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四王天延孝著『ユダヤ思想及び運動』付録第三 シオンの議定書 第二十四 議定 ユダヤ王の無窮性、ユダヤ王の精神的性格

2024-04-26 14:52:13 | 英帝国ユダヤ・フリーメイソン

 
  四王天延孝著『ユダヤ思想及び運動』

    附録第三 シオンの議定書
 

   


第二十四 
議定 .


付録第三 シオンの議定書 

第二十四議定 
ユダヤ王の無窮性
・・・・・・・・・・・三人の顧問
・・・・・・・・・・・ユダヤ王の精神的性格

〔ユダヤ王の無窮性〕
 今から如何にして、ダヴィデ王朝の根を植え、
それが世界最後の日迄永続する様にすべきかを述べる。

 吾々は吾々の賢者が全世界の中でもあらゆる困難に打ち勝って、
成功裏に戦を続け、
彼らの思う儘に人類の思想を導いてきた能力を保有した同じ原則を用いるであろう。

 ダヴィデ王の民族中に数人が王とその後継者の教育に当たる。
後継者は相続権によらず、人間としての価値によって選定する。

 王様たちには政治の秘訣と吾々の律法の方式が傳えられるけれども、
何人にもこの秘密が知られない様に注意するのである。

 この方法の目的とする所は、
政権は政治の秘密を伝えられた一人の王以外に帰属すべきでないことが確保されるためである。

 幾世紀の間に得た經驗と比較しつつ、
私が前から語って來た原則を實行に移すことを彼等丈が学ぶのである。

 彼等丈が、政治運動、經濟運動、社會運動及學問の研究から得た結論を傅授される。
要するに、彼等丈が人間相互の間の関係を律する天然法則に、
不動的に確定された法律の眞精神を承知するのである。

 王の直系子孫も、若し硏究の途中に於て平凡、温厚其の他権威に不適常の性質が明になれば、
王位から遠ざけられる。
 それ等の性質は善く統治することを不可能にし、
王冠の権威に取って危險であるからだ。

 彼等丈が力強い、精力的で、寧ろ残酷な性質を現はすのであって、
吾々の賢者から統治の手綱を受取るのである。

 病氣に罹り、精神障碍を起し、
又は凡て能力を失った場合には、
王はその権力を最も適任たる人に譲らなければならぬ。


〔三人の顧問〕
 王の直に行ふ行動計画と、 將來に亘る適用とは此も親しい助言者達にも知らせない。
唯王とその三大顧問丈が將來の計画を知って居るのである。

 自己を制し、人類を治める為の確固たる意志に向つて馴化された王の人柄の中に、
何人も運命とその神秘的行き途を認めるのである。
  
 王が命令を下すとき、何人も目的が那邊にあるかは知らないから、
何人も敢て之に障碍を設けようとするものもない。

 勿論王は實行すべ計画を理解するに足る智慧を持たなければならぬ、
從て王位に登る前には吾々の賢者が王に試驗を行ふのである。

 人民が王を知り之を敬愛し得る為に、
王は公開の場所で意見を述べ、
現在では恐れによって離れて居る二つの力の間に、
調和善き接続を造らなければならぬ。

 此の恐怖は二つの力が吾々の勢力下に這入る迄は
吾々の見地からすると有用なものである。


〔ユダヤ王の精神的性格〕 
 イスラエル王は己れの感情に動かされてはならぬ。
殊に情欲に捕はれてはならぬ。

 王の性質の中の如何なる特質も、王を押へてその思想の主となってはならぬ。
情慾は如何なる他の欠點よりも以上に、
精神上の能力と、物を明断に見る力を殺ぎ、
考へを人間の性質中最も悪い最も汚れた本能の方へ持つて行くのである。

 ダダィデの神聖なる民族から出て世界の支配者の身となり、
宇宙の支柱をなしてゐる王は、
その人民の幸福の為には如何なる個人的希望をも犠牲にせなければならぬ。

吾々の王は避難の打ち所の無いものでなければならぬ。    
     
                      (了) 



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