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水を得た紫陽花

カラ梅雨とも言える水不足で、連日の猛暑が続きましたが、昨日からやっと本格的な雨が降りました。6月からの熱帯夜状態で先が思いやられますが、少し涼しくなり、ホッとしています。 境内の紫陽花も終盤を向かえていますが、今年はイマイチ見事な花を咲かしきれていない感がありました。この雨でようやく水を得たように、誇らしげに感じました。 日本海各地では、今年も大雨の心配が出ていますね。大災害にならないといい . . . 本文を読む
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応量器(おうりょうき)③

応量器には、もう一つ違った使い方があります。托鉢(たくはつ)と呼んで、各家を回ったり街中に出て、喜捨を願う時に、この応量器の一番大きな頭鉢を使うのです。 写真は、実際に左手三指で支えて、市中で喜捨を受けた様子を復元したものです。僧堂では実際にこの器で、お粥やご飯を食べるのですから、丁寧に扱います。最近は小銭を戴くことが多いので、中にふきんをしっかりと入れておきます。 一般寺院では、托鉢はほとん . . . 本文を読む
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応量器(おうりょうき)②

先日の参禅会には、息子のお友達が、S寺の行事明けにそのまま滞在し、二名ほど参加してくれました。そのうちのTさんにモデルをお願いして、僧堂飯台(そうどうはんだい)と呼ばれる、食事作法の実演をしていただきました。 肘を張って、背筋を伸ばして食べるのが特徴。頭鉢を持つ左手は、薬指・小指を除く三指で支えます。袈裟をつけて食べるのですから大変です。 Tさんは、E寺で典座寮(てんぞりょう)と呼ばれる台所の係 . . . 本文を読む
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応量器(おうりょうき)①

禅の修行道場では、食事の時に使う食器を「応量器」といいます。木製で漆が塗ってあるものです。七つほどの各大きさの器が入れ子構造になっていて、しまうと、一つの大きな茶碗大に収まります。下の敷物も紙にエナメルのようなものが塗ってあって、小さく折りたためます。 この写真は、先日の坐禅会で、紹介したときのものです。わかりにくいと思いますが、右側の大きな器を「頭鉢(ずはつ)」と呼んで、お粥やご飯を入れる器で . . . 本文を読む
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早生白(ワセジロ)

じゃがいもの品種名です。本日、近所のWさんからいただいたものです。Wさんは、研究に余念がなく、工夫して良い作物づくりに熱心です。この品種の他には「豊白(トヨジロ)」も人気種だそうで、やわらかく、色白種が好まれているようです。種だけではなく、肥料と殺菌消毒などとのバランスに日々の努力が必要だとWさん。土壌の向き不向きもあるようです。 それからもう一つ含蓄のある話をされていました。いいと思った情報は . . . 本文を読む
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参拝旅行④麦秋

麦は秋に種を蒔いて、冬、のびて来た苗踏みをして根を固め、五月に実り、六月に収穫します。つまり実りの秋が今なのです。ですから「麦秋(ばくしゅう)」はこの初夏の季語なのです。 私が子どもの頃は、自宅周辺も麦畑でいっぱいでしたが、今は見ることはありません。先日の旅行の折、関越自動車道沿いでは、美しい緑の中に混じって、茶色の麦刈りを待つばかりの畑が点在していました。まさに麦秋です。いい響きですよね。 . . . 本文を読む
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研修会

戻って参りました。お休みしていましてすみません。 写真は研修の様子です。ピンボケでずが、何せ勝手な行動はできませんので、この日記のために恐る恐る撮ったもので・・・。 70名ほどの全国から集まったお坊さんの勉強会で、4泊5日の日程でした。今回の研修内容は「説法」の技量を研鑽するもので、朝の5時から夜の9時までビッシリのスケジュール。終わったあとも自己学習のため、各自深夜まで勉強、原稿づくりに励む、 . . . 本文を読む
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作務

