これはだめだ!

自信喪失、無気力な日本に”喝!”、反日、侮日に反撃、一矢を報いる。

トップや政治がダメであれば自衛隊は勝てない! どこの国と戦っても!

2013-02-08 | 安全保障

中国、レーダー照射否定=日本政府に伝達―岸田外相会見
         
時事通信 28()916分配信   
 岸田文雄外相は8日午前の記者会見で、中国海軍艦艇による海上自衛隊護衛艦への火器管制レーダー照射に関し、7日夕に中国国防省が北京の日本大使館に対し「日本側が対外公表した内容は事実に合致しない」と伝えてきたことを明らかにした。日本政府は「中国側の説明は全く受け入れられない」と反論した。政府はレーダー照射は疑いのない事実として、誠実に対応するよう中国に要求している。

  レーダー照射をめぐり、中国側は5日、日本側の抗議に対して「事実を確認している」としていた。 

 7日の中国側の説明に対し、日本側は「わが国の防衛省で慎重に分析を行った結果だ」と指摘した。小野寺五典防衛相は8日午前の衆院予算委員会で、「データを護衛艦でしっかりと収集し、日本の専門部隊で精密な分析を行った。間違いない状況だ」と強調した。 
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    日中双方の艦船の装備の性能や中国の体質がよくわかる。 


最大の弱点であり欠点: 「威信なき“軍隊”」 
 自衛隊の体質的な問題は多々あるが、その中で最も問題な点は姿勢の中に強さを欠いているということである。古くは市ヶ谷駐屯地で起こった三島事件を見れば分かる。“軍司令部”に相当するところで、民間人が方面総監を人質にとって立てこもり自殺した事件である。他国の軍隊であれば、このようなことが起こるだろうか、事件の処理を警察に任せるだろうか。警察に頼まず軍独自で首謀者を処分するであろう。 

 自衛隊の抱える体質的弱点と欠点の最たるものである。軍隊でないとのつじつま合わせで作られた体質のしからしめるものであり、ひ弱さである。これを突き詰めれば憲法に遡ることになる。 

 首相、大臣は部隊を視察すると隊員に向かって「胸を張って」「誇りを持て」、「任務を遂行せよ」とお決まりの訓示をたれる。これを聞く者は、訓示を言う者の心情は理解することができるとしても、果たしてこれだけで隊員が胸を張り誇りを持つことができるだろうか。そして“隊員だけ”が高い士気を持つべきなのだろうか。政治家はどうなのか、官僚はどうなのか、国民はどうなのか? 
 また、指揮系統上の上層部がマスコミを気にしすぎる事の悪影響も考えねばならない。多少の非難よりもそれを気にしすぎる姿勢のほうが、隊員の士気に悪い影響を及ぼすからである。 
  この時期に、内部事情をぺらぺらしゃべる軽薄さ 
   表情を観察していれば、防衛省の能力、対応策が読める 

     

    
             2013年2月8日(金曜日) 6ch 「みのもんた 朝ずば!」
 元大臣だった人物がテレビに出て、現場を与る側から首相、大臣に対する報告が遅かった背景をトクトクと、したり顔でしゃべっているのは、事の意味合いを理解していない証拠である。 トップの姿勢が問題なのである。現に中国側は、外務省の報道官でさえ、空とぼけて内部事情をしゃべりはしない。それどころか、日本側に責任があるかのような口ぶりである。

 中国に限らず他国であれば、軍関係者だけでなく、軍に関係ない政治家でも「軍の威信を欠く」ことをテレビに出てペラペラ喋ったりしない。況や、ごく最近まで防衛大臣であったものが、仮想敵国に関する省内のやりとりの状況をしゃべるとは、まずない。今は、中国側は戦闘を生起させようと手ぐすね引いて待っている状況である。ことは隊員の生死がかかった問題である。防衛大臣としての使命の重大さを考えれば、テレビに出てしゃべることは許されない。
 トップがこのような傍観者的、評論家的姿勢を持っていれば、各級指揮官に自信を持たせることはできない。トップだった者のこのような姿を見れば、隊員は厳しい環境下で国の防衛といえども、敵と戦い抜くという心境を持ち続けることができようか。

