これはだめだ!

自信喪失、無気力な日本に”喝!”、反日、侮日に反撃、一矢を報いる。

日米同盟危機、ゲーツ長官来日 日米すれ違いで“家庭内離婚”か“別居”のような状況

2009-10-22 | 安全保障
  アメリカのゲーツ国防長官が来日した。首相、外相、防衛相との一連の会談で日米のすれ違いが目立った。何のために太平洋を越えてきたのか。ゲーツ米国防長官は、そんな思いではないか。会談した鳩山由紀夫首相、岡田克也外相、北沢俊美防衛相のだれも、聞きたい話をしてくれなかった。インド洋の給油中止の見返りとなる支援の具体策であり、沖縄・普天間基地の移設をめぐる日米合意の確認である。立場を入れ替えて考えれば、わかりやすい。米側で政権交代があり、日本の防衛相が訪米したとする。米前政権との合意を再確認したいと考える防衛相に対し、米側は具体的言質を与えない。何のための訪米だったかと彼は首をかしげるだろう。野党的体質が抜けきれない鳩山政権にアメリカのイライラは募っただろう。9月2日のブログで「民主党政権にアメリカ懸念、木枯らしが吹く頃には(日米同盟は)“別居”か“家庭内離婚”か」と書いたが、その懸念が当りそうな気配になってきた。外交・安保について鳩山首相、外相及び防衛相が意思の統一を図り日本川の主張をはっきりさせ交渉に臨むべきであるが、関係者が各個ばらばらな発言をするのは不信感を増幅させる。中国・北朝鮮の脅威を考えれば民意を見て普天間の移設を決めるなどと悠長なことを言っている暇はない。政府の危機意識が乏しい。 . . . 本文を読む