた時の映像で、高山選手が心配そうに出てきた姿も印象的です。自身脳梗塞で倒れたことがあり、その後の復帰戦の相手の一人が三沢選手でした。

冒頭の記事は良く書けていると思います。
K-1プロデューサーの谷川貞治氏の言葉は、同じ経営者としての視点で語られており、社長と選手の二足のわらじからくる二重の責任感が、動かない身体を動かしている状態だったのではないかと推測します。

古いものを引きずり、経営主体となった古い会社と異なり、理想を掲げて立ち上げたプロレスリング・ノアなので、三沢社長亡き後も理想を貫き続けてもらえると思います。

例えそれが三沢選手の描いた夢と違っていても、それでも方向性は大きくずれないことと思います。そう願います。