昨日は坐禅の日でした。毎月第1・3の日曜の朝ですので、6月二回目の坐禅です。この日記の紹介も2回目。そうです、ブログ開始2週間なのですね。何とか楽しく続けることができました。今後ともtera日記を、よろしくお願いします。 写真は、坐禅の始まる前に庭の掃除をしてくれているところです。禅ではこのような仕事のことを作務(さむ)といいます。このときに着るものが「作務衣(さむえ)」なのです。 さて、せっ . . . 本文を読む
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参拝旅行③高崎観音

ここを訪れるのは二回目ですが、改めて優雅な大きさに感動です。群馬県の底力を見る思いです。噂では、この顔のモデルは元総理大臣の中曽根康弘さんだそうな。。 横下から仰ぎ見ると曲線美が何とも美しく、小雨も避けて降っているような気高さを感じます。 胎内には階段で登れる展望窓が肩付近についていて、市内が一望できます。紹介ページは沢山ありますが、このページは、写真と音楽が素敵です。 足元の慈眼院様(高野山 . . . 本文を読む
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参拝旅行②水澤うどん

万葉亭さんのうどん昼食をたべました。水澤は三大うどんの一つと聞いたので、調べてみました。あとの二つは讃岐と稲庭ということです。他にも三大○○をまとめた表があるので苦笑してしまいました。 流石に本場のうどんとあって、こしが強いわりにしっとりとやわらかくてとても美味しかったです。 . . . 本文を読む
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参拝旅行①水澤観音

所属する市の仏教会という、宗派を超えた寺の僧侶と檀信徒の80名ほどの団体の参拝旅行が本日行われました。私のところからは、4名プラス私、計5名の参加でした。目的地は群馬県の水澤観音と高崎観音です。 写真は、うどんで有名な水澤にある観音様。正式には天台宗水澤寺(すいたくじ)という名です。あいにくの梅雨模様でしたが、傘を使わずに涼しく参詣することができました。どんよりとした梅雨空でしたが、観音様は、参詣 . . . 本文を読む
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ハナショウブ&お知らせ(6月)

毎月1日には、行事予定(結果報告)。15日には、お知らせ事項を、順次掲載して参ります。 雨の日に紫の花菖蒲の花が映えます。檀家のkさんが育てて持ってきていただいたものです。 毎日蕾が一つふたつと開いていきます。紫と白の花です。 昔から、ハナショウブとアヤメとカキツバタの区別がつかなかったのです。 調べたところ、この三つはアヤメ科で、単にショウブ(菖蒲)と呼ばれるのはサトイモ科だそうです。しか . . . 本文を読む
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蛍の光

うまく撮れませんでしたが、昨晩、近所で飛んでいたホタルです。中央の淡い光がそうです。 ここは、以前から地域の人が、ホタルの餌となるカワニナを育て、ホタルを保護してきました。数日前はたくさん飛んで、見学の人も大勢訪れたようです。昨日はあまりいませんでした。 それにしても、淡く弧を描いて飛ぶ光の筋は幻想的で優雅です。写真に撮るには技術を要します。友人の亀野さんのページのBlogの写真は新聞でも紹介さ . . . 本文を読む
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梅の収穫

梅がとれました。少し小さめですが、今年の梅は病気もつかず綺麗に収穫できました。これは梅酒用です。梅干用はもう少し熟したものがいいようです。 この季節、この梅の青さ(正式には緑か)がなんともいえず、夏の始めというか、躍動感と癒し感を感じさせてくれますよね。 境内・寺域には実のなる物がいくつかあります。代表的なのが梅と銀杏です。それから柿と栗。以前は「あけび」や「きいちご」などが山林部分によくなり . . . 本文を読む
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グリーンプラン

昨日は、境内の樹木の伐採や剪定を行いました。当寺では、有難いことに、いろいろなボランティアグループや活動クラブがあります。趣味と奉仕の集いとでもいいましょうか。昨日のチームは「TGP緑化部」といいます。TはT寺の略、GとPは「グリーン・プラン」の略で、当該宗派が掲げる環境保全・緑化推進のキャッチコピーです。 伐採は特殊な技能を要しますが、メンバーはプロ並で、もちろん私もその中の一人(笑)です。寺紋 . . . 本文を読む
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