これはだめだ!

自信喪失、無気力な日本に”喝!”、反日、侮日に反撃、一矢を報いる。

藤井大臣の突然の辞任、体調不良より自らが抱える「カネ」が理由では?

2010-01-06 | 政治・経済
藤井財務大臣辞任
  鳩山首相は6日、体調不良を理由に辞意を示した藤井裕久財務相(77)の辞任を了承し、後任に菅国家戦略相の起用を決めた。菅氏の後任の国家戦略相は、仙谷行政刷新相が兼務する。 (以上、読売新聞)

健康だけか?大臣辞任の理由 
  健康上の理由で大臣を辞任すると報道されているが、77才の高齢で国会審議を乗り切る自信が無かったのだろう。2010年度予算編成に対する小沢幹事長の確執、優柔不断で煮え切らない鳩山首相に愛想が尽きたのだろうか。
  いろいろなことが絡んでいるのだろうが、小沢一郎に対し検察が「任意の事情聴取を要請」したとのマスコミ報道と時を同じくして辞任したことに注目すべきだろう。
  辞任に至った大きな要因は、案外、自らが関わった「カネ」かもしれない。国会で追及されたら予算の審議どころではないと考えたとしても不思議でない。長年、小沢一郎と共に政界を渡り歩いてきた藤井前大臣である。来る国会で野党が鳩山首相などの金銭疑惑を厳しく追及するだろうが、藤井大臣も脛にキズがある身と思えば、辞めるのは、今をおいてない判断したのだろうか。

昨年3月、藤井前大臣の事務所が焼失したが・・・・
  09年3月4日の夜、神奈川県相模原市の相模原総合卸売市場から火の手が上がり、木造2階建て建物約960平方メートルを全焼した。約6時間後の5日午前6時半にやっと鎮火した。 
 精肉店やマグロ専門店、漬物屋など1階の小売店8軒と、2階の民主党の本村賢太郎議員(当時は県議)と民主党第14区総支部などの事務所5軒が焼け出された。
  出火当時、本村議員の事務所に男性秘書2人と漬物店で仮眠中の女性従業員の計3人がいた。秘書2人は「焦げ臭いにおい」、女性従業員は「不審な物音」に気付いて避難して無事だった。3月4日は市場が休みで、本村県議は次期衆院選立候補のため、事務所を拠点に準備を進めていた。
 焼失した建物には、民主党小沢代表と自由党時代から行動を共にしていた側近中の側近である藤井裕久・民主党最高顧問(当時)の事務所があった。 
 しかも、この火災の前日の3日には、西松建設の巨額献金事件を巡り、小沢一郎代表の公設秘書が政治資金規正法違反で逮捕されたばかりであった。

  事務所が焼けた本村議員は、この時期、次期衆議院選挙への立候補を表明していた。出火当時、現場の事務所で選挙準備の作業などに当たっていた男性秘書は後援会の名簿など書類は別な場所に予備を保管しているので無事だったが、最近の書類などは無くなってしまった。影響は大きい」と話していた。
  「後援会の名簿」が無事だったと秘書は言っているが、本村議員はすべて燃えてしまったと言っていた。 二人の話が食い違っているのは不自然だし、後援会名簿は残ったが、消失した「他の書類」の中に”焼失したほうが都合がよい”ものがなかったか?火災はなぜ起こったのか?今思えば謎だらけだ。
 来る国会における首相の偽装献金問題の追及、検察による小沢一郎の事情聴取など捜査の行方と共に、藤井前大臣についてもカネに纏わる疑惑をマスコミが取り上げかもしれない。
 今後の推移を注目したい。

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