Trips with my RV.

RVでの小旅行。

STAY HOME(車中宅?)

2020-04-19 11:35:07 | 独り言
プレッパー(Prepper)を気取る訳では無いがディストピア(dystopia)からのサバイバル・ツールとしてのキャンピングカーは、小説や映画の中では有効だと表現されている。現に、自然災害が増える昨今では、災害対策として防災シェルターとしてキャンピングカー購入を検討する方が増えているとも聞く。

我が家も当初は災害対策では無かったが、何台かのキャンピングカーを乗り継ぐ間に、災害時にキャンピングカーが役立つと期待して、それぞれのキャンピングカーに合わせての防災対策を必ず考慮する様になってきた。キャンピングカーが有れば、自然災害で自宅を追われても、「家族専用の居場所」「水や食糧備蓄」「家族専用のトイレ」「電源や情報機器」が手に入る。そう云った期待が一般的なのだろう。


2020年03月12日 19:10 掲載
交通安全・防災

防災対策にキャンピングカー購入を考える人が7割超え。調査結果から窺える防災意識の高さ。(PARK BLOG : JAF メディアワークス IT Media部 会田 香菜子)


その為に、我が家で行っている事は、「一定量のペットボトルの水や保存の効く食糧の備蓄(家庭で使う分もキャンピングカーに備蓄して使ったら補充する)」「燃料は常に満タン」「トイレタンクは空っぽ・トイレ洗浄水は満タン」「主に食器洗い使う清水タンクは飲用可能レベルに薄く希釈したミルトン水(腐敗防止)常時満タン」「逆に、飲料水タンクは空っぽで乾燥させておく」「少し多めの着替え・下着類を保管(季節に合わせて入れ替えるが、盛夏・真冬装備も残す)」「ネイチャーストーブ等のサバイバル用品を常時積んでおく」他にも、少し大きめの防災袋感覚で防災袋に入れるであろうモノをデッドスペースに詰めている。

冒頭のプレッパー(Prepper)だが、ボーイ・スカウトの有名なモットーである"Be prepared." 「備えよ常に」の「prepare(準備する、備える)」人の事だ。"Be prepared." 「備えよ常に」とは「いつなん時、いかなる場所で、いかなることが起こった場合でも善処ができるように、常々準備を怠ることなかれ」である。但し、
プレッパーとワザワザ呼ばれるのサバイバル・オタク的な揶揄も含まれるのだろう。過去記事にも書いたが、車中泊していたら暴漢に襲われたとか、暴走族に取り囲まれたらとか、熊に囲まれたら、大津波警報が発令されたら、走行中燃料タンクが燃えだしたとか、とかとかの場合の対処法を考えた結果、車中泊時は安定ジャッキを使わないとか、車中泊時に不要な荷物を運転席助手席には移さないとか、奪われにくいスタンガンや唐辛子スプレーを置いておくとか、ラウドスピーカーを装備するとか、現在の我が家の車中泊スタイルが徐々に確立していった。物を買って済ますだけのハードウエアだけの対策ではなく、上手く使える為の予行演習や避難訓練と云ったソフト面も妻子を巻き込んで恥ずかし気もなく実演してきた。防災対策としてのキャンピングカーは、買ったら終わりではなく、非常時に備え、常時"preparedness" (備えができている状態)で維持し続ける事を云うのだと思う。


今年の初夢が「私の誕生日(7/5)の前日早朝に南海地震が起きて瓦礫に生き埋めになる」だったので、キャンピングカーの災害準備と共に、自宅の片付けを行い家具類の倒壊防止や高所から落下物対策を(昨今の新型コロナ肺炎の外出自粛中を幸いと)進めている。現在の不要不急の外出自粛は、医療崩壊を避ける為の一時的措置で有り予防ワクチン接種後の集団免疫稼働まで、何度か反復的に行われるのだとしても永久に続く訳で無いので、今日の世界をディストピア(dystopia)と評する事は不謹慎だと思うが、この外出自粛の中に於いても、preparednessなキャンピングカーは心の拠所として安心材料となっている。

だが、我が家(私だけ?)にとっての安心材料であるキャンピングカーは、御近所の方々にとっては不安材料なのカモ知れないと気がついた。土曜日の朝、御近所の方と立ち話をしたが、我が家がキャンピングカーで出掛けて新型コロナ肺炎の感染を町内に持ち込むのでは無いかと云う不安を感じていると伺った。2009年の豚インフルエンザの時も町内会一フラフラ頻繁に遠方に出掛ける我が家が町内に災いを持ち込むのではないかと不安に感じたのだそうだ。その不安はお門違いだ思うのだが、そう云う考え方をなさる方もいらっしゃるのだと、気が付いた。

