Landscape diary ランスケ・ ダイアリー

ランドスケープ ・ダイアリー。
山の風景、野の風景、街の風景そして心象風景…
視線の先にあるの風景の記憶を綴ります。

高次脳機能障害

2022-08-11 | 生活、環境
 
 
私の何時まで経っても治らない、
脳出血の後遺症の空間認知の視野障害も、
診療してもらっている眼科医から、
この「高次脳機能障害」だと言われています~
本当に厄介な病気です~
円楽師匠の告白を機会に、
「隙間•谷間の障害」とも云われる
一般になかなか理解を得られない(全盲では無いので視覚障害として認知してもらえない)身体障害に
少しでも高次脳機能障害への認知度が進むと有難い~です~
 
 
東洋大学ライフデザイン学部准教授/介護支援専門員
 

脳血管疾患の後遺症として高次脳機能障害が残存することは珍しくありません。

しかし、手足の麻痺や動作の障害などではないことから、その人の「見かけ」のうえでは障害があるように見えず、社会的な理解が遅れています。

介護•福祉•医療の制度でも対応が遅れているなど「隙間•谷間の障害」とも言われています。

症状はさまざまで個別的に生じます。

代表的なものに、円楽さんのこの記事にもある短期記憶障害、

他には注意障害(ミスが増える、複数のことを同時に行えないなど)、

遂行機能障害(計画立てた行動ができない、物事の順序がわからなくなる、失行=服の着方がわからなかったり、ボタンの留め方がわからないなど)、

失認(片側の空間を認知できない、漢字は理解できても数字が理解できず、計算だけができないなど)などがあります。

これらは治すことは難しいものですので、周囲の人の理解や適切なサポートが欠かせません。

 

掲載した画像は、健常者の頃、撮影した皿ヶ嶺のヒマラヤの青い芥子です~~♪♪

もう、こういったマクロレンズ撮影による繊細な花の水滴写真は、

マニュアルフォーカスによる手動のピント調整なので、

空間認知の障害である、今の私には撮れない~写真です~

 


コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 虹を追いかける夏~/ 第7... | トップ | カルトの本質 »

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
やっかいな病気 (鬼城)
2022-08-12 07:38:43
人はいろんな事を言う。
しかし高座に上がったことに対しては、同じ病気を持つ人たちに勇気を与えたのでは無いでしょうか?
円楽、ガンバレとかけ声を掛けたくなりました。
今ある現状を把握して、出きることをやっていくことが大事だと思います。
リハビリで治る部分もある。
暑い夏、政治不信に陥ってくらくならないようにして下さいね。
返信する
身体は正直~ (ランスケ)
2022-08-12 10:37:08
励ましのコメント、ありがとうございます。

ブログ掲載のセルフポートレートを見れば
分かるように、
見た目健常者と変わらないので、
なかなか私の視野障害と云う身体機能の障害を
理解してもらえません~??
白杖は空間認知のための道具として
有効なのですが、
白杖が障害者認知として有効か?
どうも最近、それが怪しくなってしましました~?
狭い道や歩道で、自転車や車の接近を感じると、
道の片隅で通り過ぎるまで立ち止まり、
不要な接触事故への回避行動に
努めているのですが、
それでも、こちらへの配慮もなくスピードを緩めずギリギリ間際を通過するマナーの悪い行動に、
何度も怖い思いすることが絶えません~

円楽師匠の勇気あるカミングアウトが、
社会全般の障碍者への認知度を高めてくれれば有難いのですが~??

統一教会のカルト汚染も感染症の猛威も、
岸田政権は何一つ有効な手立てを講じようとしません~!!

本当に八方塞がり最悪の夏です~

確かに、今私にできること~
それを地道に毎日積み重ねてゆくことしか、
ありません~

積乱雲の湧き立つ夏空に架かる虹を夢見て、
毎日、午後の川沿いの道を歩くことが、
今の私にとって、生きる希望であり、
生きている身体実感の証しにもなっています~
身体は正直ですからね~♪♪
返信する

コメントを投稿

生活、環境」カテゴリの最新記事