「生涯引きこもり」と宣言された私の、超豪華オプション生活

 登校拒否となり、生涯ひきこもりであろうと決めつけられて四半世紀。社会人として生きる記録。#発達障害 #自閉症 #ニート

スルースキル “あえて鈍感”になって人生をラクにする方法 大嶋信頼著

2022-01-29 09:54:28 | 攻撃的な人からスルーする方法の研究

スルースキルとは、破壊的言葉かけをスルーするスキル。
スルースキル、と調べると、いまのところこの記事の本のみ。ほかにご存じの方がいらつしゃりましたら教えてください。

この本でよく言われていたことをまとめると
  • 鈍感になる。
  • 「嫉妬の発作」を意識する。
  • 自分中心に考える。
  • 善意を受け取っている態度を取る。心の中でスルーする。
  • 話だけ聞き、真に受けない。
  • 面倒くさいと思ったら、「嫉妬の発作」だと認識する。
  • 詮索されたらそのまま質問し返す
  • 無視する
  • はぐらかす
ということの解説。

これから、書かれていたことを振り返りつつ、まとめてみたい。

絶妙なタイミングで邪魔をしてくる人々。
それを聴いていると自分の中で悪夢が広がっていく。という。
相手の気持ちを考えると悪夢が作り出される。と気が付く。

謙虚になると悪夢が生まれる。
謙虚さを捨てて悪夢から目覚めると、人の言動にはそれほど深い意味がない。そうだ。

敏感な人は。いい仕事をしても認められない。
嫌なことをスルーできちゃう人は堂々としているので、実はたいしたことをやっていなくても他の人々から認められる。
鈍感になれば道が開ける

鈍感になることから始める。
自動的に気にしたら利益になるかどうかで線引きする。
価値がないことには手を出さない。

攻撃してくる人の根底にある「嫉妬」
嫉妬は発作である。嫉妬した瞬間、人格が破壊的人格になる。「嫉妬の発作」
自覚がない嫉妬の発作。
下の立場に嫉妬する。嫉妬の発作は「自分よりも下の立場の人間が、自分にないものを持っている」という条件で発生する。

嫉妬の発作に反応すると余計に攻撃が醜くなると自覚すると、簡単に相手の攻撃をスルーできる

親がわが子を叱るのも嫉妬の一種
「しつけ」という名の嫉妬
子供が自分よりも自由に楽しく騒いでいるのを見て、「ビビビッ」と発作を起こして、破壊的人格に変身し、「瓶足して子供を泣かしてやる」となる。
嫉妬は自分ではコントロールできない。
「子供のしつけのために正しいことをやっている」ということを信じて疑えないのが、発作」のなせる業。
子供は親から嫉妬の発作を何度も受けているうちに、嫉妬に対して敏感に反応するようになってしまう。
子供は「自分が悪いんだ」と自分を過剰に攻めるようになって、外でも他人の言動を気にする子供になってしまう。

「自分中心」に考え方を変える。
自分も知らぬうちに嫉妬している。
自分が「あの人にちゃんと注意してあげなきゃ」などと頭の中で正しいことをやっていると思っているとき、知らず知らずのうちに破壊的な人格に変身しているのかもしれない。
子供のころから「人の気持ちを考えなさい」と教えられて生きてきましたが、それは実は危険なこと。
相手に嫉妬の発作を起こさせず、自分自身も嫉妬の発作を起こさせないでいるためには「考え方を自分中心にしなきゃいけない」

「自分のことを中心に考えちゃダメ。他人を優先させなきゃダメ」というのは、周りの人たちの嫉妬の罠。
自分を中心にするようになったら、自分を中心に考えて成功している人たちが、今度は嫉妬の発作を起こす人の代わりに近づいてくる。

