Cosmos Factory

伊那谷の境界域から見えること、思ったことを遺します

アサギマダラ2017

2017-10-01 23:02:46 | 自然から学ぶ

フジバカマの上にはいろいろな生き物が飛んでいる

 

 ここ数年毎年のように触れている“アサギマダラ”。もちろん今年もやってきている。“アサギマダラ2016”で触れたように、昨年は新たに山際の畑にフジバカマを植えた。昨年はまだ丈が短かったフジバカマも、今年は背丈ほど伸び、先ごろの台風のせいか、背が高くて倒れ気味のフジバカマも少なくない。そんな山際のフジバカマにたくさんのアサギマダラがやってきている。昨年は多い時で7匹のアサギマダラが舞っていたと妻は言った。だがわたしが実際に同時に確認できたのは4匹ほど。積極的にフジバカマを広けだことで飛翔数が増えた感じだが、びっくりするほどではなかった。

 ところが今年は違う。山際のフジバカマを植えた畑には、数え切れないほどのアサギマダラがやってきている。飛び交っているので正確には数は数えられないが、視界には同時に10匹ほど確認できるときもあり、反対側に行くとやはりそこそこの個体が見られるうえに、我が家の周囲には点在してフジバカマが咲いているからおおよそ20匹余はやってきているだろうか。今年は妻がさらに耕作放棄していた畑にフジバカマを広げた。時期が遅かったので、今年は丈が短い上に花の咲くのも遅かった。おそらく来年はそのフジバカマが大きくなって花を咲かせるだろうから、さらに多くのアサギマダラがやってきてくれるかもしれない、そういう期待が膨らむ。株の数に比例してアサギマダラの飛翔数は確実に増える感じだ。

 たくさん飛んでいるので“乱舞”を表現したいとカメラを構えるものの、広いエリアのあちこちで思い思いに飛んでいるアサギマダラを、それらしく撮ることは簡単ではない。うまく撮れないだろうかとカメラを構え出して、結局1時間余もああだ、こうだ、と時を無駄にしてしまった。それほど魅力的な舞ということなのだが、それをここで表現することはできない。昨日、“ツボ採り”を終えたあとの昼時のことであった。

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