古い写真を整理していて、今この時期に訪れていた尾瀬ケ原の思い出が蘇る~♪♪♪
周囲を200m級の山に囲まれた、標高1400mの高層湿原、尾瀬ケ原は、
9月中旬から10月上旬にかけて、湿原のキンコウカなど湿性植物が色づき一面の草紅葉(くさもみじ)に覆われる~
まだ周囲の山の紅葉には早く、
全体に落ち着いたセピア色の風景が、湿原に昇る朝陽と共にに湧き立つ朝靄~
そして草紅葉が黄金色からオレンジ色へと燃え上がる~♪♪♪♪
私は水芭蕉に代表される尾瀬の雪解けの頃より、草紅葉から大霜の頃の尾瀬ヶ原が好きだった~
尾瀬の思い出は、もう一つある~
故郷の母に尾瀬の草紅葉をポストカードにして送ったことがある~
故郷の松山は正岡子規生誕の地ということで俳句が盛んな街だ。
父や母も句会に入って熱心に活動していた~
その母から後日、手紙が届き、
私の送ったポストカード、尾瀬の草紅葉から、
「行ってきたよ~尾瀬からの便りは~草紅葉~」
という句作が入選したという知らせだった~
私は母の沢山の句作の中でも、
山旅の喜びと感動が素直に伝わってきて~一等好きな句だ~♪♪♪
長い東京暮らしから年老いた父母の介護のために故郷の松山へ帰郷する前年の秋は~
200mの尾瀬と云われる苗場山に山友達と訪れた~
ちょうど10月の満月の頃で~
山上に広がる一面の池塘に月明かりが映り~黄金色の輝きを放つ夢心地の光景だった~
下山は錦繡の秋山郷に下り温泉に入った~
懐かしい山旅の思い出だ~
唱歌で知っているくらいかな?
この年になって行ったことがない場所が多いことに気がついた。
秋を探しに何処かへ行きたいが、私は、まずは治療優先です。(涙
アクセスも悪く遠いですね~
愛大山岳部も尾瀬への遠征はありませんでしたか?
山ヤさんにとって、平坦な尾瀬は魅力に乏しいのでしょうか??
私にとって山は、写真撮影が目的なので、
高層湿原の尾瀬ヶ原の気象変化に富んだ自然環境は、
写真素材の宝庫~風景写真の聖地そのものでした~
東京から尾瀬へのアクセスの利便性もありました。
夜、浅草発の電車に乗ると、バスを乗り継いで、
明け方には登山口の鳩待峠に到着していましたから
山も、あらかた3,000mの山岳風景を巡ると、
次第に気象変化に富んだ自然環境の山域~
山上湿原や山上湖のある風景に惹かれ始めました~
奥日光から尾瀬の山域は、まさに風景自然写真撮影の理想的環境でした~
奥白根の山上湖、五色沼の黄金色の秋も忘れられない思い出です~
おいおい写真整理しながら、
山旅の思い出を紹介しようかな~と思っています。