苦痛によって、脳内麻薬が出る。いじめられて快感という感覚は、苦痛が脳内麻薬を分泌させ、快感になるから。
ドMの体質は、小さいころから嫉妬の発作を首位から受け続ける事で作り上げられる。
ビジネスで失敗を繰り返している人は、ドM体質で単純に脳内麻薬を欲している。からだ。
ゆえに、落ち追加なくなって失敗の方向に自分が走りそうになったら「あ、脳内麻薬を欲している」と思うと、「失敗をスルー出来ちゃった」となる。
「あ、いつものビジネス失敗のパターンだ」ということを何となく感じたら「私は脳内麻薬を欲している」と気づくだけで、いい。
いじめられてヘラヘラするのは、苦痛を麻痺させる効果があるから。脳内で分泌される脳内麻薬が関係している。
「あなたのためを思って」とか「会社のためをおもつて」の発言はすべて嫉妬。スルーして「相手の気持ちを考えない」ということにする。

不快な記憶が襲ってきたら、「脳内麻薬で晩酌しようとしている」と察知する。
脳内麻薬で晩酌すると朝の二日酔いがすごい。不快な記憶をいじくりまわして脳内麻薬を分泌させることをやめる。
職場でいじめられた時、「はあ?」と露骨に嫌な顔をするようになるのは、脳内麻薬で麻痺させず、嫌な顔がちゃんとできているようになっているから。周りが「こいつをいじつてはいけない」となる。

真に受けない、ことの大切さを知る。
別の理由でイライラしている相手に八つ当たりされて怒られていることを「反省」しても無意味。真に受けないでスルーする。
表面上は耳を傾け、心の中でスルーする。
善意を受け取るふりをする。「相手の善意を受け取っていますよ」という態度を取れば簡単に収まる。
近所つきあいをイメージ。もらったものは、あとで同じようなものを返す。
注意してくれた相手に「あなたのことは間違っていますよ~」とちゃんと注意のお返しをする。
ちゃんとおばちゃんからもらつたものに近いものを入れて返すと「親切だと思ってやったけど相手には迷惑なんだ」ということが伝わり、対等な関係で突き合える。

モンスタークレーマーへの対処
本人も本当の怒りとは違うことで怒っていて、言葉通りに相手が受け止めても解消されまい。
ひたすら相手の話を聞いていくと、違うところで怒っていることが分かり、自分が悪いのではない、ということが見えてくる。
自分の気持ちを分かっている。と思い込んでいながら実はわかっていなくて、それを聞き出してくれたら「この人は本当に信頼できる人」に変わる。
スルーするコツは、気持ちを引き出してあげること。

上司の小言は、上司が持っていないものを持っているだけのこと。若さ。などなど。これで上司は嫉妬の発作を起こす。
脳は周囲の人をまねる。という特徴がある。上司が嫉妬の発作を起こしていると、過剰な電流が脳内を流れて仕事がまとまらない状態になってしまう。
上司から小言を言われたら「あー嫉妬されている」と思うだけ。「仕事ができなくなったのは上司の嫉妬」という具合に上司に注目して電気ショックを上司に返すだけ。ノイズスキャンヘッドフォンの要領

小言を言う妻。いうことを聴くと、エスカレートする。
奥さんの小言は、女子力の供給源、としてスルーしていく。
奥さんの中では、不快の原因がわからないまま、「もしかして、話をちゃんと聞いてくれないからなのでは?」と実は、あてずっぽで言ってるだけ。

