♪窓に~西日が~当たる~部屋は~~♪
今年の我が家のモミジは、黄葉後、落葉してしまった。
房総の紅葉は、いい年ではありませんでした・・・。
さてさて、
延び延びになっていた、百日紅の剪定です。
休眠期に寸胴切りし、開花を楽しんだ後は、伸長した枝がこのようになっています。
これを、(人為的に)自然風に仕立てていきます。
至るところから萌えるとても強い潅木
樹形をイメージして、頭頂部から枝を選別していきます。
副主枝(寸胴切り部)から、10本近くの伸長枝が出ていますので、そのうちから
2~3本を選抜し、他は全て枝元から抜きます。
選抜した枝の先端を枝元から、20~30cmのところで鋏をいれ、V字の互生を作ります。
峰岸さんの本では、このような表現です。
【剪定後】
丸坊主ではありません(^_^;)
来年以降、残した枝の先端から出た伸長枝の剪定を繰り返します。
故に、寸胴切りも思い切り良くやりたいところではありますが、注意点としては
太すぎる幹ですと違和感が残ることがあります。また、残す枝も細いものよりも、
ある程度前段の幹との繋がりが持てるように太めの枝を残しましょう。
そして、枝の先々に行くに従って節間を縮めると、より自然な捌きとなります。
なお、百日紅の場合には、上(縦)へ伸ばすより、横への拡がりを見せた方が
重厚感が増すことと想われます。
今年もあとわずか。
庭も木も、小ざっぱりさせて、いいお正月を迎えたいと想う今日この頃です。
整理整頓、すす払い、ガラス掃除、クリスマス準備、飾り付け、食材準備・・・。
手がまわるかな・・・