Landscape diary ランスケ・ ダイアリー

ランドスケープ ・ダイアリー。
山の風景、野の風景、街の風景そして心象風景…
視線の先にあるの風景の記憶を綴ります。

秋草風情

2011-09-04 | 風景

 

 台風一過、秋の気配も漂い始めた野辺へ出かけた。

 まだ小雨の残る、すっきりしない空模様。

 こんな日の方が、しっとり秋草も濡れて、いっそう風情が増す。

 

 

 

 

 まだ夏から秋の端境期。

 思い描いたような色とりどりの秋の草叢とは行かなかった。

 でも、久しぶりの野辺の撮影。

 やっぱり気持ちの好いものだ(笑)

 

 

 

 

 

 

 


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13 コメント

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道辺の花は美しい (百姓モドキ)
2011-09-04 23:12:07
野辺に咲く花はント美しい。
ただひたすらに、妖しき美しさで虫を招き寄せる。そうしなければ、子孫を残せない。繁栄させることができない。

しかし、大方において百姓族には迷惑草。
成敗しても成敗しても下から下から生えてくる。

特に露草は可憐なだけに憎たらしい。
それを、美しく撮るランスケ氏も・・
返信する
misaさんからメールが届きました (ランスケ)
2011-09-05 18:58:22
ちょっと暗い話題で、ほっほさんと二人だけで盛り上がってしまいました(笑)
今回は、反省して本来の自然風景写真へ軌道修正。

一枚目のホトトギスにぶら下がる、やたら手足の長い虫は
蚊ではありません。
ガガンボと呼ばれる昆虫で、蚊のように血を吸ったり
人体に害を及ぼすことはないそうです。

このアメンボウのような華奢な形態に魅かれて、花と絡めてみました。

2枚目のツユクサは百姓モドキさんの天敵のようですね(笑)
涼しくなると一気に殖えてきます。
どんなに嫌われても、やっぱり可愛い。
でも、写真に写すには結構難しい花です。

今回の撮影は、残念ながら秋の花々の開花には未だ早く、
頭に思い描いた秋の草叢とは、ずいぶん違う風景となりました。
また次回、挑戦してみます。

misaさんからメールをもらいました。
まだ傷ついた心身の回復までには時間を要しそうですが、
「あの花嫁さんから手紙が届き、救われた」
と書いていました。
もう少し静かに待ちましょう。
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災害 (鬼城)
2011-09-06 20:19:06
台風の被害は無かったでしょうか?
台風一過、秋めいてきましたね。
いち早く、ランスケさんは秋の草花の写真をアップされています。

中でも金平糖の花はきれいですね。
正式名称は知りません。(笑い)
ガガンボ、はじめて聞きます。
世の中知らないことの方が多いとよく言われますが・・・
これぞ、ランスケワールド!

misa さんからメールが来たとのこと、安心しました。
嫌なことは忘れ、すばらしい自然の中のことを考えましょう。
人それぞれとつくづく思います。
露草に美しさを感じる人、雑草退治に苦労されているお百姓さん、考えは皆違います。
misa ワールドの写真を期待しています。
返信する
いよいよ秋の特別展開催 (ランスケ)
2011-09-06 23:22:12
鬼城さん、いよいよ秋の特別展が始まりますね。
昨年の企画段階から、やっとここまで漕ぎ着けましたね。
お疲れ様でした。
私もお彼岸の墓参の帰りに寄らせて頂きます。
また鬼城さんのレクチャーが聞けると思うとわくわくします(笑)

秋に咲く金平糖に似た花は、ミゾソバとママコノシリヌグイがあります。
この花は茎にトゲがあるのでママコノシリヌグイです。
でも、あまりものネーミング。
継子の尻拭い…
オオイヌノフグリやらヘクソカズラなど、
植物学者のセンスには首を傾げます。

でも、やっぱり可愛い花です。
より金平糖に近いのはミゾソバかな。

今度の台風による極端な豪雨も、ある意味自然災害というよりも
人災に近いのではないでしょうか?
近年の極端な気象現象は、温室効果ガスの影響ぬきでは考えられません。
今読んでいる「低炭素社会のデザイン」には、東日本大震災以降の世界への指針が描かれています。
もう原発に代表されるような経済システムを維持してゆくのは不可能です。
常に成長を余儀なくされる経済システムでは、膨大なエネルギー消費が不可避だから。

