一歩一会・・・♪

日々のお仕事の事や、趣味、旅行関係についての自分記録♪

『四月大歌舞伎』昼の部観劇。

2008年04月27日 | 日々♪
25日、『四月大歌舞伎』昼の部観劇。
11時、歌舞伎座到着する為に、家を出たのは朝6時。
誰の見送りもなく・・・。すれ違う事もなく・・・。 

一幕『本朝廿四考 十種香』
男前・・・って言うのは、ピンクと紫が似合うのね~。先だって
名古屋『陽春大歌舞伎』で拝見した染五郎さまもピンクに紫♪
ステキです♪
八重垣姫の一途な心情表現「柱巻き」
いいですね~~。かわゆいです♪妄想の心情表現の一つに
組み込ませていただきます♪
・・・さて、お話はふ~~~ん・・・な感じで終わりそうやなあ~~
・・・と思ったところで、ギャッ!!思わぬ急展開!
白須賀六郎錦之助さまの登場で、一気に面白さ倍増!
目が覚める!・・・これだから歌舞伎はやめられない!

二幕『熊野』(ゆや)
熊野 玉三郎、朝顔 七之助・・・このお二人が綺麗でございました。
・・・が、まあそういうお話なのね。

三幕『刺青奇偶』(いれずみちょうはん)
半太郎勘三郎 お仲玉三郎 鮫の政五郎仁左衛門
このお三人さんが拝見できて、本当に幸せだった。
人情モノの最高傑作ではないか?!『一本刀土俵入』もよかったけど
半太郎さんの腕に刺青をさす玉さまお仲の横顔が
切なくて・・・もう号泣です。ここら辺りから・・・。
死にたくない・・・でももうダメらしい・・・でも「死なないよね・・」・・と問うお仲に「元気になる。きっと元気になる」という半太郎さんの言葉が切ない。
・・・こういう「嘘」って・・・。ああ・・・ダメ・・。辛すぎ。
最後の場面にご登場の、鮫の政五郎仁左衛門さま。
ピシッ・・と引き締まります。
親分らしくも品がありステキです。
最後の勝負に勝った半太郎さん。私はお仲さんの最後になんとか
間に合った・・・・と思いたい。
間に合わなかったら、半太郎さんがあまりに悲しいもんね。
お話は本当はどう終わったんだろう?
観る側に委ねる・・・系のお話なんだろうか?
考えないとダメなの?涙・涙なのに~~~。
しかし、これだから歌舞伎はやめられない・・・・。

隣の席の女性の方と、仲良くなりいろいろお話を聞く。
なんでも4回程、観に来られているとの事。
・・・でも、最後の『刺青奇偶』で、号泣していた私は、
席を立つ際、「すごいお話でしたよね。これはない。これはない・・」
・・・と言いつつ涙をぬぐい、キチンとしたご挨拶もそこそこに
お別れしてしまったのでした。
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2 コメント

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勘三郎×玉三郎×仁左衛門=贅沢! (ぴかちゅう)
2008-04-29 00:08:19
昼の部の玉三郎丈は、美し~い「熊野」からスレスレヨレヨレ女の「お仲」への変身がすごかったですね。昨年10月の天女さまから「牡丹燈籠」のきったないお峰への変身もすごかったので、けっこうこういうのをねらっているのかもとか思ってしまいました。もうホント、すっかりヤラレます(^^ゞ
4月は玉三郎×仁左衛門×勘三郎の演目が昼も夜もあって、贅沢極まる舞台でした。年に一回はこの3人の組む舞台が観たいです!

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ぴかちゅうさま♪ (かずりん)
2008-05-01 21:34:15
>昨年10月の天女さまから「牡丹燈籠」のきったない
>お峰への変身もすごかったので、

・・・そうなんですか~♪
観てみたかったな~~♪あのふり幅はたまりませんね♪

>年に一回はこの3人の組む舞台が観たいです!
そうしょっちゅうはないんでしょうねえ~。
出来る限り観てみたいです。毎年あればよいのに・・・。
しかし・・・ふところは辛いです(笑)
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