そう云えば・・・、新型コロナ肺炎ウイルス感染者だと特定された方、そして、医療機関で働く方々も周囲から言われなき偏見差別を受けたとの話を聞いている。歴史の中でも、幾多の病気が偏見差別の対象になってきた事を否定する事は出来ない。ハンセン病、精神病、エイズ。多くの方々が、社会からの不当な扱いで苦しんできた。病気は慰めらるべき災いであり、責められる失態では無い筈なのに。そして、新型コロナウイルス感染症は、人類は免疫を持たない新規感染症だから、常識的な注意配慮で感染を予防する事すら難しいのに・・・。コロナヘイトを行っている人々自身が感染者では無いと言い切れない筈なのに・・・。

いじめは人として恥ずべき行為で、新型コロナウイルス感染症流行の中でも許されない。だが、心理学的解釈では、潜在的にいじめを行いたい人が、いじめを許容される環境になったら、いじめを実行するのだそうだ。そして、社会正義を気取るコロナ・オブザーバー(ウオッチャー)・・・が無数に居て、マスクをしないで咳き込んだら有罪と判断、感染理由が私的娯楽で有れば有罪と判断、医療関係者で高い収入を得ているからバイキン扱いしても許されるとか、頼まれもしないのに自分勝手な判断基準で他人を裁き有罪に仕立て上げて個人的制裁としてのイジメを行うのだ。人格の高潔を問われる国会議員でも国会に於いても「新型コロナ安倍不況」とか、小学生のイジメの様なスティグマ(烙印)を押そうとする低俗なCDP代表も居る。この様な心の寂しい人々に倣ってはダメだ。

だが、しかし、御近所の少なくとも1名の方は、我が家は外出自粛を守らず感染を町内に持ち込むと云う在らぬ不安を感じて居られるので、キャンピングカーでの旅行は食事もトイレもキャンピングカーで済ませば最も感染予防に適していると思いますが、でも外出自粛が解ける迄キャンピングカーで県外に出る事は有りませんよ、と説明をしておいた。これだけでは説得力に欠けるのカモ知れないので、キャンピングカーを洗車・WAXして車体カバーを被せておいた。これで外出自粛を犯して出掛ける事は無いと思って貰えれば安いモノだ。



デカイ(以前の5thホイール・トラベルトレーラーと比べれば格段に小さいのだが)キャンピングカーに車体カバーを被せるのは大変だと知らない人は思うみたいだ。確かに、一回り小さいアルファードに車体カバーを被せると考えれば結構大変そうだと予測するが、キャンピングカーはリヤにラダー(梯子)が付いていて天井に載れるので、実は車体カバーを被せるのは全然大変では無い。専用の収納袋に入れる際に車体カバーのフロント側を下にして詰めていき、袋の上部に車体カバーのリヤ側がくる様に詰めておく。車体カバーの車両後部側左右には従分な長さのロープを結えておき、キャンピングカーの前に収納袋を置いて、キャンピングカーの天井に登り、投網を引き寄せる様に左右均等に引き揚げていく。キャンピングカーの天井の上から、左右に均等に振り分けて被せながら車体後部まで被せて行き、最後に車体カバー後端を持ってリヤラダーを降りれば無事に被せられている。最後に周囲の紐を引っ張り、鳩目からのゴム紐をキャンピングカー車体下を通してカバーをピンと張れば出来上がり。今のサイズなら所要時間は5分も掛からない。(巨大な5thでも10分強だと思う)




尚、外す際は、張綱やゴムロープを外して、車体カバー後端を持ってリヤラダーから天井上に登りキャンピングカーの前に車体カバーを滑らせて落とすだけだ。外すだけなら1分も掛からないが、次回装着を簡単に済ます為に車体カバーの形を整えながら収納袋に詰めるのは・・・20分位は必要カモ?何にしろ、RVにリヤラダーが付いている理由は天井上に荷物を積む為と云うよりも車体カバーを掛ける為に有ると・・・今でも思っている。


先代バンテックZIL521で車体カバーを特注していたので、今回のZIL522クルーズでも全く同サイズだからピッタリだ。因みに、それ以前の歴代RVでも、先先代の全長10m弱の巨大な5thホイール・トラベルトレーラーでも、ピックアップキャビンでも、21ft.アメリカントラベルトレーラーでも、牽引免許不要の欧州トレーラーでも車体カバーを特注か、該当する既製品を購入していて、主に長期間出動が無い時は車体カバーを被せている。車体カバーを被せるとキャンピングカーが汚れないので良いのだが、車体カバーを被せる前には洗車・WAXをしたいと思ってしまうので、車体カバーは毎回登場しないのだが、次回出動時はキャンピングカーが綺麗だと気持ちが良いモノだ。我が家もお金持ちになったらシャッター付きの専用車庫が欲しいのだがナカナカ難しい。


ガソリンスタンドの洗車上手い兄さんにお願いする事が多いのだが、今回は外出自粛中で暇だったので自分独りで洗車・WAXと頑張ったのだが車体カバーの滑りも良好だった。そして、何より、御近所さん御一人の不安(我が家がキャンピングカーで出掛けて感染して帰ってくる)を払拭出来たのなら良かったと思おう。


何にしろ、一刻も早く新型コロナウイルス感染症騒動が解消してからの大手を振っての出動が待ち遠しい次第だ。




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