シロの一生 前編より
2013/4/14 シロが2匹?
以前触れたことがあると記憶するが、実はシロは我が家へやってきた犬ではなかった。妻の実家で飼っていた犬が亡くなって、獣除けの番犬代わりでもあったことから、次の犬を、ということで妻の実家で飼うためにやってきた(我が家にはラブがいたから)。ところが、時を経てもシロが大きくならない。あまりに小さいから、とても獣除けにはなりそうもない。ということで我が家で飼うことに・・・。その後シロの代わりにやってきたのが、ハナなのである。ハナのことは本日記では記していないが、別の日記で記していた。例えば「ハナがやってきた」や「シロとハナ」。また、「スピッツ前夜」や「このごろのハナ」。いちおうスピッツなのだが、スピッツらしくならず、いまもっていわゆるスピッツのふさふさ感はない。シロはラブにはなついていたが、ハナとは遠慮がちというか、前編で紹介したような仲の良さはなかった。
さて、以下の写真を見ての通り、肺水腫を患う前と後では、ずいぶんシロの様子が違ってきた。患った後は穏やかで、いかにもお年寄り風になってきていた。そして何と言っても、寝ていることが多くなって、最近は人が近くを歩いても気がつかないこともあったし、吠えないこともあった。たまに吠えても、以前のような「吠えまくる」はなくなっていた。でもクールなシロであることに違いはなく、大好きな母さんにもベタベタするということはなく、嫌いなものを口元に持ってくと「プイッ」とよそを向くのは、死ぬ直前まで変わらなかった。
「4月26日午前6時50分の別れ」でなぜ「わたしの退職に合わせたようにあの世に旅立ちました」と記したかといえば、肺水腫を患って以降、シロの医療費はもちろん、食事代にもずいぶん費用を要した。ラブは身体が大きかったから、餌代にかかったかもしれないが、医療費はだんぜんシロに軍配があがる。退職して、今までほど収入がなくなった我が家にとっては、親孝行な旅立ちだったかもしれないから、そう記した。でも、まだもう少し長生きできそう、そう話していたのに、突然の旅立ちはとても寂しく、残念。退職したからこそ、もっと面倒を見てあげられるかも、そう思っていたのに・・・。
大好きだったラブと、天国で待っていてください。
合掌
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いつ頃撮ったものか、お兄ちゃんが撮ってくれたベストショット
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