Trips with my RV.

RVでの小旅行。

やっちまった!

2022-05-22 22:13:35 | 独り言
普通の車の場合タイヤの交換時期の目安は使用開始から4~5年だと云われていますが、キャンピングカーはタイヤにかかる負荷が大きく劣化しやすいため、3年での交換が目安とされています。そんな常識は勿論知っていますが、前回のZIL521でも5年は保たせたので今回も5年は使ってから換えようと思っていました。国産小型トラックベースのキャブコンの場合は積載重量は後軸に掛かりやすいトラックの性質から、主に後輪のバーストが頻発しています。ですが、今回のZIL522CruiseはリヤがWタイヤなので、後輪が1輪バーストしても(その後、自走不可能だとしても)大きな事故には発展しないだろうと云われています。でも、つまり、バーストするのなら前輪側と云う可能性が高いのです。タイヤバーストの原因は、勿論タイヤ構造の劣化が原因でしょうが、タイヤ構造の劣化を進める要因が空気圧不足での走行負荷だと(私は)思っていて、適正空気圧の維持には心を配っていたツモリです。バンテックの推奨空気圧は、前輪6Kg/㎠、後輪4.5Kg/㎠ですが、私は前輪6.2Kg/㎠、後輪5Kg/㎠を毎回出動前に確認しています。ですが、前回と大きく条件が異なる事が1つ、それはコロナ禍の影響で出動が減っていて庭で野晒し放置されてタイヤ構造の変形が進んでいるのカモ知れません。

娘の転勤先である岡山県県北に、娘のコーポ前駐車場車中泊のツモリで(高速道路深夜割を使おうと)深夜出発しました。

岡山道を+10Km/hでオートクルーズで進んでいた時の事、(道路照明が無い岡山道等の田舎の高速道路は真っ暗です)左前輪が何かに乗り上げたみたいです。バーストするか?と身構えましたが、その時は特に異常は感じられませんでした。総社ICを超えた辺りで、路面の凸凹を拾う様な微振動が発生しました。(結果的には、他の皆さんのバースト報告を読んだ経験から、タイヤ構造が壊れてトレッド面の1部分が腫れて膨らんだ状態だったのカモ知れません)路面が悪いんだなぁ、と思いながら走っているとバガンと爆発音が聞こえて、ハンドルが大きく左に取られました。折下、地面まで数十mの高い高架上で、このまま側壁を突き破って下まで落ちると絶対に助かりません。横転を覚悟で右に急ハンドルを切り、高架からの落下は免れ、2度3度蛇行しながら安定を取り戻し、左端に停車する事に奇跡的に成功しました。

#9910(道路緊急ダイヤル)で左前輪がバーストした事を知らせて、三角表示板を100m後方に置きに行き、カミさんを路外に避難させ、車載工具でホィールナットを緩めようと試みましたがビクともしません。こんな事も在ろうかとAmazonで買っていた58倍の倍力レンチをトランクの中から探し出していたらカミさんに「ロードサービスはいつ来るの?」と聞かれて我に返りました。

そうだロードサービスを呼ぼう!

昔々はJAFに加盟し続けていたけど、3.5t超えのキャンピングカーは救援対象外とサービスを断られてから退会していました。ですが、加入している自動車総合保険にはオマケのロードサービスが付いています。早速、保険会社の事故受付センターに電話して左前輪がバーストした、スペアタイアや積んであり使える筈、2t車ベースのキャンピングカーだから車載ジャッキでは持ち上がらない可能性が高い等々と告げて、待つ事30分ほどで保険会社の依頼を受けた山陽レッカーさんのサービスカーが到着し作業を開始され、大型車のタイヤ交換も可能な大型エアージャッキや大型車用のエアーインパクトレンチでサクサクと作業されて(私が作業していれば夜明けを迎えても終わっていないカモ)、途中高速道路会社のパトロールカーが到着してササっとバリケードを築いて誘導を開始して下さったが、30分程で作業完了してしまった。

前回5年保たせたのは単に運が良かったと云う事で、次回は4年で交換しようと心に誓った次第です。夏タイヤ4年、スタッドレス3年で交換するのは荷が重いので、今回は、小型トラック用オールシーズンタイヤを試してみる事にしました。小型トラック用オールシーズンタイヤはブリヂストン以外の各社から発売されていますが、実際に購入する前提で探してみると、普通車用のオールシーズンタイヤとは異なり、スノーフレークマークやスタッドレスの表示、Snowの表示、M+Sの表示が無いのが大部分です。これらの冬タイヤの表示が無いオールシーズンタイヤでは、高速道路の冬タイヤ規制で走行出来ないので意味が有りません。

で、探した挙句、発見したのが以下のタイヤ



Webページには書かれてはいませんが、M+S表示が付いています。(但し、M+S表示だけでは冬用タイヤとして認められない場合が有ります)




どうなんだろうオールシーズンタイヤは?
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2 コメント

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Unknown (mac_t)
2022-05-24 08:09:46
たなべ@・・・です

人的被害がなかったことなによりです。

私も乗用車のスローパンクチャーがわからないまま
後輪でしたが、直線ではほとんどおかしな挙動が
なく、カーブでようやく気づきスペアに交換
したのですが内部が消しゴム状になり
ほぼ新品のタイヤを交換する羽目に

異常を感じたら、停止、確認
停止できなければ減速し停止場所をみつけるほうが
良いでしょう。
返信する
Re: Unknown (軽薄な店主)
2022-06-21 12:10:24
たなべ@・・・さん、御無沙汰致しております。
コメント有難う御座いました。

落下物を踏んでしまったので、5年落ちの老タイヤでもなくてもバーストしていたカモ知れません。
リヤWタイヤ車では、バーストするのは前輪だと云うマーフィーの法則は正しかったみたいです。
前輪バーストは、道路外に飛び出しそうな待った無しの感じでした。(怖かったです)

> 異常を感じたら、停止、確認
> 停止できなければ減速し停止場所をみつけるほうが
> 良いでしょう。

御意。正に仰る通りです。

ありがとうございました。
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