「生涯引きこもり」と宣言された私の、超豪華オプション生活

 登校拒否となり、生涯ひきこもりであろうと決めつけられて四半世紀。社会人として生きる記録。#発達障害 #自閉症 #ニート

障害者就労移行支援事業所利用のメリット・デメリット

2022-01-22 07:16:00 | 障害者の就労支援機関、施設、制度
困難な障害者雇用での就職にあたり、就労移行支援を利用しようという方と話をすることがあります。
.私は利用する立場も、職員の立場も経験しています。
就労移行支援事業をもし利用するのであれば、利用する会社を運営企業グループ全体にわたってしっかり調べ、実習も週間くらいは行けたら行った方がいいと思います。
会社や事業所によって様々な事業展開があります。各々に特徴があるので、外れないようにしっかり調べて、何か所も出歩いて話を聞いて、さらに体験実習で試してみて、慎重に選ばれることを、私はお勧めします。

メリット
~独自の就職網~
  • ハローワーク障害者雇用専門部隊が、非公開の就労移行支援利用者向けの求人を、会社指名でこっそり伝えてくれることがある。
  • 会社によっては、独自の開拓求人、大手の中には人材紹介会社によるあっせん、親会社や系列企業への就職あっせんがある。
~家以外の居場所~
家以外の居場所は、私にとってはありがたいこと。
家にいては自分と家族としか会いませんが、就労移行支援に行けば、通所だけでいい運動。人とも社交辞令してあいさつ。最低限の社会性を保つことができます。
関係性によっては、いい人間関係に恵まれるかもしれません。

デメリット
~良くも悪くも、営利企業の営業行為~
  • 就労移行支援経営企業・団体の雰囲気にのまれる。
  • 良くも悪くも、囲い込まれる。自分の人生の方向付けをされてしまう〈囲い込みの圧力やベクトルは、就労移行支援運営企業団体によって、相当異なる。〉
  • 運営企業の利益のために動かされる。
~専門性は、様々だが、おおむね期待できない~
基本的には給料が安いので、良い人材は来ません。
特に国家資格や国認証民間資格以外の、社会的意味のない民間資格を振りかざす〈おそらく資格商法の犠牲者?〉「野良カウンセラー」「野良キャリアコンサルタント」には注意が必要です。
例外もあると思います。良い出会いがあることを期待しますが、余り期待しないほうがいいと私は思います。

就労移行などを利用していても、就職でうまくいかなかった場合の責任、他人が取れると思いますか?
事業所からの指導を受け入れた結果、上手くいかなかった場合、就労移行は責任取れますか?
就労移行という環境からの影響受けて、その責任を就労移行は取ってくれますか?
しっかり選ばれることをお勧めします

※2022年1月21日、加筆
 
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