としおんのぺえじ

愛犬パズーとの戯れや日々の出来事などをつらつら綴ります

四月の雪

2005年09月13日 | Weblog
選挙のことに関しては、まだまだ言いたいことは山ほどあったりするんですが、まぁ、終わっちまったもんは仕方ないっすね。いつまでもウダウダ言ってても仕方ないので、気持ちを切り替えて行こうと思いますです。

で、今日も今日とて試写へ行ってまいりました。映画は、近頃テレビのCMでもやたらとやってるらしいですが、今週末に公開される話題のヨン様主演作「四月の雪」です。正直、「けっ、またペかよ、もういいよ」と思って見に行った訳なんですが、これが意外に良かったりしてびっくり。まったく期待していなかったからっていうのもあるとは思うんですけど、しっかりしてて驚いちゃってる僕がいたりしました。

物語をかいつまんで書くと、ヨン様演じる主人公の奥さんが、交通事故で意識不明になるんですが、事故車の中には、彼女と一緒に不倫相手が乗ってた訳です。もちろん、その男も重傷で意識不明になっており、入院先の病院で男の妻とヨン様が遭遇。いけないとは知りつつも、徐々に惹かれあっていくってな感じ。

そう、ちとややこしいかもしれませんが、要するに不倫もの。お互い、相手に裏切られた男女が禁断の恋に落ちてしまい、どうしようもない愛に身を焦がすってな物語です。

これまで、いわゆる不倫ものは、生理的にまったく受け付けない僕でした。なんで奥さんとか恋人以外の人を好きになるかなぁ、と常々思ってて、まったくと言っていいほど、感情移入も出来なければ、その気持ちを分かろうとも思わなかったんです。だって、自分がされたら嫌じゃないっすか。ガキの頃から、ずっと「自分がされて嫌なことは、人にしちゃいかん」っておふくろにどつかれながら育ってきた僕としては、マジで許せない行為だった訳です。

なので、前に一度ここでも書きましたが、伊藤美咲さん主演の「海猫」っていう映画を見た時も、怒り以外の感情はまったく感じることが出来なくて、あきれ果てるばかりだったし。

が、ことこの「四月の雪」に関しては、その辺の言い訳というか、不倫するに至るまでの過程がちゃんと描かれてたなぁ、と思ったりした僕なのでした。

奥さんに裏切られて深く傷つくんだけど、文句を言うべき奥さんは意識不明で入院してて言えないまま。そこに同じく旦那に裏切られ、同じ気持ちをもった綺麗な女性がいれば、仕返しっていう意味でも、しちゃうのは仕方ないのかもしれんなぁ、なんて思ったんです。まぁ、その後にも映画はウダウダと続いていく訳ですが、その辺はちょっとしつこいなぁ、と思ったりもしたんですけどね。

あと、ヨン様、結構ちゃんと演技してんじゃん、って、偉そうな言い方だけど、思っちゃったんすよね。「冬のソナタ」も全部ではないけど見たし、「スキャンダル」も見たんですが、なんか冴えない普通の兄ちゃんだろっていう感想しかなかったんです。だけど今回は、心の揺れ動く様とか、しっかり演じてて、今更って感じがしないでもないですが、見直してしまう僕がいたのです。監督も「八月のクリスマス」などのホ・ジノだったからなのか、安心して見ていられる画づくりだったし。

そんなこんなで結構、楽しんだりしたのは事実なんですが、いかんせん、今日の試写会は一般のお客さんも入ってる試写会で、会場内のほぼ半数以上は、おばさま方。上映中もぺちゃくちゃお喋りしたり、ヨン様が裸になるシーンで「はぁ~」っていうため息ついたりと、もうやりたい放題の無法地帯。何が最悪って、僕の隣にお座りになったおばちゃまは、おもむろに風呂敷を広げだし、何すんだ? と思ってたら、おにぎり出してモグモグクチャクチャ、めっちゃ音を立てながら食いだすもんだから、気になる気になる。タクアンなのか何なのか、漬け物チックな匂いがぷ~んと漂ってくるし、正直、映画どころじゃなかったりもしたんです。

あ、ひょっとして映画が面白かったのは、映画の内容が良かったんじゃなくて、小泉マジックならぬ、おばちゃまマジックにやられちゃったせいなのか?

C SHOWEAST C BLUE STORM,Ltd.

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2 コメント

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漬物マジック (ゆき)
2005-09-14 07:45:41
◆ぺさん 

未だにこの人の作品をきちんと見たことがないよ。

一瞬TVでみたけどね。

◆映画の見方

やっぱり、他人と観るんだから、マナーは守ってほしいよね。

この前、私も映画館に行ったけど、マナー悪い人って

いるよね。
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ゆきさんへ (としおん)
2005-09-14 21:02:07
もうね、ほんと凄かったっすよ、

たくあんフレーバー。

どうせ臭いなら、韓国繋がりで

キムチフレーバーにしてくれって思いました

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