Graceful Distortion

ゲイの管理人が発信する平々凡々な日々の出来事&映画その他興味のある事

吹き替え作品の楽しみ方

2005-04-27 00:00:22 | Weblog
先日新聞で洋画の吹き替え版の興行が好調との記事を
読みました。シネコンの普及によって、家族で映画を
観に行く機会が増えたのが主な理由ではないか、と
配給会社側は読んでいるようです。

我々の世代だと吹き替え版の洋画だとTVの洋画番組か
海外TVドラマシリーズの放映を観る程度の接点しか
無かったのですが、最近は少し事情が変わって
きているようです。

先日友人夫婦に呼ばれて、ご飯をご馳走してもらいました。
その際、オススメのDVDを持ってきて欲しい、と言われたので
自分が好きな洋画のDVDを数枚持って遊びに行きました。
その夫婦は字幕が苦手な為、映画は全てTV放映でしか
観ないので、なんでDVDで映画を観ようとしたのかその時は
分からなかったのですが、いざ映画を観る時になって、
合点が付きました。DVDだと日本語吹き替えでも映画
観れるんですよね。自分は初めて日本語吹き替えでDVDで
映画を観ました。最初はやや違和感があったのですが、
途中から新鮮さを覚えるようになりました。

まず、吹き替えの方が、情報量が多いですね。字幕ですと
字数の制限がありますが、吹き替えですと、あまり字数は
関係ないですからね。あと、「遊び」がありますね。
声優さんたちが、キャラクターを生かして作品を盛り上げて
います。ただ、行き過ぎて失敗してしまっている作品も
ありますが・・・。

特にミステリーやコメディーなど、字幕だけでは伝わり難い
ニュアンスや細かい情報なども結構吹き替え版では反映
されているので、機会があれば是非、視点を変えて
吹き替え版を観てみるのも良いのではないでしょうか??

・・・・って俺は何処かの回し者(笑)??