ハリソンさんはカノ紳士 ーフランス通過編 ー(後半)

今は昔の18世紀欧州が舞台の歴史大河ロマン。

24-8 こいつバカだな…なんて笑ってられなくなり焦る俺?!

2021年10月03日 | 第24話 悲運の商人アントニオと20個の卵の物語
  


 家族やその他親しい人と
TVを見ている時、
映画館での鑑賞中、
学校での教材の動画を
見ている時などに、
気まずくなったり、
いたたまれなくなった事は
ないだろうか?
「ああ〜こっから
逃げ出せたらなあ」
――と。

 そうなる20分前に、
「このままここにいると
そうなる事」に気付いて
逃げ出せる特技を
持った人がいますが、
ハリソンさんも
その一人のようです。

 けれどもハリソンさん、
空想の方法通りに
逃げ出せるんでしょうか?

 話の流れで行くと、
21話2ページ目の後、
ハリソンさんも
アントニオ某氏と
同じ事をしてしまった
…のかもしれない、
それを思い出して
焦っている。
――となりそうですが、
果たして、本当にそうなの
でしょうか?


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悲運の商人アントニオと
20個の卵の物語の続き

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 グイードは城門近くまで来ると、
「自分は先に全荷物を持って行って調べてもらい、
旦那様がすぐに通過できるようにしておきます。
なので、ゆっくり歩いて来て下さい。」
 そう言って、税官吏達がいる建物へと
向かって行きました。


ハリソンさんを助け出せるような奇跡(?)は
起こるんでしょうか。
続きは10月6日(水)