今度の台風で石鎚山表参道へ至る県道が崩落して通行不能です。
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Unknown (junyu5484)
2011-09-11 20:34:37
 突然、コメントを書かせていただいて申し訳ありません。前の記事「諏訪敦さんについてブログ」のコメントの欄に、折り入ってお願いを書かせていただきました。ご検討いただければ幸いに存じます。
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物語の始まり (ほっほ)
2011-09-11 23:56:19
河合隼雄
村上春樹
小川洋子

自然科学としての私を除外した普遍性
     と
「私」を中心とした体験をもとにする普遍性を
追求する方法が物語

偶然は必然
(30年後のランスケさんとの出会い)

物語の始まり

十勝の五嶋純有氏の書込み

ランスケダイアリーは偶然が起きる「場」

上記のことランスケさんが一番よく解ってますよね。

未来は、
エキサイティング
返信する
何が起こるか分からない! (鬼城)
2011-09-12 13:18:07
ほっほさん、おもしろい表現です。
ランスケダイアリーに最適なほめ言葉です。
本来、美樹的なものに対しては不案内で諏訪敦についてもランスケダイアリーで紹介されるまで見たことはありませんでした。
恥ずかしいのでコメントは控えていましたが、感想は「強烈に心の奥に刺激を受ける絵」だということ。

最近知った尾田竜馬についても同様の刺激を受けました。
数年前、セキ美術館で展示されました。
無言館には数点あるとか。
若くして亡くなった人ですね。

世の中には知っていることより、知らないことの方が多い。
最近つくづく感じます。
改めましてランスケダイアリーおよび書き込みの皆さんに脱帽です。
返信する
隣りの芝生と垣根いりません (ほっほ)
2011-09-12 21:26:28
鬼城さん
ありがとうございます。
私も、鬼城さんとランスケさんの物語の登場人物の一人になれそうです。

今まで自分は、物事を鼻でくくったような処がありましたが、ランスケさんのステージに入っていくとそこは、智恵と知識の宝庫でした。
自己満足で生きてきた事恥ずかしくなりました。自分の概念、観念、常識というものを洗濯して謙虚に学ぶことにしました。

無言館は、日曜美術館で観た記憶では確か野見山暁冶が東京美術学校(東京芸大)戦死した画友の遺族と作品を尋ねまわって、窪島誠一郎と作った美術館です。
館長の窪島氏は、戦後のどさくさで父と生き別れましたが、さかの再開を果たしました。
何と、父はあの水上勉でした。
父を想う気持ち、子を想う気持ちがテレビの画面を透して伝わってきて感動しました。

大正7年生まれの私の父も満州で従軍し運よく終戦後松山に帰って来ました。(父の口から戦争の話は、一言もきた事がありませんでした。)
戦死しても生きて帰って来ても戦争に対して無言だったという事実が辛く悲しい。

尾田龍馬の自画像が観てみたいです。
返信する
予期せぬ展開 (ランスケ)
2011-09-12 21:41:11
ほっほさん、鬼城さん、ありがとうございます。

そうですね。
意図している訳ではありませんが、
書いた記事が、どんどん予想もしない方向へと展開してしまうことが
往々にありますよね(笑)

カタックリさんやkyoichさんを巻き込んだ「母の原風景」探し。
TKさんの書き込みを巡る長い書き込みも、
思わぬ方向へと展開しました。

そして勿論、諏訪敦を巡る絵画の世界も。

また、このブログを始めた切っ掛けである
衰えが著しくなった父母の介護の日々と死までの克明な記述。
それから、その死を乗り越えるための50日間の遍路の記録。
それらも、どんどん予想もしなかった方向へと展開して行きました。

それは色んな人が、その都度、触媒となって
思わぬ化学反応を引き起こしているからだと思います。

私自身を含めて、皆さん書き込みが長い。
記事本体よりもコメント欄の文章の方が長いことが往々にしてある(苦笑)

ほっほさん、日常世界と表裏一体の、もう一つの世界の物語、
そっと扉を開けて見せてあげましょう(笑)

鬼城さん、「尾田龍馬」検索しましたが絵が出てきません。
宇和島出身の画家なのですね。
本当に、いくら本を読んでも知らないことばかり。
否、本を読むほどに自分自身が何も知らないことを思い知らされます。
返信する
ほっほさんからお便りありました (junyu5484五嶋純有)
2011-09-13 21:45:51
 先日は突然に勝手な書き込みをしてしまい、申し訳ありませんでした。早速ほっほさんから丁寧なメールを頂戴しました。NHKのオンデマンド配信があるということなので、探してみたいと思います。
 よろしければ、今後も、こちらのブログへの書き込みをさせていただきたいと思います。ぜひ私のHP(ブログ)五嶋純有の小説ブログもご覧下さい。
それでは、失礼いたします。
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