Trips with my RV.

RVでの小旅行。

御飯好きな私

2012-02-07 21:18:18 | 独り言
過去記事にも延々書いてきたと思うが、私はご飯好きである。10年前までは晩飯にはご飯5合喰っていた。(最近では、健康の為に夕食は3合で我慢する事にしている)

我が家の米はキャンプ仲間の知人から年に1回分けて頂いている。例年30Kg袋で6袋だったのだが、今年は5袋しか無いので、例年よりも米の有り難さを痛感している次第である。その知人は、1年分の米を家庭で保管するのはお薦めできないので必要な時に送るようにしたいと云われたので、それを信じて無くなる度に御願いしていたが、数年前の米不足の時には予約分のお米も売ってしまったので無い・・・と云われてしまう。自己防衛として、翌年からは1年分の米は年末に全量確保する事にした。

1年分のお米を家庭で保管するのはお薦めしない・・・と云うのは、冬場の乾燥や夏場の高温で、お米の品質が低下するからだそうだ。玄米は生き物であり、呼吸している。玄米の呼吸は、温度が高いほど代謝が進むので急速に不味くなってしまう。だから低温で保管しなければならない。大きなホームセンターに行けば、玄米保管庫が売られていたが・・・これは温度管理も湿度管理もしない唯の鉄板製のロッカーだった。もう少し高級品では内側が桐材貼りで換気ファンが付いている程度。これでは気休め程度にしかならない。農協に行くとカタログ販売(在庫なし)だが冷却器付きの保管庫を見つけた。ホシザキ玄米保管庫ペンギンっ庫HRA-6GDだ。

値切りに値切って我が家にホシザキ玄米保管庫ペンギンっ庫がやってきた。我が家にピッタリの30kg入り玄米袋6袋用である。360Wの冷蔵器が付いているが特に電気代が増えたとは思わなかったので稼働時間は短いのだろう。(地下車庫は、真冬でも最低8度、真夏でも最高25度にしかならない。温度設定は中間の12度で使っている。米が冷たいと後述する室内で精米器に入れた際に露付きが発生するので、精米する前に室温に戻している)

で、精米器も所有したいと思ったのだが・・・石抜き機能のある精米器は最も小さいモノで15Kgホッパーだ。つまり、機械が大きいので台所の隅にチョット置く訳にはいかない。だが、精米したての米を炊いた旨さは何物にも代え難い。(農協の展示品を安く売って貰えると云う話になったが・・・流石にチョット大きすぎる)

知人から分けて貰う玄米30Kgには・・・1袋に4~5個の米粒サイズの石が混ざっているので洗米の際に比重差で上手く見つけられる事もある(家庭用洗米機は水流で米を巻き上げるので石は下に残る)。農協に行けば、石抜き機だけを通して貰う事は可能なのだが・・・これはこれで面倒だ。

で、コイン精米器で3分で精米したモノ(石が抜けている)を家庭用精米器で精米し直す事にしたが、非常に面倒だ。最終的には・・・石抜きが出来ていない事を承知で家庭用精米器でしか精米しなくなる。最近の家庭用精米器は無洗米モードも付いていてキャンプの際には非常に便利だ。(但し、1回通しタイプの家庭用精米器は、一気に無洗米モードで精米すると割れ米が出来るので、一旦7分で精米してから無洗米モードで精米すると上手くいく。キャンプに行く際は、2Lペットボトルに入れて立てて運ぶと、キャンピングカーの振動で上手い具合に比重差で石が沈み、底に石が溜まるので家庭用精米器でも問題ない。今夜食べる分を出勤時に車で運んで持って帰れば石抜きも出来ると思ったが・・・実行していない)

その米を分けて貰っている知人が『特Aの米」と事ある毎に連発するので、特に丹誠込めて作ったお米なのだろう。美味しいお米の代名詞として「魚沼産こしひかり」がある。米屋で買うと精米済み5Kgで4800円する高級品だ。生産者の努力もさる事ながら、昼間の最高気温と夜間の最低気温の差(日較差)が米の食味に大きく影響するのだろう。行ったことは無いが、知人の田圃は中国山地の標高の高い処に在るのだそうだ。だから、日較差が大きく美味しいお米になるのだろう。魚沼産や山地米は、デンプン細胞内のデンプン粒が平地米に比べて小さいのだそうだ。

こうして、お百姓さんが丹誠込めて作ったお米なので、美味しく炊いて食べないと申し訳ない。

無洗米モードなので洗米は数回濯ぐ程度でOKだが、浸水時間には拘っている。米の浸水飽和水分は30%だそうだ。吸水時間は水温で大きく異なる。水温が10度なら2時間、水温が20度なら1時間だ。急いで炊くときは(禁じ手だが)30度で20分待ってから炊き始める。何れにしろ、炊飯器に凝る前に吸水時間に拘る方が美味しい御飯が炊ける。

昔の人は、洗米後にザルにあげて水を切ってから暫く置いてから炊いていたそうだが・・・、何度か実験で試してみたが違いは無かったと思う。(確かに、餅米を蒸し器で蒸したり、圧力鍋で炊飯する時は、ザルで1時間ほど水切りした後の方が上手く出来たが、うるち米では違いは生じなかった。リゾットは長粒種のインディカ米を使うので茹で零しで臭みを消すので吸水は余りしない。困るのはレシピを見て炊き込み御飯等を作るときに、洗米後のザルあげが前提に書かれたレシピで少し困るが、適正量の水加減から液体調味料分を減算して水を減らして対応している)

電気炊飯器の水目盛りは容積比1:1.4で作られていて、ガス炊飯器の水目盛りは1:1.45で作られている。ガス炊飯器の方が水の蒸発量が多いからだろう。ガス炊飯器で炊いた方が高級なIH炊飯器よりも少しだけ美味しい気がする。ガス炊飯器は吹き溢れに余り気を遣っていないのか内蓋は糊で汚れるのだが、IH炊飯器は内蓋は糊で汚れないので、こうした温度管理が食味の違いになるのカモ知れない。尚、知人に分けて頂いているコシヒカリが美味しく炊き上がると、生米の重量の2.25倍になる(だから、米3合は炊飯後には1Kgの御飯となる)

米の炊き方は、初めチョロチョロ、中パッパ、ブツブツ言う頃火を消して、赤子泣いても蓋取るな・・・と聞いた事がある。だが、御飯が美味しく炊けると銘打ったIH炊飯器も、ガスコンロの自動炊飯モードでも、初めカッカで中チョロチョロ終わりカッカで蓋取るな・・・と成っている。

初めチョロチョロの理由は、米粒内部への浸水が足りない場合は、最初から強火で炊くと米粒表面だけがα化(糊化)して内部への水の浸透や加熱伝導が悪くなるかららしい。因みに、前述の御飯が美味しく炊けると銘打ったIH炊飯器は、浸水無し炊飯モードと浸水後炊飯モードがあり、米を研いで直ぐに炊き始めるモードでは確かに初めチョロチョロで加熱を開始している様だ。

こうして、美味しく炊いた美味しい御飯は、御飯だけでも甘くて美味しいのだ。今でも、「おにぎりの日」には米1升を1人でペロリと食べてしまう事もある。主食の食糧自給率は・・・恐らく我が家では90%以上国産だと思うのだが・・・。

私は御飯が大好きだ!
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