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確かにレトロ風

2006年12月08日 | カメラ

発注してから半月あまりで、ようやくPowerShot G7のソフトカバーが届きました。いかにもレトロ調のデザインは、カタログを見た時点で購入を決めていたのですが、同じ事を考える人が多いのか、どこを探しても品切れでした。



カバーの上部と底部は別体式になっていて、スナップボタンで留めるタイプです。そういえば少し前(どれくらい前じゃ)のフィルムカメラのケースは、みんなこんななっていたなぁ。



底部と本体は三脚穴を使ってネジ止めします。ネジ自体にもねじ穴が切られていますのでそのまま三脚に固定することもできます。そういえば(以下省略)



往年のフィルムカメラのケースとの最大の違いはここでしょう。液晶画面と、背面に設置されたボタンやダイヤルを操作するために、背部がばっくりと開かれています。少し前のケースはこのような切れ込みは無く、すっぽりとボディ背面を覆う形になっていました。

ここまで大きな切れ込みを作っているにもかかわらず、PCと接続するためにUSBケーブルを繋ごうとしたり、バッテリーやメモリーカードを外すためには、ネジを外して底部カバーを取り外さなければなりません。ここが、現代のデジカメに対応できるようにアレンジしたレトロ調ですが、完全には対応できていない部分です。せめてUSBケーブル接続部だけでも、カバーを外さずに使うことができたら大幅に使い勝手が向上するのですが、最も残念な部分です。

ま、こういうケースを使っていた頃のフィルムカメラは、フィルム交換の度にケースを外さなければならなかったので、これはこれで敢えて残された「レトロ調」なのかも知れません。

個人的にはこのUSBケーブル接続部の処理と、全体の質感(革の質がお世辞にもよろしくない)を考えると、70点のできと感じました。

Canon PowerShot G7 PSG7