Landscape diary ランスケ・ ダイアリー

ランドスケープ ・ダイアリー。
山の風景、野の風景、街の風景そして心象風景…
視線の先にあるの風景の記憶を綴ります。

水の中のワルツ

2018-11-18 | 風景

 

仁淀ブルーで有名な四国を代表する清流、仁淀川流域、上流部に石鎚山を源とする面河渓がある。

花崗岩特有の白い岩肌に水晶の結晶体を散りばめたような煌めきをみせる

透明な水面の表情が目を見張る美しさ。

中流域の仁淀ブルーに対して、この渓流の美しさを面河クリスタルと名付けたい(笑)

そのクリスタルウォーターに楓の落ち葉を浮かべると、

水の流れに乗って、くるくる舞い始める。

光降りそそぐ水底で優雅にワルツを舞う舞姫のように見えた。

光の美しさに魅せられて、ずっとその舞姫を追いかけていた。

帰路、古岩屋の紅葉が、ちょうど見頃で楓の赤が水面に映る表情を撮影。

冬の渡り鳥、アトリも紅葉の中で撮れた。

最後の一枚、朝の久万高原は一面の霜景色。

楓の落ち葉の霜化粧を。

 


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6 コメント

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写真の醍醐味 (鬼城)
2018-11-19 08:46:20
面河クリスタル、使わさせて頂きます。<(_ _)>
水のマジック、そして落ち葉の存在感、不思議な切り取りですね。
ふと訪れた渓谷に、こんな憩いの風景があるとは・・・
アップに間があるのは仕事関係でしょうか?
体調も心配です。
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霧氷の山は当分、お預け (ランスケ)
2018-11-19 20:22:01
紅葉の水中写真は仁淀ブルーの写真家、高橋宣之さんの影響です。
面河川源流域に入って森と水の風景を撮影している頃から美しい淵を見つけると潜って撮っていました。
今回は秋らしく楓の落葉が光の波紋の中で舞う姿を追いかけてみました。

「面河クリスタル」どうぞ使ってください(笑)
鬼城さんも学生時代に遡上した面河川です。
その美しさを広めたいですね。
私も時間があれば、色んな角度から面河渓の美しさを切り取ってみます。

更新の間隔が空くのは、確かに仕事が忙しくて日曜しか休みが取れない現状によります。
堂ヶ森の霧氷風景も当分お預けです。
来月末あたりから少し時間が取れそうです。
待望の雪山シーズン到来ですからね。
長い間、山へ入っていないので体力の方が不安ですが?
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面河クリスタル (Masa)
2018-11-20 19:20:45
面河クリスタル いい響きですね。確かにあの水面の
輝きと透き通った水中はクリスタルと呼ぶにふさわ
しいですね。そして水槽を使った撮影 やはり立体
的に見えてすごく素敵です!!うちのが入る水槽が
必要になってきました。アトリはここまでおおきく
撮影できませんでした。来年は日の出ぐらいに現地に
(深山)行き朝の光で撮影してみましょう!!
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フィルム時代の悪癖 (ランスケ)
2018-11-21 01:56:33
ガラスの水槽は結構重いですよ。
Masaさんの長いレンズが入る水槽となると、かなりの重量となります。
それを担いで足場の悪い渓谷を歩けますか?
私は、この水槽を担いで御来光の滝まで入っています。
Masaさんには軽い水中ハウジングケースの方をお薦めします。

そうですね。
200mm域で撮っているので、当然トリミングしています、
どういう構図に収めるかは、結局は撮影者のセンスです。
レンズの画角だけで、その場で決めるのは難しい選択ですよ。
私は広めの画角で撮影して、後日現像の段階で余分な部分をカットします。
その方が構図の選択肢が広がりますからね。
撮影現場の一発撮りなんて、あまり当てになりません(笑)
そのために同じようなカットを画角を変えて何枚か余分に撮影しておきます。

フィルム時代の融通の利かなき撮影方法を未だに金言のように振りかざす人がいますが、
デジタルの時代には、もっと自由に撮影して良いはずです。
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ワルツ (misa)
2018-11-22 20:02:38
くるくると水の中に踊り子が舞うようです
撮影現場の一発撮りはほんとに当てになりませんね
デジタルと違って結果を現地で確認できないので随分と通ったものです

忘れていた撮影の心得
思い出させていただきました(感謝)
暫くはおとなしく里山散歩です

最後の2カット素敵です
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視点を変えて (ランスケ)
2018-11-23 01:12:16
紅葉写真というと何処かで観たような、みんな同じ写真のオンパレード。
週末photographer は、少し違った視点から紅葉写真を撮ってみました(笑)
面河渓の水の美しさと楓の落ち葉の動きをワルツに見立てたことが成功でした。
透き通った水を通した光の乱舞は、いつまでも見飽きないくらい素敵でした。

前回の記事の県展の写真の際に触れたように、
写真は、目に留まった対象を、どう切り取るか?に尽きると思っています。
だから、ノートリミングなんて、まったくバカバカしい(笑)
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