“軍”は時流の外に立ち、備えをしつつ静かに待つ 
 
部隊の教育訓練、隊員の資質は中国軍に遜色ないであろう。東日本大地震や訓練、観閲式などを見ればそれは素人にも分かる。しかしである、生命との対決が求められる戦場において、平時では予想できない事態に際し,使命をみつめ一歩もたじろがぬだけの有形無形の充実が部隊や隊員にあるのかということである。そして最も重要なことは、各級の指揮官にこの点について、いささかの問題も無いと言えるのかということである。非常時に処する指揮官には、社会常識や教養とは別の、指揮官なるがゆえに必須な実践的な見識やそれを裏付ける勇気や決断が重視される。 


 その点を見れば、現状は問題だらけである。まずもって、自衛隊の体質である。自衛隊を取り巻く環境も悪い。マスコミも一般国民も平和ボケから冷めつつあるやに見えるが、“太平天国”、 国の防衛は自衛隊がやるもの、自分には直接関係ないことという姿勢が見て取れる。だが、自衛官もその影響から逃げることはできない。 

 尖閣諸島、竹島問題、北方領土に領海や領空侵犯など国防上の脅威が切迫し、マスコミがこれらを報道する機会が多くなったが、どれもこれも表面的な論議ばかりである。軍事評論家や軍事ジャーナリストと称する“タレント”紛いの人物が口にするのは、政治論や軍事の位置づけがあやふやな戦略論である。そこには有事の方策を論ずるもの、その立場から隊員の士気や指揮官の資質などに関心を向けるものはない。昨日の国会論議においても、大学生の討論会のようで中身がない。 
 このような風潮が、隊員の心構えに反映しないとはずがない。自衛官も同じ日本の空気を吸って生きているのだ。影響を受けて当然である。 
 日清、日露の戦争から大東亜戦争に至るまで、指揮官の優劣が勝敗を決した戦例は無数にある。部隊が異常事態に見舞われたとき、失敗は指揮官が決断と勇気を欠いて事態との対決を逡巡した時に起こっている。指揮官の逡巡は、事なかれ主義の心情から出ている。元大臣がテレビに出て評論家然とした姿勢を見れば、自衛隊の体質も時勢も風潮も、時代の流れとともに気づかぬうちに自衛隊、指揮官を事なかれ主義の方向へ誘惑していることがわかる。
 今のような状況下であれば、時流や風潮の外に立ち、備えをしつつ静かに待つのが軍隊である。 
 戦術的な訓練や技術的な教育は、やるべき事、到達目標が明らかであるから、比較的容易にできる。しかしそれだけは「指揮官教育」はできない。多分に、精神や心の分野に関わるからである。指揮官とはかくあるべしという指揮官像が、部隊の中に溶け込んでいなければならないのであって、教室の中で統率論を繰り返しても養えるものではない。それは、松下政経塾で政治家となる研修をしても、マトモな政治家が一人もいないことを見れば明らかである。 

 軍の歴史や伝統が必要なのである。それがなければ教育するものは自信を持って教育することができず、教育を受ける者も受け入れることができない。日本は敗戦とともに“戦前”を捨てた。民族の歴史や伝統として誇るべきものもがあったが、一切合切、捨てた。自衛隊も発足にあたって“戦前”を捨てた。今、国民も何かを忘れたことに気づきつつあるが、それに代わるものがあるのかないのか闇の中にいる。
    この男の質問がお粗末極まりない、
     これが大臣経験者か!

     「グーグルアースを見れば艦船の位置がわかる・・・・。」とか言っていた。
   

    
            2013年2月8日(金曜日) 6ch 「みのもんた 朝ずば!」 
 自衛隊がいくら訓示や訓練を繰り返しても、指揮官教育は一朝にできるものではない。元大臣であった者のテレビ出演がそれを示している。国会における大学生の“模擬国会”のような論議を見れば、日中対決は日本側の前途が明るくないことを示している。首相、大臣、他の政治家などの顔つきを観察していれば、中国側は次の挑発の手をいくらでも考えることができる。何しろ、日本側は軍事的な体験、知識が皆無であるから、口にすべきこと、口外してはならないことの分別すらできないから、なおさら始末が悪い。それにしても老醜の石原慎太郎や”野戦軍司令官”殿小沢一郎の元気のないこと。今どこに隠れているのだ。
  トップや政治がダメであれば自衛隊は勝てない!
 中国だけではない、ロシア、南北朝鮮も呵呵大笑、米国は呆れている様が脳裏に浮かんでくる。 

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