チカタの森

日々の出来事と趣味の記録.

大阪・奈良・京都 2

2024年05月17日 | 旅行

朝食はクラブラウンジでビュフェ形式プラス一部オーダー制.

オーダーするのは玉子料理とフレンチトースト.

和食で取り合わせてみた.

東隣の新ダイビルの周囲は堂島の杜として地域に適した樹木を植え,さまざまな生き物が戻ってくる杜つくりを目指している.

若葉が快適な木蔭をつくり朝散歩するのに最適だ.

堂島川を渡って西に進みコンラッド大阪が入っているビルの4階にある中之島香雪美術館

特別展 北斎と広重」を鑑賞した.

葛飾北斎の「富嶽三十六景」と歌川広重の「東海道五拾三次之内」が目玉で,前期と後期が大幅に展示替えがあるものの多くの作品を観ることができる.

(展示作品の大部分は東京都江戸東京博物館所蔵)

御堂筋線でなんば,近鉄に乗り換えて奈良.

宿泊するさるさわ池よしだやに荷物を預けてから奈良公園内をのんびり寛いでいる鹿たちを見ながら歩いて奈良国立博物館に入った.

生誕1250年記念特別展

  空海 KŪKAI ―密教のルーツとマンダラ世界

国宝「両界曼荼羅(高雄曼荼羅)」(後期は金剛界の方を展示)

を初めとして密教と空海関連の作品の数々.

館内は混み合っておりカフェも順番待ちだった.

葉風泰夢(HALF TIME)でダックワーズとハーブティーをいただいた.

5月の日射しは強いので木蔭で休む鹿さんたち.

鹿せんべいのねだり方が激しくないのは,観光客が多いのでたくさんもらっているからだろうか.外国人はやはり多くいらしている.

興福寺の五重塔は大規模修理工事が始まっており,やがてすっかり見えなくなる.

完成は2031年春.

宿にチェックインする時に丁寧な説明があった.二つある貸切風呂に入ることができお部屋で休んでからお楽しみの夕食.

本日のお献立から転載する

食前酒  さんざし

前菜  笹ちまき 青のり田楽 川海老 ミニフルーツ串 空豆

造里  鰆炙り 鮪 甘海老

冷鉢  竹炭うどん (竹の炭を練り込んだうどん)

小鍋  白魚の卵とじ (湯気がたってきたら卵を溶いて入れる)

焼物  鶏肉のくわ焼き

揚物  小鮎の天ぷら

酢物  魚介の酢味噌 海老 小柱 北寄貝

御飯  あさりの混ぜご飯

香物  奈良漬 金山寺味噌

吸物  海老真丈 四ツ葉のクローバー(の形に細工した昆布だったかな)

甘味  わらび餅 ほうじ茶ティラミス オレンジゼリー

すべてとても美味しくいただいた.

意外に魚介類が多かった.

夕闇に五重塔のシルエットがうかびあがる.宿の屋上からは更によく見ることができる.

一日をとおしてこの辺りは人もクルマも少なく静かに滞在することができた.

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