晴れた朝。
朝食後庭の大葉を抜いた。 ついでに息子の胡瓜も、葉が枯れてきて実もなっていないので引き抜いた。 美味しい胡瓜をありがとう!と、トマトの枝に絡みつくツルを引っ張ると、見事な胡瓜が一本生っていた。
娘のトマトもまだまだ生い茂っている。 伸びた枝が地べたを這っているので添え木に縛り付けた。 ついでに娘に水をあげてもらう。
息子は合気道に。 父と母と娘はひまわり公園へ。 妻は娘と一緒にひまわり公園に行くのが初めてだ。 娘はブランコやシーソーに乗り、はしゃぎまくっていた。 一方妻は疲れきっていた。
息子と合流し、買い物を済ませた帰り道、車の中で娘が妻に質問した。
『 あかちゃんってさぁ? 』
“ いつかはこの質問が来るとは思っていたけど、こんなに早くその日が来るとは! どう答えるべきなのか? ” と、一瞬の内に頭の中に色んな考えがよぎった。
『 あかちゃんってさぁ、大人のひとから生まれるんでしょ。 じゃぁね、最初の大人のひとって誰なの? 』
赤ちゃんは大人から生まれる。 その大人が生まれた時は赤ちゃん。 その赤ちゃんは大人から ・ ・ ・ じゃぁ、一番最初の大人=人間って誰なの? と疑問に思ったらしい。
あまりに壮大な質問で答えられませんでした。
そう言えば息子もこの頃 『 人って何をする為に生まれてきたのかな? 』 と聞いてきたことがあった。
兄妹揃って結構難しいこと考えるのね。