Cosmos Factory

伊那谷の境界域から見えること、思ったことを遺します

PET-CT検査を受けた

2023-04-14 23:30:12 | つぶやき

 癌の部位別発症数を見てみると、1位は肺、2位は「その他」となっていて意外にその他が多いものの、その「その他」の中にはさまざまなものがあるのだろうから、とりあえず本当の2位は大腸となる。でもその差は大きくて肺癌の半分程度だ。大腸と同じくらい多いのは胃であり、4位以降は膵臓、肝臓、前立腺となる。これは男性の場合であって、女性だと1位のその他を除くと本当の1位は大腸、次いで肺、膵臓、乳房、胃と続く。近ごろ知り合いの中に膵臓癌で亡くなる方が多い。それも発症確認後短い間に亡くなるケースが多い。そのはずで、部位別の臨床病期別5年相対生存率を見てみると、際立って生存率が低い。そもそも症例数を見た時、ステージⅣの症例数が多いということは、発見した際に既にステージⅣだったということになるのだろう。発見しづらい上に生存率が低い、当たり前に際立ってくる。

 初めてであり、おそらく最後になるのだろう、PET-CT検査というものを受けてみた。といっても10万円ほど要す検査で、個人負担だけではちょっと体験できない。たまたま会社で負担をしてくれるというので検査を受けたが、少し前の会社の状況では不可能だった。PETとは、positron emission tomography (陽電子放出断層撮影) の略で、放射能を含む薬剤を用いる、核医学検査の一種という。薬剤が高額なため、検査費用が高くなるという。放射性薬剤を体内に投与し、その分析を特殊なカメラでとらえて画像化する。全身を一度に調べることができるというが、実は完ぺきではない。膵臓癌はPET検査ではほぼ判明しないようだ。ということで、肺癌や大腸癌、あるいは乳癌や子宮癌には効果があるようだから、女性向けかもしれない。

 結果は先生が診察される日に再度聞きに行くことになるが、たまたま来週は先生も、わたしも都合が悪いから2週間後である。胃カメラは毎年吞んでるし、今年は脳ドックもやったし、ということで、こんなにあちこち診てもらうのは、最初で最後である。なによりわたしの欠点は、体型の割にLDLコレステロールが高いことだ。かなり食事的にはそれに応じているのだが、あまり効果はない。そのせいでこの1年にMRIを2度も受けた(実は後頭部を打撲した際にも受けたからトータル3回)。診察結果上は問題なかったが、先生に「基礎疾患ありにあたる」と言われた時は「えっ」と思った。いちおう何にも薬は飲んでいないし、病歴もほぼ皆無だ。ということで、身体には気を遣おうとは思っているが、なかなか・・・。


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