「生涯引きこもり」と宣言された私の、超豪華オプション生活

 登校拒否となり、生涯ひきこもりであろうと決めつけられて四半世紀。社会人として生きる記録。#発達障害 #自閉症 #ニート

国民年金は、払ったほうがいいよ

2021-10-07 08:11:44 | 当事者研究

 

 

国民年金なんて、払わない。今後もあるとは限らないから。どうせ破綻するにきまってる。

などと言って、国民年金の積み立てをしない人が少なからずいる。

国民年金を民間保険的に計算すると、実は最強の年金制度だということが分かる。国民年金ほど分のいい積立制度はない。

しかし、財政破綻するにきまってるから払わない。払えないときに免除申請しない。という声に、しばしば出くわす。

そうしてきたから、いざ自分に傷病障害が発生した時、障害年金を申請しようとしたが、役所でできないと言われてしまった。という声に最近何件か出くわした。

役所窓口が障害年金できないと断じても、制度的合法的に申請可能な場合もあることは、先日このプログで書いた。

少し脱線するが、私も十年ほど前、障害年金の説明を所轄年金事務所に求めたところ、「あなたにはできない」と言われた。窓口の人は医師でもないのに、私のことをほとんど何も知らないのに、10分で「あなたの状態では年金申請できません。」だった。

ああ、水際作戦だ。障害が外から見えない私には社労士の助けが必要だ。と思った。年金申請専門の社労士を代理人につけ、支援者を巻き込んで申請したことが思い出される。

障害年金申請が通るか通らないかは、日本年金機構の認定医が主治医診断書と陳述を述べた文章を見て判断する。

障害年金など社会保険の手続きは、自分でもできるが、役所窓口の人でさえ定型的なこと以外は間違った誘導をすることが散見されるので、社会保険のプロである社会保険労務士を代理人にして行うこともできる。

年金事務所の窓口の人にも、役所年金課窓口の人にも、申請が通るかどうかを判断する権限も能力もないのだが、なぜか勝手なしろうと判断を伝えてくる人が多い。お役人はめんどくさい仕事はしたくない。年金申請を増やしたところで複雑で困難な手間が増えるだけで自分のポイントにはならない。役所的にも金を払いたくない。

だから水際作戦するのだ。役所や年金機構の人たちが、私やあなたの利益のために仕事をしてくれるなどと、期待してはいけない。

しかし、役者や年金機構のものぐさなお役人様も、法令に基づき申請すれば、ましてや法定代理人が申請すれば、受理するしかない。

特に代理人申請の場合、適当なこと言って水際作戦した場合は審査請求するという暗黙の了解があり、窓口の人にとっては水際作戦で阻止しようとしたら、それ以上の手間とペナルティの脅威にさらされる。

水際作戦以上のリスクをちらつかせることで、断固たる申請意思を示すことで、こういう面倒くさい申請はできる。

要件を整えてさえいれば、申請はちゃんと受理される。

手間暇かけて調べて準備すれば、申請が通るかどうかも判断できる。

 

とはいえ、これら手続きを進めるには「年金保険料をきちんと納めている」ことが前提となる。

国民年金は、老齢年金としても、いざというときの保険としても、これ以上に優秀で有利な保険は民間にもない。

ちゃんと保険料、支払いましょうね。

 

 

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