日本の報道機関が、中国建国６０周年に関連して中国の軍備拡充と尖閣諸島の「占有」を大々的に報道するのは、中国が日本の反応をうかがいながら一歩一歩行うの違法行為によるガス田占有の既成事実化を・・・・・中国政府に代わって日本国民に周知徹底しているようなものだ。しかも、今頃になって、中国はミサイルも、核兵器も、戦略爆撃機も、巡航ミサイルなどいずれも最新鋭の兵器を持った軍事大国になったことを報道するのは、（国民に）「日本は中国に太刀打ちできない」という諦めの意識を植え付ける作用をする。報道機関は、中国が展開している心理戦に加担しているようなものだ。平素、中国が提供するか、又は許可を得て取材したことだけを報道したり、中国の反感をかうようなことは報道しない報道姿勢は国論をミスリードする。卑屈で売国的姿勢である。このような報道は、約４０年前の日中記者交換条約の取り決めと、「憲法９条」神話で萎えた日本人の体質がもたらしたものだ。
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