路傍奇術者達の讃歌 -Admiration song for street magician-

ストリートマジシャンの活動日記

製造元に問い合わせ

2010年04月14日 | 駄文
100円均一ショップで見た道具の話。

100円均一ショップで毎度のごとく何かマジックで使えるものはないかと物色中、
ある化粧品が目につきました。
「こ、これはいけるんじゃないか・・・?」
化粧品本体じゃないです。化粧品のふたです。
そのふたが構想中のマジックに使えそうなのです。早速レジに持っていって買いました。
値段も安かったです。家に帰って中身はすぐに捨てて、ふたの具合を確かめました。

「これはいける・・・!」

ほぼ理想の素材でした。100円均一ショップに戻って、買い占めました。
100円均一ショップで男が化粧品をたくさん購入するのは気が引けましたが。
知り合いのマジシャンにも見てもらいました。
「これ、中身がいらないなら製造元に問い合わせたらもっと安く買えるんじゃないの?」

安く買えるにこしたことはないと製造元に電話してみました。

「もしもし、御社で扱っている化粧品のことで問い合わせたいことがあるのですが、
この化粧品のふただけ売ってもらえませんか」

「少々お待ちください」

「お電話かわりました。どういったご用件でしょう」

「御社で扱っている化粧品のことで問い合わせたいことがあるのですが、
この化粧品のふただけ売ってもらえませんか」

「いくつぐらいの話なんですか?」

「50から100位の話です」

「すいません、ふただけ売ることはできないんですよ」

「(個数が少ないのが問題なのか?)いくつくらいの注文ならうってくれますか?」

「そうですねー、5万から10万ピースくらいなら扱えますが」

「(ピース?多分個数のことだろう。10万個もいらん。いらんが単価はいくらなんだろう?
単価3銭くらいなら買おうかな)その場合単価はおいくらですか」

「うーん、正確には答えかねますが、40円くらいですかねー」

「じゃあいらないです。ありがとうございました」(400万円か。危うくへそが茶を沸かすところだった)

うまくいきませんでした。

私は1000円ショップを見たことがあるよ、
僕は100円均一のマジックをよく買うよ、
10円均一までいくと商品もそれなりだったよなどの
ご意見、ご質問、誹謗、中傷等がありましたら、なんらかの方法で連絡ください。
 折り紙殺人鬼

トランプの白鳥


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