夫から、些細なことで小言を言われる。男性だから、男性性を発揮して、職場で戦って疲れて帰ってくる。ということを繰り返している。この、会社で戦う男性性が、奥さんの話を聞いてしまって発揮できなくなったら、「自分は働く気力がなくなってしまうかも?」という不安があるから「奥さんの話をスルー出来ない」という現象が起きてしまう。
「会社の不快な人間関係に縛られていない」とか「時間的に自由である」や「養ってくれる人がいる」ということで「ビビビッ」と嫉妬の発作が起きてしまい、破壊的人格に変身して奥さんの自由を破壊するような言動をしてくることもある。
嫉妬の発作で破壊的人格に変身しての言動なのでそれを直したとしても「お金遣いが荒い」とか「食事を丁寧に作れ」などの面倒くさいことを次から次へと言ってきます。
要するに、夫の小言は、真に受ける必要がありません。
だから、夫の小言を真に受けてしまうと、夫を傷つけるような言葉が自動的に出てきます。発作を起こすと、お互い傷つけてあって、どんどんお互いの親密な関係が壊れてしまいます
夫の怒りの本質は、「あなたばかりいい思いをしてずるい」という子供のような思考になってしまっているだけ。
ここで気をつれなければならないのは、「私だって大変なんだから」と主張して相手の嫉妬の発作を収めようとすることです。
大事なのは、嫉妬の発作が起きていると理解すること。憐れむ気持ちが出て立場が逆転し、夫は奥さんに自分のストレスを打ち明けるように脳がクールダウンすることが出来るようになるんです。
家庭内のモラハラ・パワハラは、みんな嫉妬の発作なんです。

自己敗北性パーソナリティー障害
これは面白い概念だと思ったので、別の機会の書きたいと思います。

会話に内容がないと感じるのは、相手の脳内で「自分の思っているとがうまく言葉で表現できない」となっているから。起きてしまう現象。
会話に中身のない人の頭の中は、相手に拒絶されたら、という思いがあると「もっとはっきり思っていることを言ってよ」と思われるようなしゃべり方をしてしまいます。
「あの人嫌い」というような幼児の思考パターンに陥り「この人とは絶対に口を利かない」という子供の態度になる。ぞんざいに扱うことできらわれたというより、ストレスを脳内に帯電して発作を起こして、精神状態が子どもになっている。
この発作の起きている人に「なんかしなければ」と手を出すと、相手はますます発作を連発。どんどん子供じみた態度になる。それに腹を立てるとまるで子供の喧嘩状態になる。
もし周りに会話の中身がない人がいたら、好きに話をさせて発散させストレスをためさせないのも一つのスルーする方法。発作を起こしている子供の相手はしない。

「発作」は酔っている状態と同じ。逐一対応したら心身がボロボロになる。スルーする。
相手に「面倒くさい」と思った瞬間、「これは発作だ」と認識してみるようにしましょう。酔っ払いと同じ。真に受けずスルーすればダメージを受けないで済む。

「面倒くさい人」と思う相手は高い確率で「発作の人」であり、その人はちょっとしたきっかけで発作を起こして面倒くさい態度を取ります。
まともに対応したら面倒くささがエスカレートしていきます。

会社の飲み会の招集では、満面の笑みで、「今日はパスさせていただきます」と上司に伝えると「あれ、すんなりスルー出来ちゃった」という具合になります。

しつこく詮索する人には、詮索し返す。
「付き合っている人は」はきかれたら「いまはいません。先輩はいらっしゃるのですか」と質問し返す。
こちらが相手に質問し返すことで先輩の鏡になってあげて、「あなたのやっていることはんなことでよ」と笑顔でうつしだしてあげるんです。

高圧的な顧客は損をしたくないという発作が起きているに。普通の扱いでも「特別扱い」「特別値引き」を強調し、「お得」を連発し、得意にさせる。

人を傷つけて惨めな気持ちにさせて優越感に浸るタイプは、無視する。(所感 これで止まればいじめ自殺はないような気がする)

しつこく交際を迫る相手に、面と向かって拒絶しても発作は止まらない。はぐらかす。(所感 はぐらかすのも一つの手だが、拒絶するな、というのはなあ?)

全体の所感
スルーすることは大事だが、「嫉妬の発作」への還元が過ぎているような気もする。
憐れみの気持ち、がそんなにも有効で、暴言をスルーできるのか、実験してみたい。
真に受けない、気持だけ受け止める、言葉だけ受け止める、というのは大事な知恵だと思う。

何事も「嫉妬」に還元するのは根拠の薄いことかもしれないが、これでいろいろな「面倒くさい人」に対する有効な対抗策、かもしれない。
 
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