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三冠達成!!

駒澤大学、箱根駅伝総合優勝並びに三大駅伝、三冠達成おめでとうございます。

ついにやりました。長年応援して参りましたが、悲願の達成です。今年度は、いつもの年と違い期待外れが無く、安定した戦いぶりで安心して楽しむことができました。大八木監督は今期で勇退とのこと、残念ですがお疲れさまでした。強い常勝軍団を築き上げてくれました。少なくともあと数年間は、この勢いが続くと思われます。

今年のハコネ駅伝、見どころ満載でしたね。進化した大学駅伝の醍醐味を十二分に堪能させていただきました。他大学も、広く優秀な選手が育ち、切磋琢磨して高いレベルに成長しています。伝統の中央大学、順天堂大学の復活は目覚ましいものがあります。青山学院、国学院大学も優勝争いの常連になりつつあります。中でも、駒大の綿密な準備と臨機の対応力は見事で横綱相撲といったところでした。出雲・全日本・箱根と、すべてがそのように推移した背景には、積み上げてきた実績と層の厚さがあったのだと思います。長年、駒大を応援してきましたが、今年の戦い方は、どの大会もエントリーされた選手の誰が駆けても勝てるメンバーが揃いました。

駒大の選手育成の特徴は、エースを作り上げ、その選手を筆頭にピラミッド型に裾を伸ばしていく方式です。ですから、監督・コーチはもとより、選手どうし、マスコミ、一般ファンに至るまで、現在の序列や適性についての進化の過程が読み取れ、伸びていく選手が楽しみでもあります。昨年度の佃選手、本年度の山野選手、円選手などがそうでした。反対に、思うように伸びていけなかったり、故障でつまづいてしまう選手はふるい落とされてしまう厳しい現実もあります。しかし、この厳しさに立ち向かう中で、お互いをリスペクトして、個を超えたチームとしての絆が強まり、強固なパワーが備わるものと思っています。今期の駒大の力は、三冠に向けた全選手の願いが結集した証であると思えます。

終わってみれば、1年生の山の上り下りの心配は杞憂に終わり、かえって、来期以上への明るい展望をプレゼントしてくれました。佐藤圭太選手や花尾選手が走れなかった心配以上に、安原選手、赤星選手の底力の強さが光りました。常に向上心を持って、地道に努力を積み重ねた結果だと思います。

来年のハコネは100回の記念大会。大八木監督の「男だろ!」が聞こえなくなるのは寂しいです。巷では、男女として男尊思想の差別語ではないかという批判もあるようですが、実は「お前は男だ」の裏には、女性アスリートをリスペクトしている大八木監督の檄なのです。ある時、こうも言っていました。

「お前のそのペースは、女子が命がけで出している世界記録と同じだ。けれどなぁ、男子の記録は3分以上早いんだ。お前が男なら上げられるはずだ。・・・そうだ、それでこそ男だ!」

「男だろ」の発想はここです。男だったら強く逞しく頑張る、女だったら優しくおとなしくつつましく・・・は、男尊女卑、女性蔑視発言です。でも、越えられない男女の特質はあるのです。

 日本人の平均寿命 女子 87歳       男子81歳      6歳女子優位

 マラソン世界記録 女子 2時間14分4秒   男子2゜1'9" 約13分男子優位

 マラソン日本記録 女子 2時間19分12秒 男子2゜4'56"  約15分男子優位   

 

 

コメント ( 1 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
なるほど (風月)
2023-02-27 08:39:16
箱根駅伝が倍楽しめました。

段々暖かくなります。もうすぐ春ですね。花々の写真がまた楽しみです。
お元気で。

昨日は得度かつ首座を勤めた師匠のお寺に行って来ました。
責任役員の印鑑を頂きに。とても信頼できる師匠で有難いです。
しかし、宗教法人は書類が大変ですね。
 
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